てのひらに太陽を

生涯、元気ハツラツOld Boy’s
70歳現役を目指し!
日々の気付きと思いと書き綴りたい
そんな気持ちのブログ

「米内光政」上・下 読了

2008年01月29日 23時32分07秒 | Weblog
朝起きると、水の音が聞こえてくる
雨かと思ってカーテンを開けると
雪の溶ける滴の音だった

寒い、裏庭の千両が雪の重みに耐えかねて
苦しそうな~
外に出て、氷状態になっていた雪を
落としてあげた

ヤットいつもの姿になった
ごめん、ゴメン
早く気付けばもっと楽になれたろうに

今日は、テレビをつけることもなく
「米内光政」下巻の本を開いた

読んでいるとあっという間に12時を過ぎていた
奥さんから昼ごはんの!呼ぶ声

テレビをつけると、イタリアのナポリ
ゴミの町になっている報道があった
世界の観光都市「ナポリ」がゴミの山

国がどうにかしないものかと思ったら
マフィアが絡んでいてどうしようも
出来ないらしい

映画の世界でもあるまいしと思うが、
此れが現実だそうだ

日本に生まれてよかったということか~

食事をすませ、また本の中に入る

ヤハリなかなか陸軍、右翼、マスコミ
止められない、時代が騒いでいる
狂騒、そしてそれが正義
誰も止めれない

安岡先生の年譜を見てみると
日独伊三国同盟調印の日、山本五十六次官に
「締結すべからざること並びに米・英を敵とすること
の不可を進言す。とある

日本人は「ムードに弱い」
今でもそんな感が強いと思う

そんな中で、米内海相の読書法があった
慶応義塾の小泉信三さんと交流があったそうで
小泉先生が「海軍主計大尉小泉信吉」を寄贈されての礼状

「拝啓 去る六月御恵贈被下候『海軍主計大尉小泉信吉』
 第一読は恰も飢えたるものの食を貪る様な早さで
 第二読は相当咀嚼しつつ漫々的に読了致し申候
 第三読ははじめてホントウの人間味を味わひ得る
 様な気がいたし申候」

少し難しいが、ほかのところでも

「書物はその時々で受ける感じがちがうから
 一度読んだ本を何年かして読み返すと 
 また別の味わいがある。本というものは
 繰り返し読むべきもんじゃないかね。
 僕は一冊の本が気に入れば、少なくとも
 三遍読むよ」と若い人に言っていたという

そうです、そうですと思った。

江田島のこども論語塾で「井上成美」大将の
話をしてから「井上成美」「米内光政」の本を読んだ

本を読み終えて、次はと思っていたら
井上成美大将が海軍大将の中で一流大将として
挙げられていた「山本権兵衛」という名前があったので
確か本棚にあったなと思って探したら、あった

明日はこの本を読んでみよう
なにか、自分の知らないところへ
連れて行ってもらっているような感じがする

読書、また楽し