ちょボラ日記

ほんのちょっぴりだけど、ボランティアに携わったことを綴っていきます。

人懐こい子どもたち

2012-06-26 20:53:40 | 福祉実践教室お手伝い

久しぶりに福祉実践教室のお手伝いをしてきました。

行ってきたのは外国籍の子どもたちもいる小学校。

わたしと名前が一文字違いで歳も結構近いYさんが講師です。

車イス体験は、雨が降らなければ屋外コースの予定だったのですが、雨が降ってきたので屋内に。

まずは講師であるYさんの話と子どもたちからの質問。

Yさんの話は本当にわかりやすくて、丁寧に子どもたちに応えていきます。

一方介助者としての視点として質問を子どもから受けても、ぽわぁ~んとしているわたしはうまく答えられず自滅…

 

気持ちを切り替えて車イス体験です。

段差にスラローム、手洗い…。

ゆっくりと、とても慎重に車イス操作をしてく子どもたち。

初めての体験ということで最初は危なっかしく感じたものの、素直に物事を吸収していこうとしてくれたせいか、最後の方は安心してみていることができました。

車イス体験をしたときの感想もいろいろでたり、合間の休憩にもしゃべりかけてくれてきたり、と人懐こく可愛らしい子どもたち。

わずか2時間という短い時間ではあったものの、とても楽しいひとときとなりました。

 

 

それにしても、福祉実践教室で講師をするYさんの話は、一緒にさせてもらうたびにひとつまたひとつと心に刻む言葉が入っています。やはり深みのある人生を送ってきているせいでしょうか。

慣れたころが危ない

コミュニケーションを大切に

特別な存在ではないということ

わたし自身は、これからも日々精進です。


福祉…どうやって伝えるか

2009-09-10 15:14:47 | 福祉実践教室お手伝い

福祉実践教室ということで、中学校に出かけて行きました。

福祉実践教室というのは、障がいについて理解してもらい、福祉の心を養う機会づくりのために学校からの依頼があると、社会福祉協議会が講師などの調整をして行っています。
内容としては、
手話、点字、盲導犬、ガイドヘルプ、車いす体験、高齢者疑似体験などがあります。

今回は高齢者疑似体験の見学というか、お手伝いということで参加してきました。

対象は中学3年生。
時間は1時間。
講座を依頼した先生方は何を伝えたいのでしょう。
子どもたちはさまざまな体験を通して何を感じたでしょう。
何を伝えることができたのでしょう。
伝えることのむずかしさを感じた時間でした。

それでも、今回の体験がいまこのときに役に立つといえるかどうかわかりませんが、いつか何かのときにふと思い出し、この経験が生きたものとして役立ってくれるとよいなと思います。


バリアフリー体験

2009-03-02 19:32:56 | 福祉実践教室お手伝い

でも、風が。。。

きょうはコクリコの活動ではなく、個人的なことで、自立生活センターユートピア若宮の会さんからの依頼で小学生のバリアフリー体験のお手伝いに出かけて行きました。

内容としては、ぺディストリアンで車いすとアイマスク体験なのですが、わたしが関わったのは車いすの方です。

車いす操作については、福祉実践教室のときとは趣旨が違うため、あくまで見守り安全確保という点でのサポートでした。っが、やってしまいましたよ、小学生。

時折あることなんですが、車いすに乗りながら指定されたコースを回るのですが、大体前で車いすを押している子に追いついてしまい、その子の足(アキレス腱あたり)にフットレスト(足を支える場所)が当たってしまい怪我をさせてしまうのです。

何度も前を注意してとはいうものの、なかなか聞き入れてもらえず、怪我をして初めてことの重大さに気づいてショックを受けて慎重になる…そんな具合ですできれば、きちんと事前学習をする時間があればいいのですが、今回はそうでもないので、ちょっと複雑な気分でのお手伝いとなりました。

さて、今回はノンステップバスの乗降体験もありました。

実は、ノンステップバスを利用したことは、わたしは一度しかないので、今回はじっくりと見させていただきました。

 

運転手さんが、ちゃんとスロープを用意してくれるのですが、バスのタイプによってはいろいろあるそうです。

車体が斜めに傾くので、スロープの角度もそれなりにゆるい傾斜になります。ただ運転手さんいわく、平らな道路ばかりではないので、それなりに考えないとスロープがうまく合わないときもあるそうな。

 

中はひとりシートふたつ分あげて、1台分の車いすが乗せれます。そして、シートをあげたところ(要するにシートの底ですな)にちょうど押しボタンが設置されていました。

バスの運転手さんが、子どもたちに車いす乗降の仕方を教えていましたが、さすが手際がよかったです。特にちゃんとあのあげたシート横にピタッと車いすをくっつけるのは結構大変。でも、ちゃんとやらないとベルトで固定できないし、そこは運転手さんなれた手つきでやってみえました。

このノンステップバスですが、車いすは2台しか乗せることができません。ですので、運転手さんにもし3台車いすの人が乗ろうとする場合どうなりますか?と尋ねたら、安全確保の問題があり、お断りをするとのことでした。(運転手さんも断るのは辛いことでしょう)ちなみにこれはベビーカーでも同じようです。ただ折り畳んで乗る場合は別みたいですが。

子どもたちにもある意味多少でも良い体験になったかと思いますが、わたしもよい体験となりました。

そういえば、今回のことを取材にきていたテレビ局があり、夕方放送していましたが、社協のUさんとKさん、バッチリうつってましたたぶん当の本人方は知らないでしょうが


車いす体験

2007-07-03 16:39:48 | 福祉実践教室お手伝い

ときどき コクリコの活動とは関係はないのですが、きょうは福祉実践教室のお手伝いということで、H中学校へ行ってきました。

福祉実践教室とは…児童・生徒に講義や体験を通して障がいを理解してもらい、福祉の心を養う機会づくりを目的として実践教室開催しています。(豊田市社会福祉協議会websiteより抜粋)

わたしは、いつもユートピア若宮さんに声をかけていただいて、車いす体験のお手伝いに行くことができるのですが、今回は子どもが卒業した母校ということもあり、ちょっとどんな体験になるかウキウキした気持ちでした。

っが、それはもろくも崩れ去りました

ユートピア若宮のYさんが、車いす操作についての説明を中学3年生になる生徒さんに手際よくしたあと、生徒さんたちに何かわからないことはありませんか?と質問したのですがシーン。まっ、聞くのが恥ずかしいのかな?と思いつつ、さっそく車いす体験へ。

さっきの話は聞いてなかったのかい?と思われるような車いすの扱い…。

元気なことはいいけれど、これは遊び道具じゃないんだよぉ。と思いつつ、中には一生懸命やっている子もいて、それがちょっと救いだったけど、だれも見てない場所では気づかれないと思って、車いすの扱いも適当になってるな、というのが予想できる状態でしたハア~

車いす体験が終わったら終わったで、Yさんがまたまた何かわからなかったこと、質問などありますか?と生徒さんたちに聞いたところ、またまたシーン。おいおいさっきの車いす体験では、めちゃくちゃ元気だったじゃん!あの元気はいったどこへ

体験するのもいいけど、これじゃ、理解にまで行かない!って正直思えました。

せっかくYさんが貴重な時間を使って、少しでも障がいのある人たちについて考えるきっかけになってほしいという気持ちを、もう少しくんでもらってもいいのではないかと思っていたら、だんだん悲しくなってきました。

車いすを扱う技術というより、相手のことを想像して思いやる力がまずは必要だと思います。

どうか今回の体験が無駄にならないようにしてほしい…そんなふうに願ってしまいます。

といろいろなことをブツブツ言っていたら、社会福祉協議会のNさんに、おばさんみたいなこと言うねぇって言われてしまいましたと怒っても、確かにわたしはおばさんでした失礼しました