先月の25日(土)のことですが、福祉センターで「れんきょうまなびや~ちょっと教えて社協職員さん~」ということで、被災地にボランティアコーディネーターとして出かけられたKさんの話を伺う機会があり出かけていきました。
以前は旧福祉センターの影に隠れて新福祉センターがみえませんでしたが、このときはみえるようになっていました。
少し遅れ気味なってしまい、福祉センター3階の交流コーナー猛ダッシュ!
すでに話が始まりつつあり慌てて席について早速被災地での話をいろいろと伺いました。
すべてわたしにとっては貴重な話でしたが、原発事故の陰に隠れてしまってあまり知られていないことをふたつほど簡単に書き留めておこうと思います。
まずひとつは…
瓦礫撤去がされてない、傍からみたら復興が遅いとみえるような報道などがありましたが、実は中には地域の想いを尊重してしばらくの間、重機をいれなかったというところがあったのだそうです。
あともうひとつは
国土交通省東北整備局の“くしの歯作戦”について。
くしの歯のように東北の縦軸の道路を確保したのちに、被災地につながる横軸の道路を確保したというのですが、整備局のすばやい決断と実行のおかげで、被災地への救助・救援に道筋をつくることができたとのこと。
報道されている以外にいろいろな出来事があるのだということをあらためて知り、ひとつの面をみただけで判断してはいけないなと思うのと同時に、Kさんの話から被災地にボランティアに入られた方の心のケアは本当に大切だなと思えました。
社協職員Kさん(左)と連協会長さん
わたしもすぐボランティアに行けるような環境なら行って活動をしたいところですが、そうもいかないのでせめてここ豊田からできる息の長い支援をしたいものです。