ちょボラ日記

ほんのちょっぴりだけど、ボランティアに携わったことを綴っていきます。

講座に参加して ~Part2~

2009-06-04 18:20:02 | 講座・勉強会

忘れないうちに、講座の内容を書きとめておきます。

今回は、“ボランティアコーディネーター”について学びました。

先回と同じくグループワーク。社協職員のKさんから、次のようなお題が出されました。

 小学生に高齢者疑似体験(体のいたるところに装具をつけて体験)をしてもらう際に

A)どんな体験をさせるのか?

B)何を学ばせたいのか?

ということで、話し合いが始まりました。

A)どんな体験をさせるのか?

教室の中を歩く、平均台の上を歩く、階段の昇降、文字を読む、音楽をかけてみる…etc

B)何を学ばせたいのか

不自由さ、文字の見にくさ、聞こえにくさ、階段での昇降の大変さを知ってもらう…

という、いろいろな意見が出されました。

★社協Kさんからアドバイス

みんなは、体験させる内容を一生懸命考えているけど、

まずは何を学ばせたい、学んでほしいのかを考えることでやることが決まってくる

的なことを言っていました。

結局わたしたちのグループとしてのまとめはこうなりました。

B)何を学ばせたいのか?

・不自由さのある中からの気づき(相手を理解して必要なことがわかる)

・お年寄りとのコミュニケーションの取り方を知ってもらう…声掛け(体験からの行動化

A)どんな体験をさせるのか?

普段日常で自分自身が行動することと、高齢者疑似体験という特殊な体験を重ね合わせることで、より身近に問題を考えることができるだろうということで…

起きる→トイレ→食事→歯磨き、段差などをひとつの教室の中でセッティングして体験してもらう。

そんな感じになりました。

★社協Kさんから

Kさんが、小学校へ福祉体験講座の講師として出かけたときのこと。

4つの障がい(身体、視覚、聴覚、触覚)のうちひとつだけ、自分がこの障がいになると困るのではないかと思うのは何ですか?そんな問いかけをしたのだそうです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

その質問から、こんな展開へ。

「みえる障がい」と「みえない障がい」

「みえる障がい」→身体、視覚…わかりやすいので、助けやすい

「みえない障がい」→聴覚、触覚(内部障がい)…わからないので、助けにくい

お年寄りになるとすべての障がいの症状がでてくるけれども、中でも耳が聴こえにくくなると、孤独感に陥りやすい…どうしたらいい?

といった感じで。。。

わたしとしても、そういうことはわかっていても、そんな風に話を展開していくことは全然考えもしませんでした。

次に、

コーディネーターに必要なことは?

というテーマでした。

ひとの話を聞く(傾聴)、ニーズ、ネットワーク、つなぐ、行動力、情報収集、共有、情報発信、思いやり、知識、ボランティア、自分を知る…さまざまな意見が各グループからだされました。

★社協Kさんからはこんな意見が。

知識(ネットワークづくり)‐‐‐‐‐技術(実践)

価値観(自己覚知)

ネットワークは、すべてを把握してつながるということではなく、ひとりのひとからその次のひとを紹介してもらう…そんな形で芋づるのようにひとがつながっていくことでネットワークを作ることができる。

コーディネーターとして必要なことで出た意見をもとにして次回から以下の5つを取り上げ勉強することになりました。

・企画力

・聴く力(話す力)

・ネットワーク(社会資源)

・学校のニーズを知る

・ボランティアについて

 

私自身、今回勉強をしてみて思ったことは、やっぱり気づくってこと。

それと、まずは方法ではなく、導き出していきたいものを、きちんと自分の中にまとめておくことで、答えがでてくるのかなと思いました。

そういえば、ボランティアコーディネーターなのだから、ボランティアの体験があった方がいいようなことを言っていました。確かに語るにはっていうか、信頼してもらいやすいという点では必要かも。

普段でも思考が停止しているのに、夜はもっと思考停止しそう…そんな中で振り絞って書いてみました。

また思い出したり訂正があったら、修正していきます。

では、きょうはここまで。


名古屋へ

2009-06-01 19:10:13 | 保見ボランティアコクリコ

だったのに

恨み節ですが、最初っからくらいだったら…と思ってしまいました。

初めて“ボランティアオアシス”さんの清掃活動に参加できると思ってかなり前から意気込んでいたのですが、朝あいにくの雨に中止の連絡が

ですが、10時過ぎになりすっかり晴れ!!

えっ?何この天気?

と思っている時にメールが。

天気になってきたし、おひとり活動に参加されるために来ている方がいたので、急きょ活動をしますという内容でした。

間に合わないかもしれないけど…とにかく行くぞ~!!

そんな思いで出かけていきました。

っで、結局間に合わなかった

ということで、さっきの恨み節がでたわけです。

でも、オアシスのN川さんや岐阜から駆け付けて来てみえたNさん、そしてN川さんと一緒にずっと活動されている方ともお会いしお話しできたことがとてもよかったです。

お若いのに、しっかりした考えを持って、しかもひとを受入れる度量がある方で、想像した通りでした。

わたしは軽い人間なので、ちょっとガックリさせてしまったかもしれませんが

さて、一緒に活動ができないからといってただで帰るわけにはいきません。

実は名古屋には…

“ボランティア袋”なるものが存在するんですね。

役所の方でいただけるようで、拾ったゴミをこの袋に入れておいて連絡しておくと取りに来てくれるというものです。

なんかいいなぁと思ってしまいました。

もうちょっと詳しいことを調べてみなければと思いますが、こういうボランティア袋あるとすっごく助かります。そう、ここだったら出張所に置いといてくれると有難い。

わたしが思うに、

とりあえず個人でも団体でも登録しておき、支所・出張所に行ったときにボランティア袋をもらい、活動したあとに連絡し支所・出張所もしくは交流館、もしくは指定場所等に置いておけば持って行ってくれる。

そんなシステムだとやりやすいです。

本当はごみがいっぱい入った袋を持って指定場所に移動するのも大変なので、清掃課の方に取りに来ていただきたいところですが、たぶんそれをやったら限りなく予算が必要そうなので、せめて住民ができる範囲のことはやれるとよいのかなと思うのです。

出かけて他の地区の清掃活動のいいところをみることができるのは、本当に勉強になります。

そうやって感心しつつ、清掃活動終えたみなさんがいつもいくというパスタやさんに連れて行ってもらいました。

活動もせずに食べに行った感じですがおいしかったです。

やっぱりこういう楽しみがないと…

ボランティアオアシス”の方にはお世話になりました。ありがとうございます