ほーしざきの散歩道

ゆっくり歩きの散歩道、山口県を中心とした中国地方の名所旧跡巡りを紹介しています。

奥出雲 たたら文化と神社を訪ねて山散策

2008年08月27日 | 散歩道

金屋子神社

 島根県の奥出雲へN先生と一緒の山歩き、今回はまず島根県安来市の猿隠山へ向かいました。途中奥出雲町の横田を過ぎると「日刀保たたら」の標識を見て寄り道、「たたら」の操業が行われている、世界で唯一の操業所です。

日刀保たたら、鳥上木炭銑工場

猿隠山

 奥出雲町から安来市東比田に入り、猿隠山に向かいました。鳥取県との県境砺波峠の手前には地蔵尊が祀られ、その先には南無妙法蓮華教、日蓮大士の石碑が立っていました。猿隠山の山頂へは石碑の右手から登れば45分で到着、快適な山歩きをすることが出来ました。

地蔵尊

南無妙法蓮華教、日蓮大士の石碑

池から眺める金屋子神社

 猿隠山を下りて亀嵩に向かう途中に金屋子(かなやご)神社を見つけたので寄り道、この神社は1200社を数える「金屋子神社」の総本山、たたら職人をはじめ、鉄にかかわる人々の信仰を集めているそうです。

金儲神社

 金屋子神社手前、池の右手には金儲神社が祀られていました。金屋子神社と共に信仰する者はお金が儲かるとのお告げがあったので、この神社が献上されたそうです。

高尾神社

 出雲三成から南下し、高尾地区に入ると伊賀平山の向かいに高尾神社の大鳥居が見えたので参拝しました。

社日社の石碑

高尾地区から眺める伊賀平山

 本日二山目の伊賀平山です。林道を進み、楽々山頂へ・・・ところが最後に大藪が待っており、N先生のご指導の下、ヤブコギを楽しみました。

高尾太夫伝説の岩?

 伊賀平山を下りる途中、農作業をしている方に江戸時代の花魁、高尾太夫の墓について聞くと、この場所を教えて頂きました。真偽の程は不明ですが、伝説が残っているだけでも素晴らしいことです。

 

 

法師崎のやまある記の編集が終了しました

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等検境と大万木山 島根県雲南市・飯南町

2008年08月19日 | やまある記速報

大万木山の大ブナ

 島根県の山歩き、今回は雲南市の等検境と飯南町の大万木山へ。「山口県百名山」の著者N先生と「防長山野へのいざない」の著者Kさんと一緒のとても豪華な山歩きが実現しました。

 広島県旧高野町から杉戸篠原林道に入り、新生坊峠からは林道大万木線を終点まで進み、等検境の登山口を出発。途中の等検境展望台から前回登った沖の郷山とその左右に広がる大江高山火山群・三瓶山を眺めました。

等検境展望台から眺める沖の郷山

 展望台を出発し、954mピークを過ごすと等検境が現れました。等検境へは一旦鞍部まで下りて登り返すことになるので登りコースタイムと下りコースタイムはほとんど変わりません。

等検境へ向かうには一旦鞍部に下りる

 等検境の次は大万木山へ向かいました。大万木山のブナ林はとても美しく、広い登山道を何も考えずに進んでいたら、N先生が足下にクマの足跡を発見。まだ新しい足跡にびっくり、近くにクマが居るかもしれないと思うと当然歩く順番は最後尾です。

美しいブナ林

クマの足跡

 周囲に咲く美しい花を観賞、山頂手前の冷たい水に感謝、最後は広い山頂にて記念撮影、とても楽しい一日でした。

大万木山山頂

 

 

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2008年7月、山口県の夏は暑かった

2008年08月01日 | 散歩道

龍舌蘭(リュウゼツラン)

 今年は数十年に一度咲くと云われる龍舌蘭の開花情報が多く、柳井市にある国立病院機構柳井病院でも龍舌蘭の花を眺めることが出来ました。

龍舌蘭の花の拡大写真

葉肉はテキーラの材料にもなるそうです

周防大島町 飯の山から眺める瀬戸

 晴れた日に周防大島町の飯の山展望台に登ってみました。以前壊れていた展望台はすっかりと修復され、素晴らしい展望を楽しむことが出来ました。

みもすそ川公園の長州砲

 7月には下関に行く機会もあり、長州砲を眺めたり、海峡夢タワーを眺めることが出来ました。楽しみにしていた下関異人館のカフェ・オ・レは丁度定休日だったので飲むことは出来ませんでした。

海峡夢タワー

名物のカフェ・オ・レで有名な下関異人館

海岸の側で咲く百合

 最後は真夏の海水浴、澄み渡る上関の海岸です。じりじりと照りつける太陽の下、子供達の歓声が聞こえていました。

美しい上関の海岸