豊田市国際交流協会のホームスティボランティアに加入しているのですが、先週アメリカの学生さんが豊田に来訪していたこともあり、受け入れはしていませんでしたがお手伝いということで足助に一緒に出掛けて行きました。
でも、お手伝いといってもただ一緒に観光するだけなんですけどね
アメリカのウェイン州立大学で日本語を勉強している学生さん。先生が厳しく指導しているせいか、礼儀正しく、また日本語で話そうというチャレンジ精神もあるおかげで、日本語しか話せないわたしにとっては助かります。
足助での観光の様子はホームスティボランティア・オープンハートのブログでわかるかと思うのですが、歩きながら話している中で学生さんがなぜ日本語を勉強しているのか、そのきっかけは何か?という質問をしたところ、“アニメ”の影響ということを言っていました。
そして、フランスの学生さんにも以前言われましたが、日本語がきれいだからということも言われました。
世界にはたくさんの言語がありますが、学んでくれている学生さんにとっては、聞いていて耳障りのいい音なのかもしれません。
ところで、今回受け入れをしてくださったホストの方から感想を聞いたのですが、そうかもねぇと思ったことがありました。
ホームスティボランティアをしていると、受け入れ家庭であるホスト側の気持ちとゲスト側の気持ちとの間にズレが生じることがあります。
日本のホームスティというと、海外のホームスティ・食事つきの部屋貸し(有料)みたいなもの(娘は実際に体験しておりますが…)と違って、ゲストとの交流をとても楽しみにしているし、もてなしの精神も高いところがあります。
ですが、ゲストにしてみれば食べて寝るだけの場所、と思って部屋に引きこもってしまうひともいます。
そう考えると、今回の学生さんは家族の一員になろうとしてくれたのでとても受け入れしやすかったとホストから大変喜ばれ、学生さんは学生さんで、無料で滞在させてもらい、しかも食事まで提供してもらったことに驚き、さらに兄弟ができたようで本当にうれしかった、ありがとう!と言っているところを聞くと、とても良い関係であったということがわかります。
根本的なホストとゲストの相性はありますが、お互いが気持ちよく過ごすためには、迎い入れる側も迎い入れられる側も謙虚さを持つということは大切なのかなと思いました。
さて、ウェイン州立大学の学生さんは先週末に豊田から去り、違う地域へと旅立っていきました。
これからも良き旅と出会いが続くことを願いつつ、次なるWCIのホームスティボランティアが8月末にあるので、それに向かって協力していきたいものです。