大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

第3回熊野古道トレイルランニングレース(はまちゃん)

2016-01-18 17:22:54 | 熊野古道トレイルラン二ングレース
書こうと思っていて新年こしていた。あけおめです。4年の濱田です。


§1 レース前


1-1 大会基本情報

2015/11/29
第3回熊野古道トレイルランニングレース
ロング:51.2K、累積標高約3000m
制限時間:10時間


1-2 出場のきっかけ


トレイルランニングの本をみて大会を知り、HPをみて、Spiritual Journey っていうコンセプトと、HPの地元の人に暖かく見守られている雰囲気がすごくよく、また世界遺産熊野古道に実際に自分が行ってみたかったのがあり出場。よくトレイルに最近いっている白馬の人達を誘ったり、メーリス流したらトレイル初参加のりいちゃんやぬまりえも参加とのことで、ワイワイしつつも動きやすい人数で行くことになった。

1-3 前日

名古屋から車。途中松坂で降りて松坂牛堪能。
到着後は、鏑木さんの説明聞いたり、鬼ヶ城行ったり。
夜は温泉入った後、さんま寿司食べつつたくさん日本酒を飲んだ。



§2 ギア・持ち物


2-1 服装

・ファイントラックスキンメッシュ
・房総丘陵の参加者Tシャツ
・上野の安い店で買った、ナイキの女性もののアームウォーマー
・ナイキのハーフパンツ
・ロングタイツ
・軍手
・injinjiの5本指トレランソックス(愛用)
・トレランシューズ ブルックスのPURE GRIT4
・バックパック(2Lハイドレーションつき)
・ヘッドライト
・iphone


・色々調べたが、当日雨の心配がほぼ皆無だったのと、気温があまり低くならなそうだったので、11月末の冬のトレイルの感じの防寒はスタート直前にやめた。結果論としてはすごくちょうどよかった。今回がちょうどよかっただけなのであんまり山なめちゃいけないとは思っているけど、、、

・ファイントラックのスキンメッシュは絶賛されてるので買ってみた。いつもよりは汗乾きやすかった、気もする。同条件じゃないので何とも言えない部分も多い。

・シューズは、菅平でノースフェイスの ウルトラトレイル NF01402は殉死したので、戸隠からブルックスのPURE GRIT4というのを使ってる。前回のと同様軽量でありながら、前回のよりはソールがしっかりしていて、岩場とかでも足が痛くない印象なので気に入っている。あとデザインが好き。

・アームウォーマーは汗ふくのにも使えるし、気軽にとって体温調節できるから冬いいな、と感じている。

・軍手は暑いので基本してない。いいやつとか買っても自分はどうせなくす気がするから気が進まない(笑)

・最初の30分~1時間のみ暗さがあるのでライトを使用。アイフォンはハンドライトとして、と写真撮影用。


2-2 補給食・飲料

・アクエリアス1.9L
・ザバスピットインエネルギージェル(ウメ×3、ピーチ×1、栄養ドリンク風味×1)
・塩飴たくさん
・塩熱タブレットたくさん
・羊羹×2
・ウィダーインゼリー×1


・広瀬さんリスペクトでサラミを持っていく予定だったが、前日の飲みでみんなで食べすぎてほとんど残らなかったし、食べるのにちょうどいい容器が持参できなかったため断念。でも走ってて食べたくなったし、次出るレースこそは持っていく予定。

・ジェルはだいたいいつもこれ。コンパクトで持ち運び安くキャップができ、高カロリーなので。だいたい10Kごとに1つくらいのイメージでトレイルの時、15 Kに1つくらいのイメージでフルの時とかは持つことが多い。

・水分は大目にみて4L欲しいからハイドレーション2Lとさらにポカリ300ミリペットボトル×2 欲しいなと思っていたが、夏よりはさすがに少なくて済むだろう、ということで1.9Lをハイドレーションに入れるだけ、として後は補給することとした。。
結局A3 布引の滝エイド(36.5K)で約1L水を補給したら最後水をほんの少し残すくらいでちょうどいい感じだった。途中エイドの時に飲んだのも併せるとちょうど3Lくらい飲んだ感じ。一般的な人よりは大目だが、汗かきなので仕方ない。

・塩飴、塩熱タブレットは攣り対策。飴はなめているほうが元気が出るのもある。

・羊羹は初めて持って行った。エイドで食べた。よくも悪くもない感じ(笑) 

・ウィダーはなんとなくもっていったがどこで食べたかは忘れた。でも持って行ってよかった。



2-3 その他


・エアーサロンパス
・芍薬乾草蕩×4

脚の攣り対策として必需品になりつつある2つ。今回は序盤から攣りがひどく。エアサロが手放せなかった、、、
まあでも、おかげで一族山の上りの最中に動けないような攣りはなかったし、最後の5キロくらいはほとんど脚の疲れもなく走れたからよいのだけども。




§3 レース

※時間はエイドで自分が撮影した写真をもとにした、だいたいのタイム。





3-1 START~A2赤木城エイド(10.5K)

参考時間 6:00~7:06 (6:17/km)
(参考:千枚田登りきったところ6:31、発表日の出時刻6:41)

暗い中4人に見送られスタート。
直前にスタート位置より前で鏑木さんと写真撮影したりしてたこともあってトレイルにしては珍しく結構前からスタート。



スタート直後のロード区間は、電灯は少ないもののまわりの人もいるので、ライトつけなくても走れそうではあったが、暗い中のレースは初めてだし最初しかライトは使わないのでライトをつけて走った。

トレイル区間に入っての最初はライトが本格的に必要な感じの暗さ。でも比較的登りやすい箇所なので集団で同じペースで登っていく感じ。
スタートから25分すぎくらいでライトがいらないほど明るくなってくる。
その頃に鏑木さんにぬかされた。めちゃくちゃ速いようには見えないのに、颯爽と登りで抜かされた。今度下りで抜かされてみたいなーと思った。トップ選手のえげつない下りを見れる機会はあまりないので。

その後は雲がたちこめて神秘的な雰囲気の棚田を背にしながら階段をのぼる。度々振り返って写真とっていた。
その後はめちゃくちゃ気持ちいいダウンヒルだった。
すごくいい気分で赤木城エイドへ。


3-2 A1 赤木城エイド(10.5K)~A2 小川口エイド(25.5K)

参考時間 7:08~9:00 (6:28/km)
(参考:ツエノ峠頂上8:12)

赤木城エイドのお茶粥はすごくおいしかったー
今までの大会で一番いい気分でエイドを後に。

標高200メートルの赤木城跡エイドからツエノ峰山塊の最高地点704メートルまでの約500メートルを約7キロかけて登ります。
キホン、だらだら登っている林道が多い区間。

このあたりは、元気なので登り走るか迷う。走ったり歩いたりを繰り返しつつ前にいる人と少し話しながら併走したり、抜かしたり抜かされたり、って感じ。

その後はツエノ峰頂上、雲海\(^o^)/
スタートから2時間以内にいければきれい、と言われていたのだが、まだちゃんときれいでよかった!



でも実際は頂上わかりにくくてきれいだなーと思って写真撮ってたら後からそこが頂上だったと知った感じ。

この後は約3キロのダウンヒル!

昔よりは下りは上手くはなってきるのもありとても気持ちよく下れた。特に、自分の前を走る人が自分より若干下りが上手い人だったので、その人と5mくらいの間隔を保ちつつ下るのがすごい下りやすかった。
その人の足元を見ることで、自然と目線が上がり、近くの足元をみすぎないようになる程度の間隔をあけて下っていくのが自分的にはとても走りやすく好きです(伝われ!)

しかしこのあたりから若干足が攣り気味に。いつもより若干早いのが萎える。適度にストレッチをしつつ、適度にエアサロかけつつがんばるけど、あんまよくない感じ。

名物ごろごろした石の河原を走る区間は足があまり良くなく、なんとかエイドに着くもののいつもより疲労が速い?というか眠い?という感じのパッとしない感じに。昨日日本酒飲んでないで早く寝ればよかったか(笑)
何とかA2 小川口エイド(25.5K)に到着。


3-3 A2 小川口エイド(25.5K)~A3 布引の滝エイド(36.5K)


参考時間 9:01~11:31 (13:38/km)

エイドについて味噌汁をたべ次へ。熱かったので少し残しエイドを後に。

直後階段を上るのだが、足も攣ってるしなんか色々無理、って感じだったので、階段あがってすぐの展望台でエイド後すぐなのにゆっくり休憩することにした。羊羹食べたり、念入りにエアサロしたりということで少し回復。

でもやっぱこの日は無理な感じだったので30Kで真剣にやめようか悩んだ。30K平地なのに走るのつらかった、、、
足がつって眠くて女子選手にも何人か抜かれておわってた。途中のバス停で座って休んで、地域の高齢者の気持ちになったりしてた。
でも30K過ぎて一族山登り始めてから登りきつすぎてみんな走れないので、そこでみんなと一緒に登ってたら元気でてきた。同じスピードで登るけども自分のほうが余裕少しありそうで元気でた。

川で盛大に転んだ。川嫌いじゃないけど、得意ではない。無理に水につからないように小さな石を大股で飛び越えていこうとすると逆によくない。一番無難なのは、川すごく苦手なふりをして近くのランナーについていくことな気がする。
女子のトップ選手にそれをやられた。転んでる自分を横目にうまく川渡り切って加速していった、、、


3-4 A3 布引の滝エイド(36.5K)~A4 矢ノ川小エイド(43.2K)

参考時間 11:36~13:03 (12:59/km)

A3 布引の滝エイド(36.5K)でハイドレーションに水追加。何故かスポドリがなかったのだけが今大会の欠点。

エイドのめはり寿司おいしかった。眠めなのでレッドブルもいただいた。
エイドから少し下ったところのチェックポイントの滝で写真撮影するのがこの大会の特徴。
そういうちょっとした工夫も楽しい。

はじめのロードののぼりでおじさんと仲良くなった。奥三河パワートレイルの話をされていて、楽しそうだったので10年以内くらいに行きたいなと思った。

途中道迷ってお兄さんと仲良くなった。圧倒的登り苦手下り得意トレイルお兄さんだったのでしばらく追いついたり離されたり繰り返してた。一緒に迷ってたら後ろも4人位追いついてみんなで迷ってコース探し\(^o^)/
みんなで探して楽しかったけどなんとか見つかってよかった。自分の中では過去一番迷ったかも。これもトレイルの醍醐味。

下りで攣りがひどかった区間では立ち止まってストレッチをする。
圧倒的登り苦手下り得意トレイルお兄さんたちには離されてしまったが、エイドにつくあたりでは脚も回復し、元気にエイドに到着!


3-5 A4 矢ノ川小エイド(43.2K)~GOAL(51.2K)

参考時間 13:04~14:05:58 (7:45/km)


ここからはかなり元気な感じ。レッドブルも効いてきたのもあるだろう。エイドも比較的すぐ出てった。
登りもきつくなく、すたすた歩ける、といった感じ。



行きに見た棚田を見ながら、最後の下りから平地は結構走れた。
普通のおじさんと競るふりしてロングスパートかけたりして楽しかった。

最後50mくらいで、圧倒的登り苦手下り得意トレイルお兄さんを視界にとらえられたがさすがに残り距離が短すぎてぬかせずゴール。

最後の方すごく元気だったので、レースの記憶が見事美化されてのゴールとなった。

最終結果:8:05:58(9:29/km)


§4 レース後

地元の地鶏のラーメンが無料で食べれるのがよい。〆のラーメン。
温泉。やはりこれがあるから最高。
帰りは名古屋。広瀬さんとたこさんと合流して名古屋飯。
おいしすぎた。2人の先輩に圧倒的感謝\(^o^)/



§5 まとめ(今後のための備忘録)

アクセス
遠いけど行く価値はある。名古屋まで新幹線、名古屋から車、帰りは名古屋から夜行バス、は正解だった気がする。


コース
ショートのコースはふかふかのダウンヒルの楽しさが味わえて、初トレイルで自分がこれ走ったら絶対トレランはまるだろうな、と思った(笑)
ロングはえげつなさと走りやすさと色々あって多様性があるコースでよい。


色々比較(忍野はロングは走ってないので一部のみ)

・行きやすさ
忍野≧菅平>戸隠>>>熊野

・近くの観光
戸隠≧熊野≧忍野>菅平

・えげつない登りある度
菅平≧熊野>戸隠

・コース上の楽しみポイント
熊野>戸隠>菅平

・気持ちいいくだりある度
熊野≧戸隠≧菅平

・エイドの充実度
熊野>戸隠≧菅平


まとめのまとめ
レース前日は日本酒飲まずにすぐ寝た方がいいけど、熊野古道はレッドブルがあるからなんとかなる。気持ちいいくだりとえげつない登りとおいしいエイドがある素晴らしい大会でした。また行きたい!

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