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京都でチェロとピアノのデュオの夜を

2017-10-13 13:40:20 | 音楽
神無月の一夜をチェロとピアノのデュオを鑑賞するため、
今にも降りだしそうな京都コンサートホールへ、

3Fのアンサンブルホールムラタは、いつもと雰囲気が
スタッフが多いのです。理由はNHK BSプレミアム
月曜~金曜 午前5時~5時55分「クラシック倶楽部」の
収録があるからで、放送は未定だそうです。
以前の放送時間はもう一時間遅く朝の時計代わりだった
番組でしたのに

マキシミリアン・ホルヌング&河村尚子デュオリサイタル
Maximilian Hornung (Cello) &
     Hisako Kawamura (Piano) Duo Recital
ピアノの河村尚子さんの演奏に興味が、
8月6日のNHK Eテレ クラシック音楽館に登場されており、
6月24日のパーヴォ・ヤルヴィ指揮N響第1862回 定期公演
Aプログラム サン=サーンスのピアノ協奏曲の
躍動感あふれる演奏をTVで鑑賞していたからです。
もちろん、19歳にしてドイツ音楽コンクール優勝の
ドイツ期待の若きチェリスト、ホルヌング観たさも。
このお二人2016年10月に英ロンドン・ウィグモアホールに
デビューを飾られており、いままさに『旬』のデュオで、
みずみずしいエネルギーが導く躍動する音の世界で、
次の時代をつくるデュオとのふれこみはいかに・・・
ツアー予定は
10月9日の山形・白鷹町文化交流センターAYu:m(あゆーむ)
10月11日の東京・紀尾井ホールを終え、昨日の京都で3回
入りは7分?でプログラムは
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 op.38
 低音から始まる主題が館内全体に響き渡り、引き込まれ
 ピアノとの掛け合いもあり、カノン、メヌエットと
 最後のフーガで駆け抜ける終曲に
シューマン:民謡風の5つの小品集 op.102
 広い音域と力強さが全面に、ピアノの飛び跳ねる指先に
 チェロも答え、子守唄、牧歌風、情熱的に終曲に
マーラー(ホルヌング編):さすらう若者の歌 
 悲しみや寂しさ、苦しさからまどろむ葬送風に進み
 「巨人」の第3楽章とおなじ?で終曲へ
・・・・・休憩(15分)・・・・・
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 op.99
 自然に歌うチェロと細やかなピアノのマッチングが最高
 始めてここぞとばかりチェロの高音域が歌い、トロモロと
 ピッチカートも効果的でロンドで終曲に

拍手!!!掛け声も掛ります。
お互いのハグでたたえ合っておられました。

アンコールは、
クライスラー/愛の悲しみ
 定番の曲ですが、独特の情感を味わえました。
ヴィルヘルム・キルマイヤー/Caprice de Figaro
  Wilhelm Killmayerドイツの作曲家で90歳の誕生日一日
 前の8月20日亡くなり、葬送で選曲されております。
このお二人、音楽への深い洞察と共感で響き合い、
緊迫したセッションをありがとうございました。
今後も期待大なお二人ですね。

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