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住宅のハイブリッド化

2011-04-14 21:08:50 | 個人的なこと

みなさん、こんばんは。


ナオちゃんが通学定期で使っているPASMO。

東急線内の駅で改札を通過すると、指定されたメールアドレスに通知してくれるエキッズというサービスがあります。

月額いくらか料金がかかりますが、学校のICタグと組み合わせれば、彼がどこにいるかが把握できるわけです。

このサービスを利用するかどうか・・・

先日の震災時、ナオちゃんのお友達のお姉ちゃんの消息が分からなくなりました。

結果的に、地下鉄が緊急停止となり、最寄の駅に停車、そのまま車内に留まっていたそうで、ご両親は自宅近くの駅から一つずつ探し回られた、とのこと。

探し回ったと言っても、当時電車は不通だったので、一駅見ては徒歩で次の駅まで移動し、確認すると言う途方もない作業だったそうです。

偶然、その子のお友達の親が見つけてくれ、携帯電話で無事の連絡がとれ、事なきを得たのですが、ご両親にしてみれば生きた心地がしなかったことでしょう。


明治、昭和の大津波が発生したとき、その後1ヶ月ほどに内陸でとても大きな地震があったそうですね。

今回の地震においても、近々M8.0クラスの直下型地震がある可能性が示唆されていますが、ナオちゃんがいつ震災に遭っても保護できるよう、準備はしておこうと思っています。

準備とは、登下校時に親のどちらかがついていること、いざと言うときはムリに帰宅することを考えず、最寄のホテルを確保することなど。

もしそれが叶わなかったときのため、やっぱり居場所が分かるようにはしておきたいですね。

ということで、エキッズのサービスは活用しようと思います。


以前、駐車場の大家さんのご実家が宮古市にあり、震災に遭われた、という話をしたかと思います。

いつも立派なワカメを頂いていたので、先日、ナオちゃんに、

「いつもワカメをありがとうございました。がんばってください。ナオト」

と手紙を書いてもらい、できる限りのお見舞金を沿えて大家さんにお渡ししました。

先ほど大家さんがうちに来て、こんなお話をされました。

「失意のどん底にいたおじいさんが、遠くの小さな男の子の励ましの手紙に大変感動し、ワカメ漁の再起に向けて張り切っている」

とのこと。

近い将来、ワカメ漁ができるようになったら、真っ先に三陸に招待したい、とのお話でした。

ナオちゃんが書いた1通のお手紙が、遠い地で苦しんでいる人に勇気を与えた、とナオちゃんに話し、いつの日か、そのおじいさんに会えるのを楽しみしようね、と。

少しでも力になれたのであれば、本当に良かったと思います。


さて、昨日お話した新しい知事の公約ですが、いきなり頓挫ですね。

太陽光発電を200万世帯普及する、という話しなんですが、まず200万円/基×200万世帯で2兆円からなる資金がどこから出てくるのか、さらに取り付けた太陽光発電は当初7年間、発電した電力を全て東電で買い取ってもらう、という発想自体にムリがあることが分かったそうです。

この7年間とは、200万円の金額を回収するのに必要な年数だそうで、太陽光で発電した電力は一切使わず、全て売る、という考えで、東電もお役所も全量買取はそもそも考えてなかった、というのが実態なんです。

使った上で、余ったら売る、というスタンスですね。

で、蓄電池についてはこんなことが記事に書いてありました。

EV自動車の蓄電池は、5年から数年の間に交換しなくてはならない。この電池は自動車には使えなくなるが、住宅用に転用することは可能である、とのこと。

Q値を突き詰めていけば、30坪程度の家であれば2~3kw/hの冷房能力で足りるはずなので、夏場のエアコンをピーク時間帯のみ蓄電池で稼動させることができるような気がしませんか?

東電の時間別消費電力のグラフを見ると、もちろんですがカーブを描いているので、余っているときもあれば足りないときもあるわけですから、一直線になる、つまりあらゆる時間帯で同じ電力量にする工夫をみんなで考えれば良いのでは。

大和ハウスでは蓄電池付きの住宅の販売を開始したそうですが、住宅性能(建築)+空調能力(電機)+エネルギーを効率よく組み合わせるシステムができることを願っています。(しかも安価で・・・)

これこそ真のハイブリッドなのでは!?