みなさん、こんばんわ。
来週の日曜日の統一地方選挙に向け、街はずいぶん騒がしくなっています。
今日、携帯電話で電話をしながら歩いていたら、道の向こうから街宣車が必死に声を張り上げてやってきました。
その道には、私のほか数人しかいなかったんですが、電話をしている私には気づいていたんでしょうが、
「よろしくお願いしま~す!!!」
と叫んでいます。
そこで、私が、
「衆議院選挙のとき、**党の**候補は、携帯電話で電話をしながら歩いている人を見つけたときは、あえて声を上げてませんでしたよ!」
と言ったら、その候補者はバツが悪そうでした。
誰だか分かりませんが、少なくともその候補者は3票ほどの票を落とすことになりそうです。
さて、外断熱住宅の建築状況ですが、屋根の上の型枠が外れ、単管で支えている部分もいよいよ2階部分のみとなりました。
なんだか、ステルス戦闘機みたい・・・
この室内側はこんな感じです。
4月中旬に、型枠と単管が外される予定です。
赤いラインが打ち継ぎ部分なんですが、青いラインを見るとほぼ一直線になっているようです。まあ、少しずれているような気がしないでもないですが、そんなことは気にしません。
この後、打ち継ぎ目地、防水を施して、外断熱の施工に入ります。
2階壁と、2階屋根の打ち継ぎ部分なんですが、ジャンカが見られます。
コンクリートを押し込んでいくのが難しいところなので、しょうがないのでしょうか。
赤ラインに目地を入れていくので、併せて補修することになります。
地下の壁と1階壁の打ち継ぎ部分です。
白いのが”白華”で、炭酸カルシウムが水と反応して出てきています。
水と反応すると言うことは、水が入ってきていることですね。
打ち継ぎ部分のレイタンス除去をさくら事務所の大下さんから指摘されていたんですが、やってもらえなかった、というのが実際のところです。
私としても、「範囲が大きいので大変だ」とか、「そこまでやる必要がない」とか言われ、押し切れなかったところがあります。
構造設計士からも、レイタンスを除去しなくても接合強度に影響は出ないと言われました。
私がもっともっと勉強して、本当のことを知っていたらもっと言えたんでしょうが、自分の中でキチンと把握していなかったこともあって・・・反省点ですね。
北側ですが、これは擁壁の打設が終わったところです。
これで、全ての打設作業が終了したことになります。
この擁壁、本当は建物と一体化させて、地下室をもっと広くさせたかったんですが、建築主事の判断で、建物と一体させるならGLを低くしなさいと言われたため、仕方なく(!)建物を内側に引っ込ませ、擁壁と底盤を作って独立させている、というわけなんです。(すみません、さっぱり分からないですよね・・・)
この擁壁が独立していると、擁壁の上端が標準GL計算上の高さになるんですが、建物と一体化していると、擁壁の下端が標準GL計算の高さになります。
つまり、ただでさえ2階の斜線がきついのに、標準GLが下がってしまうとさらにきつくなり、かつ地下部分が地下として認められなくなり、容積率オーバーになってしまいます。
そこで、独立させる方を選択し、土圧を支えるのに必要な底盤を設けるため、建物の地下部分を引っ込ませたということです。
今日の気温は、25℃前後あったようですが、建物の地下・1階・2階の気温が、16℃~18℃。
躯体の温度は、室外側が32℃くらい、室内側が概ね18℃前後でした。
サッシが付いて、外断熱施工が終わったころが非常に楽しみです!