”外断熱” ~人に勧めるなら自分から~

店舗も高気密・高断熱に!
今年も子供たちは元気いっぱい!!
乗るゼGT-R、MY・・・15!?

蓮田市の”S”さんへ

2018-01-06 22:31:02 | 外断熱住宅関連

みなさん、こんばんは。
また、大変ご無沙汰しております。

元々、外断熱をはじめ、高断熱・高気密の住宅を建て、実際に住んでの経過を残したくてブログを始めましたが・・・
すっかり書かなくなってしまったところ、ごく一部の方からの要望があり、がんばって再開することにしました。

実家の外断熱RC住宅、自宅の2×6の高断熱・高気密住宅、そして事務所の2×4。どれも今なお快適に過ごしています。

外断熱RCは、建築から10年(くらい)。修繕と言えば、門扉の塗装くらい。外壁のコーティングなどはまだ柔らかく、まだまだ大丈夫です。
導入当初心配だったエコキュートですが、本体に問題はないのですが、建物と屋外タンクをつないでいる架橋ポリエチレン管から水漏れがあり、そっくり交換しました。
10年前、水道管については、かなりしっかり調べたつもりでした。金属管の問題、ライニング鋼管の問題、塩ビ管の問題・・・ポリエチレン管については、良いことばかりだと思っていました。
今回の水漏れの要因は、ポリエチレン管の被覆が破れてしまい、そこが紫外線により経年劣化、割れてしまった、ということです。
屋内の床下を這わせるようなケースでは、最も信頼性のあるポリエチレン管ですが・・・紫外線に弱いことをすっかり忘れていました。屋外で露出させれば、まあ硬化してしまうのは当然です。

交換費用もばかにならず、なんだかんだで8万円くらい!

ただ、当時のエコキュートで、数年で使えなくなってしまったというケースが少なくない、と配管屋が言っていたので、10年経っても元気なうちのエコキュートはラッキーなのかもしれません。


自宅の方は、8年が経過しましたが、修繕はまったくやっておりません。
トイレのウォッシャーから異音がする、IHクッキングヒーターで不可思議な加熱異常により、勝手にスイッチが切れるなどの設備的な問題はありますが・・・

もうすぐ定期点検なのですが、いつまで経っても直してくれない問題として、バルコニーの傾斜がないこと。



バルコニーは、当然雨にさらされますので、雨水の流出のための勾配が決められています。

どうして見逃したのか・・・うちのバルコニー、4方向全てフラットなのです。

以前、メーカーにそのことを指摘したら、修理しますと言うことだったのですが・・・

上の図の通りの勾配が必要となりますが、バルコニーで大事な点は3つ。勾配とオーバーフロー管の有無と立ち上がり防水部分の高さ。

うちのような、勾配なしというケースは私は見たことがありません。オーバーフロー管がないケースはありますが、2方向排水であったり、ゴミがつまらない工夫がされている場合もあります。立ち上がり高さが足りないこと、結構たくさんあります。その場合、何の仕様で建物を設計したか聞く必要があると思います。

やはり、フラット35の標準仕様書は、とても分かりやすくて良いです。
請負建築契約を結ぶ前に、この標準仕様書の内容でお願いします、と言うと良い、というのは、確か以前にもブログで書いたかと思います。

なぜなら、建築基準法で家を建てると、満足からほど遠い家になってしまうからです。


たまに書くと、とても長くなってしまいますね。
今日はここまでとさせて頂きます。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。