大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

熊野古道トレイルラン二ングレース2015 (リイ)

2015-12-04 20:23:50 | 熊野古道トレイルラン二ングレース
様々なレベルのランナーが楽しめるようにコース設定されたこの大会で、初トレイル大会の私は(鏑木さん曰く)超easy部門の10km(累積標高約550m 制限時間2時間30分)に参加しました。
※鏑木 毅氏 
40歳にてプロトレイルランナーへ転身。2009年世界最高峰のウルトラトレイルレース「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(通称UTMB、3カ国周回、走距離166km)」にて世界3位。また、同年、全米最高峰のトレイルレース「ウエスタンステイツ100マイルズ」で準優勝、44歳となる現在も6月にアメリカで行われたBighorn 100で優勝するなど、世界レベルのトレイルランニングレースで常に上位入賞を果たしている。   熊野古道トレイルランニングレースHPより引用  



―前日―
前乗りしていた私は早朝の名古屋でみんなと合流。ここからはレンタカーで熊野を目指します。公共交通の便が乏しいため鏑木さんは「東京から最も遠い場所」であると。余談ですが車で寄り道しなければ3時間半ほどですが電車では6~8時間かかるみたいです。
お昼は松阪で1500円の牛丼を食べ、前日説明会へ。内容は鏑木さんによるトレイル制覇のコツや熊野古道語り部友の会の方からコースの見どころなど。10kmは完走は余裕のコースだから楽しむならむしろ歩いた方がいいかも、という冗談を聞いてやっぱり30kmにすればよかったかも...とちょっと思った。抽選会もあり、運良く当たり薄いネックウォーマーもどきを貰いました。
その後国立公園の鬼ヶ城ではしゃいで、夜は宿でお刺身、とり鍋、天ぷらなど豪勢な夕飯をいただきました。その後温泉に入りコンパ。買い出しで熊野特産品であるめはり寿司とサンマ寿司をつまみに日本酒。五人で(ぬまりえはソフドリ)300mlはあっという間になくなり、四合瓶を追加。美味しくて飲みやすく、これも飲み切りました。

―当日―
翌朝6時スタートの50km組を見送り、二度寝してから9時スタート。朝食にはおにぎり一個とチョコパイみたいなお菓子と前日説明会でもらったレッドブルを飲む。真っ暗な時間にスタートしたガチ勢とは雰囲気が打って変わって、ゆるっとスタート。ネックウォーマーしてみましたが熱くなってすぐリストバンドにしました。

最初はロードで2キロくらい走ったような。2/10kmは大きい...山はどこ...などとごーはらさんに愚痴りながら念願の山へ。ごーはらさんとは最後のスパートで引き離されるまではほとんど前後で一緒に走りました。
私は3週間前に初めて高尾練に参加しており、全くの初めてではないことで気持ちに余裕が持てました。
少し走ったところで夏(30kmエントリー忘れ)がお見送り。今回は応援です(フラグ)。
ちょいちょい脇道があって合っているのか不安になる時もありましたが100mごとに目印があり間違えはしませんでした。ゆるやかな登りを走り4kmくらいで開けた道にでて、急坂になったかと思えば先には階段。それ自体は辛いけど体力的には勿論まだまだ!登り切るとやっぱり絶景。これがあるから登るのも楽しいですね。美しい千枚棚田に感動していると後ろから夏が!この人、ジーパン・スニーカーで走ってる...と驚きながら、ごーはらさんと写真を撮ってもらう。一山登ってしまえば後はもうほぼ下り。スピード出しても足への負担が少ない安心感があって楽しい。私はトレランシューズで走りましたがグリップ力があるせいかロードだと底の硬さが伝わって嫌な感じがしました。ランニングシューズで走っていたごーはらさんはロードになると加速してました。走力の問題かもしれないけど。ずっと楽しいまま、あっという間に終わりました。タイムは1時間16分59秒。
10kmのゴールは30・50kmコースにはエイドになっており、私たちはゴールした後にそこでみかん・バナナ・茶粥・レッドブルを頂きました。ラインナップは素朴だけれどとても美味しかったです。私たちの少し後にゴールした夏もエイドを堪能。ぬまりえのゴールも見届け、全然元気だったのでバスを待つ間そばの赤木城跡で木登りした。

その後は女子三人でトロッコ電車に乗り今年の3月にオープンしたばかりの湯ノ口温泉へ。トロッコ電車は狭くてうるさくてトンネルは暗くてちょっと怖かったけど面白かった。温泉は宿とはまた違っていて満喫しました。男性陣とも合流し、帰路へ。途中牡蠣を食べるため寄り道したがかき揚げしかなく、結局マンボウの唐揚げを食べました。お肉みたいに弾力があって美味しかったです。名古屋で車を返し、とーやまさんひろせさんと合流し打ち上げ。この一食で名古屋めしをかなり堪能しました。

―まとめ―
初トレイルはとても楽しめました。必携品だったので携帯食と500mlの飲み物を持っていたけれど使いませんでした。初めてで自信ない人のトレイルデビューには良いと思います。特産品や観光面でもとても楽しめたので旅全体が充実していました。色々と手配してくださった方々のおかげですね。ありがとうございました。次トレイル出るなら30kmくらい走りたいです。

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