ちょボラ日記

ほんのちょっぴりだけど、ボランティアに携わったことを綴っていきます。

西三河ブロックしゅわまつり

2009-02-21 19:39:53 | イベント

のことをS木さんの情報で知り、コクリコの活動のあと一緒に出かけて行きました。

『阪神大震災救援活動から学ぶ~手話サークルへのお願い~』というテーマでPPを使っての講演でした。
講師の岩本氏の話は、当時の自身や家族の被災状況から、どのようにろうあのひとたちを救援していったかということが、本当にわかりやすく、また行政側とのやりとりについても勉強になることがありました。

たとえば被災しているろうあ者から連絡が入ったとき、行政に手話通訳士の必要性や重要性を知ってもらうために、必ず被災者の居住地の行政担当者に連絡をして手話通訳士を派遣して助けてもらうようにしていたことや、大震災のときに手話通訳ができるボランティアを募集したときに、あまりできないひともボランティアに入って、かえって被災者がストレスを抱え込んでしまったということから、面接をして通訳が本当にできるかどうかを確認してから派遣をしたということなど、興味深い話を通訳士を通していくつかしていました。

そして、被災した時に必要な情報が入ってこなかったということが多くあったという経験から、災害が起こったとき、建物がなくても災害前に手話サークル活動をしていた同じ曜日、同じ時間帯にたとえひとりでもふたりでもその場にいてほしいということでした。
その話を聞きながら、確かにそういう場があれば、情報も得られやすいし、どんなにか心強いかと思うのです。
阪神淡路大震災のときも、近くの避難所より仲間たちがいる場所に避難したというひともおり、そう考えると大災害の場合遠くの避難所にいけるとは限らないので、まずは身近な場所に避難したのちに、“福祉”避難所にいくことができるという流れができるような仕組みを考えるといいのではと思いました。
そうなると、ここの保見にも本当はそれができるような仕組みを作っておく必要ながあるのではないかと。
防災ボランティアコーディネーターのひとがいるのですが、はたしてどれくらいのことを把握して情報を流すことができるのか?
いろいろなサポート団体とどれくらい連携をとってできるか?
講演会がきっかけで災害について改めて考えるきっかけとなりました。


最後、やっぱり通訳ってすごく奥が深くて難しいですね(^_^;)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。