ほはとの日誌

個人の日誌として利用

幌尻岳(北海道沙流郡平取(びらとり)町)2/4

2010-09-06 | みろく
曇りときどき雨。
朝早くおきて、朝食を作り(きつねうどん)、食べ、6時30分ごろ宿を出発。
額平川(ぬかびら)に沿って、車を走らせる。ところが林道の車のわだちの通るところがへこんで、真ん中の部分が盛り上がっている。レンタカーのマフラーがこの盛り上がり部分にぶつかり、がりがりと音がする。場合よっては車が動かなくなる、2-3回車を降りて、重量を減らすと走るようになる。時速10kmくらいののろのろ運転をする。
林道としてはそんなに悪くないのだが、車の車高があまりに低すぎるのであった。
ようやく駐車場に着く。駐車場には5-6台の車が駐車していた。
小雨が降っているので、雨具をつけ、歩き始める。

駐車場出発(他の人に撮ってもらう)



この駐車場のところに仮ゲートが作られている。昔は、ここから2.5km先の本ゲートしかなかったのだが、本ゲートのところには駐車場がないため、林道に駐車するのだが、車が多いと問題になったのだろう、現在では駐車場がつくられた。しかしこのため40分ほど、余計に歩くこととなる。
登りの傾斜はゆるやかだが、荷物が重い(一人15kg以上は背負っている)ので、長時間あるくことは大変だ。

重い荷物を背負っての林道歩き


本ゲート(ここに奥幌尻橋が架かっている)をすぎ、取水ダムに着く。ここからは沢沿いの岩道(一部沢に降りるが)。そのうち、渡渉開始ポイントに着く。
ここは川の向こうに赤いテープが見え、なおかつ、長い棒がたくさん置いているので、すぐ分かる。
ここで、登山靴を脱ぎ、沢のぼり用の靴に履き替える。小生としては5年ぶりくらいに久しぶりに沢靴を履く。

渡渉中


渡渉中


渡渉途中の川原で休憩



川の水は冷たくない。水量も多くない(普通のようだ)。18回ほど、渡渉を繰り返したあと、山道となり、突然「幌尻小屋」に着く。荷物をおろしてほっとする。

幌尻山荘(このときは日が注している)


丁度、そのころに17人くらいのツアー登山グループが山頂から降りてくる。
この小屋は寝るだけで、リュックや靴などは小屋の外の置くように言われる。
小屋の外にブルーシートが何枚もはっており、そこで荷作り、食事作り、食事をとる、ように言われる。
今日の夕食はスキ焼を作る。早い食事を食べている最中に雨が降り始める。そのご、小雨が降ったりやんだりの天気のあと、雨が上がる。
小生は18時頃、早々に寝床につく。

     06:35 びらとり温泉ふれあい館発
          黒糠Y字交差点~駐車場まで 22km
          (車の車高が低かったので低速のため1時間以上かかる)
     08:40 幌尻岳登山口駐車場着
     09:05 駐車場発(仮ゲート)
     09:50 奥幌尻橋(ゲート)
     11:20 取水ダム
     12:20 渡渉開始点着
     12:35 渡渉開始点発
     13:50 幌尻山荘着


 参考情報
   ネットの「幌尻岳登山2053」情報では
     駐車場(仮ゲート)~奥幌尻橋(林道ゲート)は2.5km 30分
     林道ゲート~取水ダム  1時間30分
     取水ダム~渡渉ポイント 50分
     渡渉ポイント~幌尻山荘 1時間30分
        駐車場~幌尻山荘まで 4時間20分(休憩等を含め、5時間を考える)
        我々もほぼ5時間かかっている