ちょボラ日記

ほんのちょっぴりだけど、ボランティアに携わったことを綴っていきます。

講座に参加してPart3

2009-06-21 16:20:42 | 講座・勉強会

6月18日(木)のことです。

学校ボランティアコーディネーター(愛称:スクボラ)講座(全4回)最終日でした。

最終日とあって、スクボラの具体的な処遇や役割などについての説明があり、それを聞いたのちに4回の講座を受けてスタッフになるのか、それともボランティアスタッフになるのかを決めるということでした。

スタッフの役割としては、学校へ出向いて具体的に用件を聞きとって調整をしていくことになります。

そのためにも、学校への訪問を月10回程度、さらに初年度ということもあり、綿密な打ち合わせが必要ということで、週1回スタッフ会議の予定のようです。

もちろんスタッフは社協臨時職員としての活動となるということでした。

また、ボランティアスタッフというのがあり、

この活動にはスタッフのサポート、

さらに福祉実践教室でのボランティアの講義や、

高齢者疑似体験の指導などをするようです。

こちらは当然のことながらボランティアですので、無償となります。

現在、学校側からスクボラの要請は4校といったところで、内容もさまざまでした。

講座後半からは、希望する立場に分かれてのグループでの話し合いになり、スタッフは早速今月から始まるスクボラを希望している学校に誰が行くかを決めていました。

スタッフボランティアは、ひとりひとり感想とどのようなお手伝いができるかを話し合いました。

わたしは、結局はスクボラスタッフボランティアを希望しました。

介護しながら、スタッフになるほどの活動することは難しいこと。

コーディネータになるほどの技量もなければ、知識もなし。

そして何よりも、まずはやはり自分の住んでいる地域を考えていきたい。

そういう理由で。。。

 

全講座を受講して、スクボラの活動内容というより、このコーディネート業務。正直非常に難しく感じました。

わたしは基本的に地域と学校を結ぶということを考えていましたが、それはあくまでも最終的なものであるという話で、まずは学校側の求めることを聞いた上で地域をいうもの広げて考えていくというものでした。

“地域”とは、わたしとしては、中学校区という単位での考えでしたが、場合によっては市内全域もありうるということもということでした。確かに求めるボランティアが地域にいなければ、そのように募集をかけていかなくてはならないだろうということで、ある意味納得。

さらに社協のKさんが、先生が求めていることをさらに深めていくことが必要だと言われ、確かにそうすることで内容の濃いものができると思いましたが、はたしてそこまでの技量が伴うかどうか…(わたしのことですが)

ですが、コーディネーター業務として入る時、一番なのはやはり“信頼”。

いったいどうやって信頼を得るのか?いまのところわたしにはこれが一番難しく感じました。

地区によって特徴が違うのですが、その中で何もわからないのに適切なコーディネートができるのかどうか…。信頼してもらえるのかどうか。

とりあえず社協の職員という肩書で、信頼を得られるかもしれませんが…。

とにかく、地道な根気のいる活動だと思うのです。

市内で展開している“ふれあいサロン”事業(高齢者の生きがい活動の場づくり)をみていて、職員の方が自治区に本当に何度も何度も足を運んでいる姿に感心していましたが、まさしくコーディネーター業務もそのような努力が必要だということになるかと。

でも、今回の講座を受けて、少しこれをやったらいいのではないかと思われることができたので、今度地域でちょっと一度試してみたい気がしています。

 

最後に…この講座で、何もなければ知り合うことができなかった人たちと出会えたことは、とてもよかったかと思います。

高校でボランティアコーディネートをしているひと、子育て中のひと、介護が終わった人…

そして、大学生の人が講座に熱心に参加していたことも、非常に感心しました。

大学生のひとにしたら、まわりが年配のひとばかりの中で違和感を感じていたかもしれないけれども、意見をいったり、上手にとりまとめてくれたり、と結構助かりました。

若い人や、住んでいる地域、背景や環境が違う人たちと意見を交わしていくことで、考え得るものが多かった講座でした。

今後も、スクボラの研修には参加してもよいということだったので、時間が許せば参加させてもらって少しでも吸収出来たらと思います。