ほはとの日誌

個人の日誌として利用

幌尻岳(北海道沙流郡平取(びらとり)町)3/4

2010-09-07 | みろく
夜中にも時々雨が降っていた。
当初の予定では5時出発だったが、4時に起床したが、小雨が降っている。
雨が多いと、額川の水量がまし、渡渉ができなくなり、小屋に停滞することも間々あると聞く。
5時30分ころ小屋の管理人が起きたので、天気予報を聞くと、9時くらいから晴れると、しかし山の天気だから変わるかもしれないといわれる。どうしようかと相談し、当初の戸蔦別岳へ登るのはやめ、小屋から幌尻岳へのピストンとし、そのまま渡渉し、下山することとする。渡渉中、明るければ、あとは林道歩きなので、少々暗くなってもいいと考える。
18時くらいまでには駐車場に降りられるだろうと想定する。
雨具をつけて、6時に小屋を出発し、幌尻山頂を目指す。



途中雨がやんだりしたが、山頂近くになってガスが濃くなり、小雨も降ってくる。風も強くなる。
9時25分に山頂につく。



ガスでまったく何も見えず、証拠写真をとり、早々に下山開始。
山頂からすぐおりたところで、登ってくる10数人の団体にあう。聞いてみると、富山からで、新冠の方から来たとか。林道歩きが思いっきり長いとか。
「命の水」手前でガスが一時晴れ、遠くが見えた。



しかしすぐガスがかかる。
あとはひたすら下山し、12時過ぎに幌尻小屋につく。ここで荷物の整理(山頂へ不要のものは小屋にデポしていた)と渡渉の着替えをする。
13時に小屋を出発。



渡渉の下山中には、登ってくる何人もの人に出会った(単独行の人ばかりだった)。
林道歩きの途中10分ほど、土砂降りのにわか雨にあう。そして17時すぎに駐車場につき、急いで車で帰る。
きょうの泊まりは決まってなかったが、登山道の入口に「豊糠」地区にある「とよぬか山荘」に泊まるつもりで車を走らせた。
携帯電話は幌尻山荘はもとより、豊糠地区でもダメだった。
18時30分頃「とよぬか山荘」(昔の学校の廃校跡)につき、泊めてもらうようたのむと、素泊まりならOKとのこと。われわれはもとより素泊まりの予定だったので泊まる。泊まる場所は運動場の隣の昔の職員住宅らしい、4軒長屋の1軒を貸切だった。
そこで大宴会を開き、風呂にも入り、ぐっすり寝た。




     06:00 幌尻山荘発
     07:40 命の水着
     09:25 新冠分岐
     09:30 幌尻山頂着
     12:10 幌尻山荘着
     13:00 山荘発
     14:20 渡渉終了点着
     14:40 終了点発
     15:20 取水ダム
     16:30 奥幌尻橋(ゲート)
     17:05 駐車場
     18:30 黒糠Y字交差点のすぐそばにある「とよぬか山荘」に18:30着
        (当初の計画を変更し、幌尻岳はピストンにし、渡渉をし、山を降りる)
     
 参考情報
  ネットの「幌尻岳登山2053」情報では
     幌尻山荘~命の水   1時間30分
     命の水~幌尻岳山頂  2時間
         山荘~山頂  3時間30分
         われわれも3時間30分(休憩も含めているから少し早いか)