人形町の定番ランチの一つに焼鳥丼がある。というのは焼鳥屋や鳥料理店がランチをだすところが多いからで価格も味もかなり厳しい競争となっている。その中で今回紹介するのは『とりわさ丼』である。
店の名前は『よね家』で場所は水天宮前駅から徒歩3分ほど、日本橋公会堂の横の静かなところに店はある。ランチは11時45分スタートだが、その前から10人ほどの列ができている。
小生はちょうど11時45分に到着、靴をぬいで上がるため少し待たされたが、すぐにカウンターに着席。ランチメニューはとりわさ丼のみで小、並、大、特大の4種類があるのみ。よくわからないが取り敢えず『並』にしてみる。
隣に座った人が一番乗りのため、すぐに丼が到着したが、そこそこの丼にうず高くとりわさが乗せらている。
待つ事10分、ようやく小生のところにもとりわさ丼到着。ご飯が少し山に盛られ、その上に焼き目の付いたササミを開いたものが10枚以上乗っていてご飯が見えない。一枚食べるが、山葵醬油の味に漬け込んだ冷たいササミと温かく海苔がかかったご飯はよく合う。食べ進めてもなかなかササミは減らない。あとゴマドレのかかった水菜の小サラダと冷奴2切れ、赤だしが付いている。
あっさりしているかと思うが、中々のボリューム、さらにササミのパサつきもなく、これは美味い。脂がない分、肉でもわさびがよく効き、ランチにはもってこい。
2階にも席があるらしく、かなりお客さんが入ってもなかなか待つ人はいない。
単純な料理だが、タレがよくササミに合っていて混む理由がよくわかる。ちなみに並は920円、脂質が少なくタンパク質が多い健康食であるからか、美味いからなのか、お客さんには若い女性が多い。
よね家
中央区日本橋蛎殻町1ー30ー10
03ー5623ー4122