大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

第29回浦佐温泉山岳耐久マラソン(あお)

2015-09-07 12:30:48 | 浦佐温泉耐久山岳マラソン
二年の青です。
最近大会録に書かれるのがウルトラの大会ばかりで、大会録のハードルが上がっているような気がするので、ハーフとかフルでも、そして特にいい記録を出した訳でもなくても、大会録どんどん書いて下さいね、ということで、ハーフの大会について書きたいと思います。


〈1日目〉
渋谷でレンタカーを借りた後、渋滞に巻き込まれたりしながら5時間ほどかけてまずは浦佐周辺にある八色運動公園へ。

地元の子供たちに紛れ込んでトランポリンで遊んだり、運動会の大玉送りみたいなボールを蹴ったり転がしたり、のんびりしたり、皆思い思いに時間を過ごした。
2時間弱遊んだ後は、宿に移動して翌日の受付をしたり、買い出しに行きつつ浦佐駅の方まで歩いたり…

夕食後のコンパは自己紹介に始まり、自分はT川さんとかとホノマラが以前と変わったところ、全く変わっていないところについて話したりしていた傍ら、翌日に初の直接対決を控えたA木さんとはっしーが壮絶な駆け引きを繰り広げていた。10時過ぎにいらっしゃったTbTさん、というよりTbTさんと某2女のやり取りが強烈過ぎて、合宿のランキングを再集計してほしいなと改めて思った。

今まで話でしか聞いたことのなかった先輩方に初めて会えたり、街とか駅とか大会の雰囲気とかを感じたりして、翌日のレースに憂鬱になりつつも、ついに浦佐に来れたんだなと思った。
すっかり眠気が覚めてしまっていたけれど、11時過ぎにはコンパをお開きにして、就寝。


〈2日目〉
スタートまで
スタートは8時半だったので、5時半前に起床、そのまま朝食。ここでもまだ駆け引きは続いていた笑
スタート地点と宿が50mも離れておらず、朝食からスタートまで以外と暇だったので、ストレッチしたり、過去のホノマラーのラップを再確認したりしながらだらだら過ごして、10分ちょっと前にスタートラインへ。Mつんさん、(へωへ)さん、R野さん、S原さん、TbTさんは最前列、自分はT丸さんと3~4列目、Nしさん、Sきさん、はっしーがそのすぐ後ろに並んでいた。A木さんも、「浦佐はグロスだから」と言って最前列に並んだ。
スタートを待っていたら、隣に並んでいた方に話しかけられ、しばらく話した。12歳の頃から70歳を過ぎた今までずっと走っていて、浦佐にも25回出ているというすごい方だった!初めての浦佐は苦しんできてほしい、と言われた。(ゴール後その方にもう一度会うことができて、思ったより速かったので来年は2周に挑戦してほしいという言葉をいただきました。)


ラップは以下
4:11
4:23
5:16
5:20
5:46(0~5km24:57)
5:50
5:35
4:43
4:31
4:12(5~10km24:51)
4:29
4:56
5:46
5:27
4:28(10~15km25:06)
4:17
4:05
4:05
4:00
4:13(15~20km20:41)
4:48

計1:40:23(ゴールタイムに数秒のずれあり、@4:45/km)


ホノマラーの過去の記録とかを見つつ、今年は涼しそうだったので、目標を100分切りに設定、下りはキロ4前後、登りはキロ6を超えずに平均5:15/kmくらいで登れればいいかな、という感じでスタート。

10mくらい前に2周の(へωへ)さん、A木さんを見つつ走っていると、1km手前で後ろからT丸さん、Sきさん、N野さん、はっしーに追いつかれ、Sきさん以外はそのまま前に出ていった。1週間前にフルのベストを抜かれ、しかも大会では初の直接対決だったので一方的な対抗心を持っていたが、見えなくならない位置でレースを進めつつ、後半で勝負しようと思っていたので、ここでは見送った。

2km過ぎから本格的な登りが始まる。7km過ぎの頂上まで、A木さんとT丸さんを数十m先に見つつ、途中でT川さんに抜かれたり、はっしーと抜いたり抜かれたりを3回くらい繰り返しながら登った。
途中で脇道に通されて下らされたり、いちいち「青の洞門(笑)」とか「魔の三十三曲がり」とかいう表示があったりしてなんか腹が立ったりしたが、フォームを意識して走っていたら、周りに人がいたこと、距離が短かったこと、途中で傾斜が緩くなる場所があったこともあったかもしれないが、7月末に潰れて歩いた峠走よりも傾斜はゆるく感じたし、絶望もしなかった。(ラップは落ちてたけど)

登り終わると、12km手前まで下りが続く。できればキロ4切りたいなと思っていたけれど、転倒と次の登りが怖くてスピードを出せなかった。平地にしても遅いペース…
8km過ぎ?くらいでT丸さんを抜いたが、10km過ぎ?くらいで再びはっしーに抜かれた。速くて付いて行けなかった。下りきったところでN野さんに会った。A木さんは登りきった辺りから見えなくなってしまっていたので、もう追い付けないかな、と思った。

下りきると、二つ目の登りへ。この登りは一つ目より短くて、平地や下りも多かったので、一つ目よりも楽に感じた。この途中でトイレに行ってて時間をロスした、という(へωへ)さんが後ろから来たので少し話してから見送り、その直後にはっしーに追いつき、少し話してから抜いた。

15kmくらいで登りが終わると、19km過ぎまで、一つ目より長くて急な下りがひたすら続く。やはりスピードが出せなかったので、後ろから抜かれないか、何度も振り返りつつ走っていたが、前後にホノマラーが一人も見えず、残り時間から100分切りも無理そうだったので、やる気を失った。ラストの平地で、(へωへ)さんとすれ違い、「ラスト上げろ」と言われた(ゴールしてから分かったが、A木さんと1分差くらいまで詰まっていたらしい)が、大して上げられず、そのままゴール。 ホノマラは7人が入賞、29歳以下女子の表彰台独占を含む4人が表彰台という素晴らしい結果に終わった。


レース後
全員のゴールと表彰式を見届けてから、観光組と直帰組に分かれ、自分は観光組と一緒に10人ほどでロックハート城へ。案の定雨の中だった上に所謂「がっかりスポット」で、何が良かったかと言われると答えられないが、とりあえず賑やかな雰囲気で楽しい観光でした\(^o^)/


〈まとめ〉
小さい大会ならではの他のランナーとの交流だったり、名前を調べて応援してくれるような地元の方々の雰囲気だったり、素晴らしい大会でした。ちゃんとした言葉にはできないけど、毎年ここに戻ってきたい、と思うような気持ちが少し分かったような気がする。

ホノマラにいるうちに一度は入賞というものを経験してみたい気もするので、何周になるかは分からないけれど、また来年もここに来たいと思う。取りまとめをやって下さったMつんさんをはじめ、皆さんありがとうございました。

レースとしては、全体的なスピードだったり、途中で気持ちを切らしてしまったりする辺りはまだまだかなという感じではあるが、沖縄で潰れ、峠走で潰れたことによる登りへの苦手意識を少しは克服できた点、去年の11月にはとてつもなく長く感じたハーフの距離を長いと感じなくなった点は成長かなと思うので、とりあえず良かった。

今シーズンは今後も秋田、下関と楽しみかつ大事な大会が続くので、とりあえずこれから2か月間、目標を達成できるように引き続き頑張っていきたい。