奈良の今朝の最低気温は13.4℃、肌寒い朝を迎え、
早めに目を覚ましました。
NHKラジヲから流れてきた今日の誕生日の花は、
『ヤマボウシ』、花言葉は「友情」
白い頭巾をかぶった比叡山延暦寺の法師の姿からだとも
白い四枚は花びらではなく総苞片で、
真ん中に黄緑色の花が密に生えています。
『山法師抹茶一服いただきて』
石脇みはる
こんなお稽古にしたいのですが、ヤマボウシの木がなく、
頂きに行けばよかったのですが、子育てママお二人は
早くお出でと、準備もあり断念しました。
今日も含め土曜から、三日続けてのお稽古、そんな訳で
同じ花ばかりになってしまいました。
今年は、本当に庭には良い花がないのです。寂しい
花入れに、昨日写真を撮った葦穂を挿してみました。
お出でになり、長板総荘でお薄を、
話が弾みました。
若い方々ですのでどんな質問が来るのかわかりません。
前日事前に基礎からと思い茶道大辞典(淡交社)を手に取り、
「長板」の項を読んでおりますと
”・・・・・長板の点前は台子の扱いに準じるため、
台子の地板をかたどったとも、天板を下したともされる。
しかしその起源はむしろ台子より古く、
「おようのあま絵巻*」では一間近い木地の長板の上に
風炉釜・水桶・天目盆が並んでいる。
おようのあま絵巻、部分サントリー美術館
茶湯棚の代用として茶湯成立以前から使われたものだった。”
急いで「*おようのあま絵巻」の項を開くと
”奈良絵本系の絵巻、二巻。 室町時代中期制作。
・・・(中略)・・・御伽草子。
茶を振る舞う場面では、木地の長板にのせられた
茶道具一式が 押入に描かれており、
草庵茶成立期の絵画資料として注目される。”と
また出てきました。「草庵」の項をめくると、
”茶室として完全に具象化されたのは利休時代の草庵風茶室
であった。・・・かくて草庵は書院に対称され、
侘び茶、侘びの小座敷(小間)の代名詞になった。
ただし「おようのあま絵巻」に見られるように、
遁世者の草庵の茶湯が書院茶と並行して存在し、
それが茶湯の主流になって行ったとする考えも近年
提起されている。”と
歴史を学ぶのも良いことですね。
知らないことばかり、一緒に勉強させていただきました。
早めに目を覚ましました。
NHKラジヲから流れてきた今日の誕生日の花は、
『ヤマボウシ』、花言葉は「友情」
白い頭巾をかぶった比叡山延暦寺の法師の姿からだとも
白い四枚は花びらではなく総苞片で、
真ん中に黄緑色の花が密に生えています。
『山法師抹茶一服いただきて』
石脇みはる
こんなお稽古にしたいのですが、ヤマボウシの木がなく、
頂きに行けばよかったのですが、子育てママお二人は
早くお出でと、準備もあり断念しました。
今日も含め土曜から、三日続けてのお稽古、そんな訳で
同じ花ばかりになってしまいました。
今年は、本当に庭には良い花がないのです。寂しい
花入れに、昨日写真を撮った葦穂を挿してみました。
お出でになり、長板総荘でお薄を、
話が弾みました。
若い方々ですのでどんな質問が来るのかわかりません。
前日事前に基礎からと思い茶道大辞典(淡交社)を手に取り、
「長板」の項を読んでおりますと
”・・・・・長板の点前は台子の扱いに準じるため、
台子の地板をかたどったとも、天板を下したともされる。
しかしその起源はむしろ台子より古く、
「おようのあま絵巻*」では一間近い木地の長板の上に
風炉釜・水桶・天目盆が並んでいる。
おようのあま絵巻、部分サントリー美術館
茶湯棚の代用として茶湯成立以前から使われたものだった。”
急いで「*おようのあま絵巻」の項を開くと
”奈良絵本系の絵巻、二巻。 室町時代中期制作。
・・・(中略)・・・御伽草子。
茶を振る舞う場面では、木地の長板にのせられた
茶道具一式が 押入に描かれており、
草庵茶成立期の絵画資料として注目される。”と
また出てきました。「草庵」の項をめくると、
”茶室として完全に具象化されたのは利休時代の草庵風茶室
であった。・・・かくて草庵は書院に対称され、
侘び茶、侘びの小座敷(小間)の代名詞になった。
ただし「おようのあま絵巻」に見られるように、
遁世者の草庵の茶湯が書院茶と並行して存在し、
それが茶湯の主流になって行ったとする考えも近年
提起されている。”と
歴史を学ぶのも良いことですね。
知らないことばかり、一緒に勉強させていただきました。
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