気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

18’長月中旬から今日までの玄関のしつらえ

2018-10-08 19:26:09 | しつらえ
今日から二十四節気の第17「寒露」、晩夏から初秋にかけて
野草に宿る冷たい露のことでなのですが、朝から良いお天気、
祝日の「体育の日」を迎えました。

でも朝から薬師寺で天武忌のご奉仕に伺っておりました。

帰ってTVから今春訪れた「名古屋ボストン美術館」が今日8日で
閉館となるため、朝から大勢の方々が訪れられている映像が。
場所的には良いのに、残念なこと。

長月中旬からの玄関のしつらえも、今日までになりました。
この春に名古屋の美術館巡りをしたことが思いだされます。
10/6  
       平安時代12世紀 徳川美術館

色紙は徳川美術館で求めており、
源氏物語絵巻四十三の内「宿木三絵」部分になります。

秋の夕暮れ、久方ぶりに身重の中君のもとを訪れた匂君は、
中君の心を粉らわせようと端近に座し琵琶を弾き聞かせます。
『秋果つる野辺の毛色も篠薄 ほのめく風はつけてこそみれ』
            続きがあり『わが身一つの』
訳「秋の終わりは 野辺の景色の篠薄に吹く 仄かな風によって
        知られます。自分一人の秋ではありませんが」
中君が離れていく二人の心を歌に詠む場面ですね。


    三省堂 辞書ウェブ編集部による ことばの壺より

なお今年も虫籠には、孫の作の蟷螂
有馬籠」さんの竹細工の鈴虫が仲良く、鳴くのかも。

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