大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

100キロチャレンジマラソン秋田(uesugi)

2015-09-30 01:00:39 | 100キロチャレンジマラソン秋田
100キロチャレンジマラソン秋田 2015/9/27


5km 22:22
10km 23:36 (45:58)
15km 22:53
20km 22:44 (1:31:35)
25km 22:31
30km 22:53 (2:16:59)
35km 22:25
40km 25:33 (3:04:57)
45km 23:13
50km 24:00(休憩2:35) (3:52:10)
55km 22:07
60km 23:03 (4:37:20)
65km 23:26
70km 22:41 (5:23:27)
75km 30:29
80km 1:14:56 (7:08:52)
85km 24:05
90km 23:32 (7:56:29)
91km 4:44
92km 5:38
93km 6:24
94km 5:14
95km ×××
96km 10:52
97km 8:24
98km 6:32
99km 6:05
finish 4:53?
合計8:55:15?(@5:21/km)



毎年恒例の秋田、今年でもう4回目の大会録投稿になります。
3年前のこの大会の帰りの新幹線で、大会録をつくろうという話になったのも、もう懐かしいですねぇ…。

去年までのコピペのような大会録は流石にもう誰にも需要が無い気がするので、今回はいつもと違う感じで書いてみます(・∀・)


【~わんこそば激闘篇~】
今年は、参加者全員で盛岡の地に降り立ち、ゆるふわわんこそば組と冷麺ガチ勢に分かれてお昼ご飯へと向かいました。
冷麺の激しい闘いは僕は見ていないので、他の方に大会録で語ってもらうとして(噂では、○べみきや○ーりーが冷麺5杯平らげたとか何とか…)、ゆるふわとわんこそばを食べに行き、見事返り討ちにあった男達の闘いを記していこうと思います( ^∀^)

挑戦者は、KO、SSP、すっさん、たぬき、アカマッツ、Tかい、はせくん、たがみー、僕の9人。
我らがキャプテン、A☆O☆君は美味しそうな天ざるそばを食べながら観戦です。

早速、そばを掻き込み始め…る前に、そぼろやなめこ大根おろし、胡麻に刻み海苔など薬味が運ばれてくる。なぜか、マグロの刺身とか、どう見ても薬味に見えないものも運ばれてきていたが。
わんこそばを食べる流れは、9人が4人と5人のグループに分かれて、各グループごとに15杯単位でおかわりをしていく形式。僕は、5人の方のグループだったので、だいたい3杯食べると少しおかわり待ちの休憩という感じ。
1杯食べ終わって、杯を掲げると順番に次の1杯を入れてくれます。
食べ終わった杯は、テーブルの中央に各々分積み重ねられていって、15杯で1山になり、次の1杯からまた新しい山が積まれていきます。ちなみに、15杯でだいたいもり蕎麦1人前とのこと。

いよいよ食事スタート。先ずは、昨年155杯を食べ、今年のtotoでも圧倒的優勝候補のすっさんが順調なペースで杯を重ねていく。一方、アカマッツは苦戦気味。
「ど~ん、どん」「じゃ~ん、じゃん」「まだまだ~」といった掛け声の中、和気藹々といった雰囲気の中食事は進み、30~40杯くらいまでは、みんな楽しそうに食べる。
隣のグループを見ると、KO氏も凄まじい勢いで杯を重ねており、記録に期待が持てる様子。

が、50杯を過ぎたあたりから、空気が一転、「これ、キツくね…?」「昨年108杯食べた○べみきヤバイ」といったムードに…。昨年の経験者のすっさんとたぬきも、去年より苦戦している。
給仕さんに、一般の客が平均どれくらい食べるのか聞いてみたところ、「50~60杯程度」とのこと。実際○べみきヤバイじゃん…。

特に頑張る気のなかった僕は、周りに流されて食べ過ぎて辛くなるのを避けるために、75杯で止めることを早々に決意。横でアカマッツも60杯で止めようかなと考えている。
一方、SSP、すっさん、Tかいは、やや辛そうな様子を見せながらも、まだまだ食べる様子。
ここで、ふと隣のグループに目をやると、

さっきまで勢いよく食べていたKO氏が悶えていましたw

完全に手が止まり、顔はうつろで、さながらコンパで潰れた人のような表情である。
これには、食事を終え静かに観戦していたA☆O☆君も、カメラを片手にニヤニヤを止められない模様。

そのなこんなで、僕は75杯に達したので、終了。
そして、観戦側に回った瞬間、なぜか、テーブルに給仕さんが増える。
一人の給仕さんがすっさん、アカマッツ、Tかいを担当し、新たに来たもう一人の給仕さんがSSP専属という謎の配置に。この給仕さんが強者だった。
SSPの真後ろに構え、常におかわりを顔の横に待機させ、「ドーン!ドン!」「ジャーン♪ジャン♪」「まだまだ~☆」と凄まじい勢いでSSPの杯にそばを注ぐ。あっという間に100杯を超えそれでも止まならなく、終いには、SSPの髪にまでそばが注がれる勢い。
これぞわんこそばといった感じで、これを見るだけで盛岡まで来た甲斐あったなぁという光景だった。


なんやかんやで、1時間ちょっとのわんこそばの激闘も終了。
結局、たんたんと食べ続けたすっさんが、今年も最多の134杯。
もはや、おわんはテーブルに乗り切っていませんでした。

わんこそばは楽しいけど食べ続けると味に飽きてしまうので、観戦しながら普通に食事するのが最善かな、というのが正直な感想でした(笑)

~fin~



…ここまで、わんこそば篇で書き過ぎてしまったので、前夜祭でお話したクリスタルランナーの方のお話とレース後の宿で再開した話や、最終日の青森観光の話を書くのは諦めて、自分のレースの話をして終えることにします(´・ω・`)

これらの話は、このあとの大会録で、誰かが面白おかしく書いてくれるのを待ちましょう!
では、口調を変えて、レース篇です。


【レース篇】
食事は昨年とほぼ同じ、宿も同じなので、起床から会場までの移動もほぼ昨年同様の流れ。
ただ、夜明け前の気温が今年の方が高く、秋田のスタート前で初めて寒さを感じない。

いつも通り、ちゃっかりクリスタルランナーゾーンに並びに行こうとしたら、今年は最前列が目標7~8時間ゾーンに変わっていたので、正々堂々並ぶ。
別行動できていたMつんさんとここで合流し、喋りながらスタートを待った。

今年は、スタート後は速めに飛び出し、5~6番手につけて3kmくらいまで進む。自分の順位を数えながら、徐々にペースを落ち着かせ、5km23分を切るくらいのペースで進んでいくことに。10km地点は17番手くらいで通過した。
18.85kmのエイドでSSPの応援を受けたりしながら、ちょっとずつ順位を上げていきつつ30kmあたりまでは何事もなく順調に到達。

30km過ぎから36.9kmのエイドまではかなり辛くなった区間。ペースは落ちていないものの、例年はここで辛くなることはないので、ちょっと不安に。けれど、36.9kmのエイドでトイレに行き、味噌汁を飲み、小休憩をして、峠を登ったらまあまあ復活。下りは一気に駆け下りた。
このあたりで、順位は入賞圏内に。
中間エイドでSSPに再び応援を受け、元気をもらう…といっても、2分ちょっとしか滞在しなかったので、会話は少しだけ\(^o^)/
コリノリモからの差し入れのスペシャルドリンクを少しいただき、エネルギーゼリーを片手に持ったまま、中間点を出発。


しばらく前後に誰も見えない中、孤独に進むが、例年辛くなり始める60km手前でも今年は余裕を持って快調に走れた。
ペースを抑えてるつもりでも、ラップがいい感じなので、精神的にも辛くない。さらに、前にランナーが見え始めて気分が上がり、70km通過時のラップを見たときは、サブ8に留まらず、サークル記録もいけるんじゃないかと考えて始める。

しかし、これは完全なフラグだった。

72.6kmのエイドを出発した瞬間に、前触れ無く突然吐き気に襲われる。
4~5回吐いて、何も出なくなったところで、エイドのおばちゃんがたが声をかけてくださったので、熱いお茶をもらい、エイド奥のシートで少し休む。
気分は優れなかったけど、10位のランナーが来て入賞圏内から落ちそうだったし、までベストも狙える時間だったので、走り始める。が、どんどん辛くなりながら何とか次のエイドへ。

エイドについてすぐ、気持ち悪いことを伝えたら、顔が真っ青だと言われ奥のシートへ連れて行かれ、寝かせられた。物凄い空腹でエネルギーを欲しているけど、吐き気が止まらなくてどうしようもない状態なので、寝るしかない。
毛布にくるまりながら、もうタイムも順位も狙ない状態でモチベーションもないし、そもそも気分悪くなった原因も思い当たる節がないので、無理をしないほうが良いのでは、と思ってリタイアを申し出るか考えて始めてしまう。
が、まだまだ時間はあるのに、ここで止めてクリスタルランナーになるのを1年先延ばしにするのは勿体無さすぎる気がしたので、リタイアはせずに、回復するまで大人しく休むことに。
とりあえず、Mつんさんあたりのホノマラー来るのを待った。

50分くらい休み、かなり吐き気も収まってきたところで、Mつんさんが登場。
やっぱり、知り合いの顔を見て会話もすると、元気が出てくるもので、走り始める気分になった。
追いついたら並走しましょうという旨を伝え、食事をとって追いかけ始める。
足はまだまだ元気だったので、1kmくらいで一気に追いついた。

Mつんさんがサブ9を諦めかけていたので、サブ9しましょうと、会話をしながら並走していると、もうだめだと言っていたMつんさんも復活。
相乗効果でお互い気分が上がって、一気に単調な田んぼ道を抜けて90km地点まで到達した。
ハイペースのせいか、また吐き気が復活しそうな気配が漂っていたので、快調な様子のMつんさんには先に行ってもらいペースを落として、最後は慎重に行くことに。
女性トップのランナーが丁度前にいたので、少し会話したりしながら気分を保つ。

そんなこんなで、無事に鷹ノ巣まで帰ってきて、ゴール。
終盤は、完全にMつんさんのおかげで進めた感じ。

今回は、100kmは何が起こるかわからない、ということを痛感したレースだった。
実際、突然の吐き気の原因は何だったのか未だに不明・・・。


ゴール後は、風呂に入ったら、またまた気分が悪くなったので、しばし救護室で休む。
そしたら、一部のホノマラーのゴールを見逃してしまった(><)

そのあとは回復したので、皆でホノマラーのゴールを待った。
今年も、制限時間ギリギリでの明暗が分かれた結果となってしまったが、正直なところ、これも100kmの魅力の一つではあると思っている。
誰もが完走できる訳じゃないからこそ、頑張りが報われるし、達成感や感動も大きい。逆に、悔しさもバネになるし、ドラマも生まれるのかなー、と。
そんな感じで、今年の秋田も終了。



以上、最後は偉そうなことを言ってるけれど、まぁ、自分と一緒にこの先も100kmに出てくれるホノマラーが増えて欲しいだけです( ̄▽ ̄)
今年で、クリスタルランナーを目指す気持ちはさらに強くなったので、来年もたくさんのホノマラーと秋田に出れることを楽しみにしています!
ということで、秋田よ、また来年(へωへ)