気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

アメンボ(水馬)の番い

2016-07-25 07:13:13 | 散策
さる住宅地の公園の中を流れている人工川の淀みで、
照りつける太陽に負けずにと浮かんでいる
アメンボ(水黽、水馬、飴坊、飴棒)を見つけました。

一匹だけかと思えば、

『水馬かさなり合うて浮かびけり』
             愚句
雌雄のアメンボが上下に重なり合っており、
それでも水面上に浮かぶことができるんですね。
アメンボは3対の脚先だけを水面につけ、
写真でもその部分だけが光り凹んでいませんか。
これは脚先は繊毛に覆われ、油様の液も分泌しています。
これで水を撥く表面張力が強くなります。
さらにアメンボの重さは0.02gと軽く
凹んだ水面が元に戻ろうとする力で浮いていることが出来、
その力は、雌が雄を背に乗せられるぐらい強いんですね。

単独のアメンボとペアーのアメンボが円を描きました。
ハート状?に見えませんか。


その後、二つのペアーが出来、
”よくやったなー”とでいっているのでしょうか。

もっと近づくと、カメラから逃げていきました。
みずすましひょんひょんはねて別れけり
   大須賀乙字

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