気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

高校生の茶道への認知度は

2018-02-19 19:02:26 | 日記
今朝も-1.3℃と氷点下の朝、雲を通して陽射しもありますが
弱く、ピークを過ぎた寒さとはいえ、春が待ち遠しいもの。

奈良の春は東大寺のお水取り・修二会が終わらないと来ないと
されておりますが、行事としてはすでに始まっております。
昨日18日は二月堂での「油はかり」、修二会本行中3月1日から
15日朝まで使用される灯明油(菜種油)の納入に、堂司・
森本公穣(清凉院住職)さんが立ち会われ、そして明日20日から
戒壇院別火坊にて試別火、惣別火と二月堂での本行になります。
今年の厳しい寒さが気になりますが・・・。

さてこの土日、二日続けての自宅稽古、お雛様に見守られながら
の稽古は「大炉」、床の花は、西王母椿に満天星躑躅の花芽を
 
菓子は土曜日は「下萌え」を

一人の高校生は昼まで授業があり、下校途中に寄ってくれました
習い始め、痛くならない正座の仕方を教えた所、学校でみんなに
やり方を教授したことなど、色々と話しているらしいのですが、
この土曜日の話、学校で急いで帰ろうとすると、同級生から
”どこ行くの”、「これからお茶習いにいくの」と言うと、
”お茶飲むだけやのに、面白いの”と返ってきたのだそうです。
茶道って敷居が高いのか、知らな過ぎるのか?、
これからの若い人たちへの啓蒙にもなりますから、気を引き締め
間違ったことを伝えないようにしなければなりませんね。

始めての大炉、逆勝手で少し戸惑いも見られましたが、
こちらの注意点を一言一言聞き洩らさないように・・・、
稽古終わりに、「大炉での後炭手前」の準備をと、

炉中の灰仕切りの雪輪瓦の向こうに、輪胴、丸毬打、割毬打、
丸管炭、割管炭、枝炭三本を組むようすを、興味津々な顔で
見つめておりました。
後炭手前が出来られるようになるのは何時になるのでしょう。

でも来年度から入試のためお稽古がお休みに・・・あと何回?
足りない時間ですが、お茶の深さを味わってくださいね。

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