ちょボラ日記

ほんのちょっぴりだけど、ボランティアに携わったことを綴っていきます。

ボランティアあれこれ

2009-06-22 12:22:36 | ボランティアあれこれ

ボランティア活動もさまざまです。
その中で経験したことをもとにして感じたことを書いていきたいと思います。

まず第1回目は(第2回目があるの?って感じですね

~施設ボランティア編~

施設ボランティアとして行っていたのは、障がいのある方のサポート、託児などで、いずれも相手がある活動です。

施設ではときどき、洗濯物を畳んだり、草取りをしてほしいというボランティア活動はありますが、そちらの方はしたことがありません。

さて、いままでわたしが行った施設の中で、“ボランティア担当者”というひとがいたことはほとんどありませんでした。

大体において、約束の時間に行って、そこらへんにいる職員さんにどちらへ行けばいいか聞いたり、何をすればいいか尋ねて言われたことをするといった感じでしょうか。

職員さんも忙しいので、いちいちボランティアさんに関わっていられないでしょうし、そもそも職員さんの手を煩わせてしまうことは、仕事の妨げをしてしまうことになるのでお手伝いをする意味がなくなってしまいます。

ですが、正直施設ボランティアに行ったときに、職員さんが忙しそうにしていて、あいさつもなく、何しにきたの?という感じでみられてしまったことが過去にはあり、そういうときはなぜそんな雰囲気なのにボランティア募集をかけたんだろう?と疑問に思うことがありました。

ずいぶん前のわたしの失敗談です。家でたくさんのすももがとれたので、施設に持って行ったことがありました。ですが、それは利用者さんにとってはよくないことでした。なぜなら、糖尿病を患ったりして、食事制限をされているひともいたからです。施設に何かを持っていくという行為は、慎むべきだとそのときに思いました。

施設でボランティアをしていると、利用者さん同志、利用者さんと職員さん、職員さん同士の人間関係がいろいろとみえてくるときがあります。そして利用者さんの思い、職員さんの思い、やり方など、それに戸惑うこともありました。こういうときのボランティアのフォローはまったくもってどこにもないのです。

 

≪施設でボランティアをする際に注意すること≫

・施設ではいつも笑顔で、あいさつをきちんと。

・指示された以外のことをする場合は、その施設の方針があるので、職員さんに確認許可をとること。

・利用者さんに対する守秘義務。

・自己満足、自己主張型のボランティアにならないようにする。よかれと思ってすることが、案外と利用者さんと職員さんに迷惑をかけていることもあるのです。

・体調が悪い時に無理してボランティアはしない。利用者さんにうつしてしまったら大変なことです!

 

長くボランティアさんが携わってくれている施設は、ボランティアさんにとっても居心地のよい場となっているかもしれません。

とにかく施設ボランティアは、施設との協力関係というか、やり方に従わなければならないので、自由度が高いわけではありませんが、言われたことをやる中で最大限に喜んでもらえるように工夫して活動する場であり、直接利用者とコミュニケーションをとることができるという点でとても楽しい活動であるといえるかもしれません。


講座に参加してPart3

2009-06-21 16:20:42 | 講座・勉強会

6月18日(木)のことです。

学校ボランティアコーディネーター(愛称:スクボラ)講座(全4回)最終日でした。

最終日とあって、スクボラの具体的な処遇や役割などについての説明があり、それを聞いたのちに4回の講座を受けてスタッフになるのか、それともボランティアスタッフになるのかを決めるということでした。

スタッフの役割としては、学校へ出向いて具体的に用件を聞きとって調整をしていくことになります。

そのためにも、学校への訪問を月10回程度、さらに初年度ということもあり、綿密な打ち合わせが必要ということで、週1回スタッフ会議の予定のようです。

もちろんスタッフは社協臨時職員としての活動となるということでした。

また、ボランティアスタッフというのがあり、

この活動にはスタッフのサポート、

さらに福祉実践教室でのボランティアの講義や、

高齢者疑似体験の指導などをするようです。

こちらは当然のことながらボランティアですので、無償となります。

現在、学校側からスクボラの要請は4校といったところで、内容もさまざまでした。

講座後半からは、希望する立場に分かれてのグループでの話し合いになり、スタッフは早速今月から始まるスクボラを希望している学校に誰が行くかを決めていました。

スタッフボランティアは、ひとりひとり感想とどのようなお手伝いができるかを話し合いました。

わたしは、結局はスクボラスタッフボランティアを希望しました。

介護しながら、スタッフになるほどの活動することは難しいこと。

コーディネータになるほどの技量もなければ、知識もなし。

そして何よりも、まずはやはり自分の住んでいる地域を考えていきたい。

そういう理由で。。。

 

全講座を受講して、スクボラの活動内容というより、このコーディネート業務。正直非常に難しく感じました。

わたしは基本的に地域と学校を結ぶということを考えていましたが、それはあくまでも最終的なものであるという話で、まずは学校側の求めることを聞いた上で地域をいうもの広げて考えていくというものでした。

“地域”とは、わたしとしては、中学校区という単位での考えでしたが、場合によっては市内全域もありうるということもということでした。確かに求めるボランティアが地域にいなければ、そのように募集をかけていかなくてはならないだろうということで、ある意味納得。

さらに社協のKさんが、先生が求めていることをさらに深めていくことが必要だと言われ、確かにそうすることで内容の濃いものができると思いましたが、はたしてそこまでの技量が伴うかどうか…(わたしのことですが)

ですが、コーディネーター業務として入る時、一番なのはやはり“信頼”。

いったいどうやって信頼を得るのか?いまのところわたしにはこれが一番難しく感じました。

地区によって特徴が違うのですが、その中で何もわからないのに適切なコーディネートができるのかどうか…。信頼してもらえるのかどうか。

とりあえず社協の職員という肩書で、信頼を得られるかもしれませんが…。

とにかく、地道な根気のいる活動だと思うのです。

市内で展開している“ふれあいサロン”事業(高齢者の生きがい活動の場づくり)をみていて、職員の方が自治区に本当に何度も何度も足を運んでいる姿に感心していましたが、まさしくコーディネーター業務もそのような努力が必要だということになるかと。

でも、今回の講座を受けて、少しこれをやったらいいのではないかと思われることができたので、今度地域でちょっと一度試してみたい気がしています。

 

最後に…この講座で、何もなければ知り合うことができなかった人たちと出会えたことは、とてもよかったかと思います。

高校でボランティアコーディネートをしているひと、子育て中のひと、介護が終わった人…

そして、大学生の人が講座に熱心に参加していたことも、非常に感心しました。

大学生のひとにしたら、まわりが年配のひとばかりの中で違和感を感じていたかもしれないけれども、意見をいったり、上手にとりまとめてくれたり、と結構助かりました。

若い人や、住んでいる地域、背景や環境が違う人たちと意見を交わしていくことで、考え得るものが多かった講座でした。

今後も、スクボラの研修には参加してもよいということだったので、時間が許せば参加させてもらって少しでも吸収出来たらと思います。


環境美化活動&図書整理

2009-06-20 20:05:49 | 保見ボランティアコクリコ

きょうは、3人でゴミ拾いに出かけました。

今回も先回と同様、さらにゴミが少なかったような…

実は気になる個所はまだできていないのですが、とりあえずいつもやっている場所にゴミが少ないというのはうれしいものです。

それに、今回も“御苦労さま”と声をかけてくださる年配者の方がいてくださったこと…とてもありがたく思いました。

こうやって声をかけてくださることで、エネルギーをもらえるようです。

ゴミ拾いの途中、Mさんから教えていただいたヒルザキツキミソウ(別名?昼咲き夕顔)を見つけました。

たぶんあっているかと…

かわいらしい花です。

 

交流館に戻り、今度はふたりで図書整理をしました。

もっと早く終わることができるかなと思いきや、以外にも時間がかかってしまいました

もとの場所に返却されていない本が結構あったからというのもひとつの理由です。

それと、図書利用者がいないとき、もしくは少ない時にできるといいのでしょうが、そうでないと、やっぱりそれなりに気を使ったりして、申し訳ないなぁと感じてしまいます。

ですが、図書の整理をしている様子をみて、子ども連れのお母さんが、きちんともとの場所に戻して、と子どもに声をかけるきっかけにはなっている気もしました。


いったいどこへ?

2009-06-10 20:38:42 | 保見ボランティアコクリコ

気になる千羽鶴の行方

 

広島に届けられた千羽鶴はいったいどうなるのでしょう?

焼却、永久保存など選択はさまざまです。

しかし、中にはこんな活動をしているグループがあります。

 

祈る平和から創る平和へ

 

千羽鶴未来プロジェクト

 

千羽鶴未来プロジェクトは、千羽鶴の再生を通して

世界の子どもたちと平和について学びます。

 

千羽鶴を再生して作られたノートやボールペンを、海外の戦災復興地などの子どもたちに配布しています。しかし、運搬など多くの費用がかかるため支援を募っています。

 

 コクリコとしてもこの活動に賛同し、ただ単に千羽鶴を送ることで終わるのではなく、平和であるために具体的に何ができるのかを考え、実行していきたいと思います。

 

リサイクルしたノートとペンとしおりです。


千羽鶴 2009

2009-06-07 21:21:13 | 平和

平和への願いを込めて千羽鶴を折りませんか?

そうです。

千羽鶴を折りながら、平和を願う気持ちと

平和であるためには、

いったい自分自身として、どんな行動ができるのか?

そんなことを考えてもらうきっかけにしてもらおう

ということで、今年も企画しました。

ただいま、豊田市福祉センター内(連協)ボランティアルームと

保見交流館に千羽鶴BOXを置いてもらってます

 7月17日(金)まで

出来上がった千羽鶴は、広島に届けます


休憩…

2009-06-07 21:14:32 | 保見ボランティアコクリコ

ゴミ拾いが終わり、図書整理が終わり…

保見交流館の中庭で、ちょっと休憩のティータイム。

時折吹いてくる風がとても心地よいです。

きょうは、すりおろしりんごが入った生クリーム風味ケーキです。

お茶とケーキを食べながらしばし歓談。ホッとするひとときです。

いつもお手伝いしてくれるS木さんからおいしそうなジャムの差し入れをいただきましたので、次回はチーズケーキにでも挑戦してみようと思います


6月7日

2009-06-07 21:05:34 | 保見ボランティアコクリコ

とっても

きょうは4人で一緒にゴミ拾いをしました。

先回の活動から2週間以上日にちがたっているわりにはゴミの量は少なかったです。

どなたかが気にして拾ってくださっているのか、はたまたゴミを捨てる人がいなくなってきたのか、どちらにせよ嬉しいことです

用水路に落ちているゴミに手をのばして拾ってみました。

こういうところは結構たまりやすいですね。


考える…

2009-06-05 20:31:14 | 講座・勉強会

ボランティアをしていると、いろいろ考えることもあります。

ですが、まとまらないことも。

先々回の学校ボランティアコーディネーター講座で、

「市民活動」「奉仕活動」「ボランティア」の違いについて考えました。

市民活動は、社会の課題や問題を解決するために、使命感を持って組織になっての活動。

奉仕活動は、半強制的、半義務的行う活動。

まったくの見返りがなく献身的にする活動。(とても尊い感じ)

そのふたつの意味があると思います。

そしてボランティアは、個が自発的に行う活動。

どれも共通するのは、やはり利他。ひとのため、社会のためですね。

そこで自分の存在価値を見出すこともあるわけです。

自己実現なんぞと難しいことばを使うこともありますが、わたしは使いません。

わかりにくいですから…。いえ、わかってないから使えない

奉仕活動に関しては、なんとなく上下関係を感じてしまいます。

奉仕(service)という字が、奉り仕える、といった、どうしても偉い人の下で働くような意味あいを強く感じさせるせいかもしれませんが。

でも、ボランティアをするときは、する側される側の立ち位置をいろいろ考えます。

わたしがするボランティアの多くの場合は、多くの場合ですよ、大体同じ位置に立つようにしています。

要するにする側される側で、やらせていただく…そういう気持ちというよりは、お互い様という感じ。

あんまり謙虚な人間ではないってことかもしれません

ただ、気持ちがあまり離れないようにしていたいというか、壁は作りたくないと思っています。

仕事になればサービスを提供していく必要もあるので顧客として割り切ってきちんとしたサポートをしていく必要があるのでしょうけど。。。

ということで、きょうはここまで。

なんか中途半端失礼しました。