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特別企画展『仏教の箱』大和文華館へ

2016-02-10 16:26:15 | 大和文華館
今年になり大和文華館に伺っておらず、急に思い立って
お邪魔すると、いつもとは違い、多くの車が、
なんとラッキーなことに、今日は”梅の無料招待デー”です。
入り口
特別企画展『仏教の箱』ー荘厳された東アジアの容れものー
展示品は62品目からで、
HPでは、こんな説明文から始まります。
『特別なものや貴重なもの、永く残しておきたいものなどは、
 どのような箱にしまうでしょうか。・・・・
 箱は物を入れて保管する機能を持つと同時に、
 箱そのものを美しく飾ることによって、
 中のものの大切さや貴重性、・・・
 思い入れの深さを表現する手段にもなったといえます。』
入り口には三つの展示品が出迎えて頂き、
石造四面仏:唐中期を表します。
 北方は弥勒如来、東法に釈迦・多宝如来
 南方は定光如来、西方に阿弥陀如来さまが

五つの分野で展示分けされており、
1.舎利を納める
2.仏像を納める
金銅板仏:唐末期
 鴟尾がついた厨子の一部 大日如来と30尊

金銅如意輪観音像:唐末期
 左右3手で、ふくよかなお顔が

石造二仏並座像:北魏
 法華経の見宝塔品から
 多宝如来は右手をだし、釈迦如来を招く。


3.経巻・経冊を納める
もちろん国宝の一字蓮台法華経もありますが、
大方広仏華厳経:高麗後期、前田家伝来を


4.仏具としての容器
銅板地螺鈿花鳥文説相箱(重文):平安時代
オウムが螺鈿で、羽がきれいですね。
   
羅漢図:高麗、衣がやわらかい

堆黒屈輪大盆:元、60cm大で最大とされる
 屈輪紋が大盆全体に、迫力が

5.付:さまざまな箱

『箱』を通して、
仏の教えそのものによる人々の様々な祈りも籠められおり、
篤い信仰心と当時の美意識が感じ取れますね。
また香合や盆なども展示されており、時代による変遷も伺え、
うっとりさせていただきました。

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