鉄道シリーズ その120。毎年恒例の企画、干支のつく駅、来年は申年である。
最近の状況だが、2014年の干支の『馬』『午』さらに『駒』まで含めると東京近郊だけでも高田馬場駅(山手線)、新馬場駅(京浜急行線)、馬喰町駅(総武線)、馬喰横山駅(都営地下鉄新宿線)、駒沢公園駅(東急田園都市線)、駒場東大前駅(京王井の頭線)、西馬込・馬込駅(都営地下鉄浅草線)、練馬駅(西武池袋線)、東武練馬駅(東武東上線)、小伝馬町駅(東京メトロ日比谷線)など沢山ある。(詳しくは小生のブログ2013.11.20ご参照)
ところが、2015年の干支の『羊』『未』のつく駅は全国に一つもなく、前回の年賀状は大変困り、やむなく横浜市にある『山羊坂』の写真を使うことになった。
では、2016年の干支、『申』『猿』はどうなのか。実は『申』は日本で1カ所、松浦鉄道(旧国鉄松浦線)の真申駅のみである。
『猿』はというと3カ所、うち2カ所は無人駅である。まずは猿田駅(総武本線、千葉県銚子市)、近くに猿田神社があるためにこの名前が付いた。
次は猿和田駅(磐越西線、新潟県五泉市)、猿和田は周辺の地名である。因みに隣の駅が馬下(まおろし)駅というのも面白い。
そして最後が猿橋駅(中央本線、山梨県大月市)、これは近くに日本3奇橋で有名な猿橋があるからだが、この橋が奇橋と言われるのは刎橋という橋桁のない構造で作られているからである。その中で今年4月に猿橋駅を訪問、年賀状のデザインに使わせてもらった。本当は紅葉のシーズンが良かったが、まあ、やむをえない。
2017年は酉年、沢山ありそうだが、どこに行こうか。すぐ思いつくのは鳥沢駅(中央本線)、鳥取駅(山陰本線)などであるが、鳥の種類、例えば鶴見(京浜東北線)、燕三条(上越新幹線)、鴨宮(東海道本線)、千歳烏山駅(京王線)なども含めるとかなりの数に上るであろう。