ちょボラ日記

ほんのちょっぴりだけど、ボランティアに携わったことを綴っていきます。

送迎

2013-06-10 21:00:00 | 送迎

久しぶりFさん親子の送迎依頼(送るだけ)があったので、行ってきました。

車の中でいろいろ話をするのは楽しいことですが、とにかく事故に遭わないようにだけは神経しっかり使ってます。

ボランティアとはいえ、責任重大ですからね。

その車の中でMちゃんの卒業後のことでちょっと話をしていました。

親亡き後のことも考えておかないといけないですから。

この“親亡き後”のことについては、障がいの子どもがいる親にとってはとても深刻な問題でもあるでしょう。

わたしの姪は知的に障がいがあるたったひとりの子ども。兄夫婦は将来のことを考え施設まで送迎しショートスティ訓練をずっとしています。

ですが、兄夫婦も歳を重ねていっているので、その送迎さえもだんだん不安がでてきています。

わたしも今度買い物ついで?と言ってはなんですが、一度その施設まで一緒に行ってみようと考えています。

またこの親亡きあとのことについては、結構深い問題なのでまたゆっくり書くことにしたいと思います。

さて、そのFさんとMちゃんの卒業後のことを少し話していたのですが、就職をするにしろやはり勤務先まで自力で行けないこと困るよね、という話をしていました。

Fさんが送迎するボランティアさんがもっといるといいのに…と言っていましたが、正直なところそれは無理だろうなと内心思いながら、センターの先生や学校の先生に懇談会のときなんかに相談しながらやっていくしかないよねとも。

障がい者を地域で…正直ここでは縁がないことだなぁと思えてしまいました。


新年度

2012-04-03 15:12:01 | 送迎

3月のことなんですが、いつも送迎をしているFさんから電話があり、新年度から通うことになった高校の説明会に一緒に行ってほしいという連絡がありました。

ちょうど時間が空いていたため、一緒に説明会に参加していろいろと聞いてきました。

当然ながらあくまでも主体はFさんであり、わたしは補助ということです。

説明とともに新しい制服、体操服のサイズ合わせ等、わたしにとってはすでに何年か前にあった出来事で、そういうこともあったなぁと、ちょっと新鮮な気持ちにさせてもらいました。

Fさんの一番の不安材料の自宅から高校までの通学問題に関しては、説明会のあとどうやらMちゃん担当となっている発達センターの先生や高校側の計らいで?なんとかなりそうな感じでした。

というのも、社会福祉協議会の職員さんからわたしに連絡が入り、その後の経過を教えてもらうことができたためです。

ついでに3月も終わるころ、また送迎の依頼があったため(いつも送りだけですが)、Fさんといろいろ話をすることもできました。

制服が届いたことや、高校の通学については入学式にお父さんが説明を聞くことになっている、ことなど。。。

新年度を迎え、新たな問題も出てくるかもしれませんが、それでも一歩一歩解決していくことができることを信じ、新しい制服を着たMちゃんの可愛らしい姿を想像しつつ影ながら応援していきたいものです。

 

でも、この送迎を続けて思ったことは、周りの家族の精神的サポートって本当に必要じゃないかってことです。

もちろんお母さんもそうですが、お父さんは経済的にというか仕事もあるし、かといって子どもや家族のことを考えなくてはならない、という点では精神的にも肉体的にも疲れることが多いのではないかと思われます。

一度も話したことがないし、遠くから優しそうなお父さんだなというのを見かけたことがあるだけなんですが。倒れないといいんだけど。


待つ

2012-01-21 20:57:22 | 送迎

先日のことですが、送迎ボランティア依頼主のFさんから朝我が家に電話がかかってきました。

初めてのことなんですが、Fさんの子どもであるMちゃんが学校に行き遅れたということで学校まで連れて行ってほしいということでした。

(いつも朝はお父さんがMちゃんを学校まで送って行っています)

ちょうどその時間帯は用事もなかったのでFさん宅まで行きすぐに中学校まで送っていく予定だったのですが、玄関でお母さんと一緒に待っていたMちゃんは車に乗ろうとしません。

Mちゃんはお腹が痛いらしく、どうも学校に行きたくない模様。

でも、お母さんは学校に行かせたい。

親子の気持ちのずれを感じつつも、待つこと1時間ちょっと。

やっとMちゃんが車に乗ってくれました。(わたしも予定があったのでちょっと焦りましたが

学校に着くと先生が何人か待っていてくれ、これまた降りようとしなかったMちゃんを車から降ろし、先生に抱え?られながら歩いている姿を見送って、、、と思ったら途中で座り込んでしまっていました。

先生は、もう行ってください、と言ってくださっていたので、ささっとFさんと共に帰っていきましたが、その後無事Mちゃんは学校で楽しく時間を過ごしたのだろうか?と気になるところです。


FさんはMちゃんが学校に行きたがらないのはわがままだということを言っていましたが、果たして本当にそうなんだろうか?と思いつつ、Fさんが子どもを思う気持ちも理解しながら、今後のことが心配になりいろいろと考えてしまいました。。。


送迎ボランティアはなかなかいない…

2011-05-31 22:00:22 | 送迎

Mちゃん親子の送迎に引き続き…

年に3回のことですが、交流館で“ふれあい会食会”といって、80歳以上の方を対象にしてボランティアさん手作りによる食事を食べたり、さまざまな団体さんによる余興などをみて楽しんだりする集まりがあります。

そのふれあい会食会のとき、地域の年配者の方の送迎をしている、いえ、していたわけですが、今年度からはボランティア更新をせずにお断りをしました。

ですが、6月に行われる会食会の送迎ボランティアさんがいないということで、今回に限りお願いができないか、という電話がありました。自治区の区長さんから十数人にあたってもらってはいるけれども今のところ誰も受けてくれる人がいないとのこと。とりあえず、6月限りということで受けましたが、ギリギリまで送迎ボランティアさんがいないかどうか探してくれるというので、それに期待したいところです。

わたしが担当するのは5、6人程度。

会食会の日の大体2、3日前に各家に電話をし、出欠席の確認をして迎えに行く時間を決めて伝えます。

我が軽自動車では、3人までしか乗ることができないので、コースを考えたりしてひとりひとりの家まで何時に迎えにいくかを考え、当日は行きも帰りも2往復、合計で4往復することになります。

何年か送迎をしていると、ときどき迎えに行く時間がうまく伝わっていなくて、朝早くから待っていてくださったり、かと思えば急に欠席ということになり、連絡がなくて待ちぼうけとなったり。。。などということもありました。

それでも、とにかく事故もなく無事に送迎できたことは一番、そう思っています。

 

Mちゃん親子の送迎も同じですが、本当に送迎ボランティアをするひとは少ないです。

やはり身内ではないひとを乗せて運転をするというのは本当に気を使うし、事故にあったらと思うと不安でたまりません。

たかが送迎、されど送迎。歳を重ねるとともに、重いボランティア活動になってきます。


どうなるのかなぁ…

2011-05-27 20:55:31 | 送迎

個人的なことになりますが、知的障がいのあるMちゃんと車の運転ができないお母さんを月1~2回程度、自宅から学校に寄り、そして診療のために施設まで送っていくことがあります。

もう今年で9年目。

長いようで短いようで…。

Mちゃん親子をみていると、本当に微笑ましいというか、がんばっているなというのを感じます。

だって…いまは車社会。ちょっと近くまでもすぐに車を利用してしまうことって多いのだけど、Mちゃんのお母さんは雨の日も雪の日も、Mちゃんの迎えに片道2kmちょっとを歩いて往復するのですから。

昨日とその前の週のことですが、体調が悪かったらしくMちゃんを迎えに行く途中、とても歩ける状態ではないので迎えに来てもらえないかという電話がかかってきました。

考えてみれば、外からみたらまだまだ頑張れると思われてしまうかもしれないけど、精神的にもお母さんは精一杯にやっているわけで、正直頑張れっ!なんてことをいうのは案外酷なことかもしれません。

いつのことだったか、障がい者も地域で安心して暮らしていけるように、そんなことばをどこかで聞いた気がします。

ですが、どうなんでしょう?

Mちゃん親子施設の先生 

Mちゃん親子学校 

Mちゃん親子(社会福祉協議会)送迎ボランティア 

Mちゃん親子民生委員?

こんなつながり方でいいのかな?とふと疑問に思うことがあります。

本当はMちゃん親子のことをコーディネートするひとがちゃんといて、Mちゃん親子を中心として関わっていく人が情報交換しながら輪のようにつながって見守っていくことができることが一番なのではないかとちょっと思ってしまいます。

ですが、いまはそんな風ではないので、学校の先生や施設の先生がどんなふうに対応しているか、ボランティアの立場としてはわからないので、お願いされたことをできる範囲でこなしていくしかないんですが。

親亡きあと、いったいどうなっていくんだろう?と余計な心配をしながら、今後もMちゃん親子を影ながらそっと見守っていきたいものです。

 

ところで、18日(水)に行った「介護者のためのおしゃべりサロン」ですが、誰も参加されるひとはいませんでした。

交流館の掲示板に貼っただけのお知らせだったので、少々無理があったかもしれませんね

またいろいろ考えて再度挑戦できたらいいんですけど…ちょっとしばらく無理かな。