気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

蝸牛(カタツムリ)で「でんでんむし」の唄を

2016-06-15 12:55:07 | 日記
雨上がりの帰宅時、
駐車場のコンクリートに『蝸牛(カタツムリ)』が、
余りの可愛さに、見つめていると
人の影に気付いたのか、動きを止めます。
いたずらっ子のように、暫し佇むと、
警戒しながらニ対の触角を出したりひっこめたり、

やがて、安心したのかゆっくりと前へ動きだしました。

この動きはコンクリートの上を動いているのではなく、
セメントに含まれる石灰の炭酸カルシウムや塩分を
摂っており、それは12000本の歯から成る
おろしがねのような歯舌で削り取う動きになり、
種類は、マイマイ類のクチベニマイマイになります。
 
この様子は、なんともユーモラスですよね。
”でんでんむしむしかたつむり おまえのめだまは
  どこにある つのだせやりだせ めだまだせ”
自然に口ずさみながら、家のドアを開けており、
のんびりとした気持ちにさせてくれました。
蝸牛や どこかに人の 話し声
           中村草田男
蝸牛には、昔は子供が一番の天敵?でしたが、
最近あまり見かけなくなり(子供もですが・・)、
絶滅危惧種:レッドブックに載っているそうで、
一番の原因は、外来種
そして、除草剤やナメクジ駆逐剤も影響をあたえており、
私も、ナメクジは薬を使用しないで、
割り箸を手に持ち替え、駆除しなければいけませんね。

『白露や 角に目を持つ かたつぶり』
             嵐雪
こんな風景が戻ってきてほしいものです。

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