その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

記憶

2009年07月21日 | Weblog

 

***

記憶

***

 

海の記憶

 

空は忘れて

 

ないている

 

青空に

 

V字を書いて

 

飛ぶ鳥に

 

元気でまたねと

 

言った日も

 

思春期の

 

深き瞳 数多く

 

見詰めらてた日も

 

夢を一緒に

 

かなえてやろうと思う日も

 

そよかぜをそっと見送った日も

 

毎日毎日

 

楽しいことでいっぱい

 

でも

 

海の記憶が薄れてゆくことに

 

雲がかなしいと

 

ないている

 

 

***

 

今日の写真は

梅雨明けが報じられた日の青空

あれ以来青空が消えた

まだまだ梅雨のロスタイム

南の海からの雲はまだまだやってこない 

 

 


アサリ

2009年07月20日 | Weblog

 

***

アサリ

***

 

潮干狩りに行ってきたよと

アサリのおすそわけがあった

昨晩は外で食事だったので

そのまま次の日のために

キッチンに置いておいた

夜中に目が覚めて

水を飲みにキッチンに

暗い部屋で

何やらごそごそ音がする

音の方向に

目を凝らして見ても

何も見ぇえない~

(演歌の歌詞みたいだな)

電気をつけてら・・

なんとアサリが器から

這い出していた

え?アサリって歩くの?

そんな感じで見つめていた

するとまたアサリがのそのそ

動いた!!

生きてる・・当たり前だが

食べられたくないのかって

聞いてみたが返事無し

あっさりしたもんだ

動きが止まった

また拾い集めて底の深い器に入れ直し

蓋をしておいた

きっと器の中で

チッ 見つかったか・・

ぶつぶつ言って砂を吐いてるだろうな

真夏の夜の物語?

 

***

 

今日の写真は

その物語の主人公

アサリです

 


土用の丑

2009年07月18日 | Weblog

 

***

土用の丑

***

 

土用というと夏の土用と・・

でも実際は

立春 立夏 立秋 立冬の前の

18日間をさす言葉で

「雑節」のひとつです

雑節とは・・

二十四節気・五節句などの暦日に

季節の移り変わりをより的確につかむために

設けられた特別な暦日だそうです

一般的に雑節は

節分 彼岸 社日 八十八夜 入梅

半夏生 土用 二百十日 二百二十日

この9つです

この土用の期間の

丑の日には

「う」の付くものを食べると

夏負けしないといわれています

かつては「うなぎ」だけでなく

「瓜」や「うどん」「梅干し」なども

夏負けしないように

丑の日に食べるものとされていたそうですが

今ではビタミンAやEが

豊富でスタミナがつく「うなぎ」が

食べる習慣として定着したようですね

あなたは

うなぎの焼き方は

関東風 関西風

それとも

名古屋のひつまぶし

そうめんの上にとろろと共に乗せた

ぶっかけ風

どれを召し上がりますか

 

***

 

今日の写真は

そのうなぎです・・

焼きたての香り

目と鼻をはじめとして

五感で味わってくださいね

 


たより~

2009年07月17日 | Weblog

 

***

たより~

***

 

暑中見舞いがたくさん来る中で

 

毎年お互いが待っている

 

「たより」がある

 

今年はどんな手で来るだろう

 

少しわくわくしながら・・

 

来ました・・

 

 ちょっといい話があるのよ・・

で始まる内容~

「 仕事も順調になって

今とっても幸せですと

わざわざ伝えたかったの

幸せだよってね

でもね あなたは

私よりも

少し不幸な

幸せでいてね 」

 

シメの言葉がいかにも

君らしいね

昨年独立してお店だして

不況と重なって

大変だったようですが

季節の手紙だけは必ず

いろいろ悩みなども書いてはあるけれど

いつも元気だった

そして

今年はもっと元気になっていた

こういうやり取りができるって

わたくしも幸せです

 

***

 

今日の写真は

少し不幸な幸せ

甘いもの苦手ですが

おいしいコーヒーだから

お付き合い

 


避雷針

2009年07月16日 | Weblog

 

***

避雷針

***

 

わたくしの同級生が経営している会社に

面白い人がいます

彼は社長(友人)の甥に当たるのですが

あだ名を

「避雷針」といいます

体型がそっくり(笑)

彼は社長(友人)の怒りを

一気に受け持つ仕事(いつの間にかそうなったと・・)

成績が上がらないときとか

社員のうっかりで

ミスにつながったときとか

社長は彼を全社員の前で叱ります

社長の雷を

一人で受け持ってくれる

避雷針のような人だって

尊敬されています

社長も彼を大切にし

社員も彼が叱られないようにと

団結して

不況のなか増収増益を上げています

人扱いが上手な友人ならではのことかもしれない

しかし・・

避雷針とはよくつけたあだ名である

 

***

 

今日の写真は

社長の雷ではない本物の雷

6月の初めに写したものです

雷は昔

神様が鳴ると恐れられたいて

「神鳴」

・・

あやまって農家の井戸に落ちた

農夫が蓋をしてしまい

天に帰りたい雷神は

自分は桑の木が嫌いだから

「桑原桑原」と唱えれば

もう二度と落ちないから

出してくれと頼みました

それが伝説になってるようですが・・

雷の季節です・・・

くわばらくわばら・・

雷が鳴ったら

逃げましょうね

 

 

 

 


暑中お見舞い

2009年07月15日 | Weblog

 

***

暑中お見舞い

***

 

梅雨明けが一気に進んでますね

季節の言葉

暑中お見舞い申し上げます

早々と手紙がきます

今日は暑さで

溶けそうな頭を

さらにかき混ぜてみます

~~

話は昨日の続きで・・

 

青春について熱く語った親子

 

青春に思い悩む子が

 

教室での会話

 

「先生 トイレ」

 

「先生はトイレではない」

 

いまどき授業中に

 

トイレに行けるんですね

 

わたくしのころは我慢させられましたね(爆)

 

そして

 

嫌いな授業が漢文古典

 

漢文は・・チンプン漢文

 

古典は・・こてんこてんパア~

 

だそうです・・

 

笑いの絶えない家族

 

これから先も・・大丈夫だね。

 

***

 

今日の写真は

早く外に出かけたいけれど

暑さに溶けているので

今日もスタジオ写真?

ばけねこならぬバテねこ

歩きながら倒れます

そして涼しいところ探してうろうろ

今は玄関の鉢植えにへばりついてます

 

 

 


青春って何

2009年07月14日 | Weblog

 

***

青春って何?

***

 

「青春て何?」

 

父に聞いた

 

答えにならない話が

 

三十分続いたと・・

 

では君の青春とは何?

 

しばらくの沈黙ののち

 

「ニキビができる」

 

「長電話するようになった」

 

「お金がないこと」

 

「寝る、遊ぶ、食う」

 

そして

 

そして

 

「憂鬱」

 

だそうです

 

あなたにとって青春は何?

 

***

 

今日の写真は

青春のイメージ

 

近くにいる同級生の友人宅へ

借りものがあって出かけて聞いた話

奥さんが

大笑いして話してくれました

 


蝉の朝

2009年07月13日 | Weblog

 

***

蝉の朝

***

 

朝 蝉の声で目が覚めた

 

今年初めて街中で聞く

 

蝉の声

 

起きろ 起きろ 起きろってば

 

なんだかせかされた気分で

 

はいはい・・起きました

 

寝ぼけ眼で窓の外

 

なんと素晴らしい青空

 

梅雨を忘れさせる眼ざめ

 

今日は朝から

 

蝉のおかげで気分爽快

 

蝉さん・・・ありがとう

 

***

 

早速カメラ持ちだして

お礼のワンショット

蝉の声が聞こえると

いよいよ夏だねぇえ

まださわやかに聞こえる

蝉の声

やがて・・あぢぃ~い あぢぃ~いと

聞こえてくる夏だ

気合い入れて元気で過ごさねばと

思う朝です

 

 


風鈴

2009年07月12日 | Weblog

 

***

風鈴

***

 

風鈴をぶら下げた

 

ここ数年

 

秋になる頃に

 

取り外してしまうことにした風鈴

 

こうやって掛け直すと

 

夏が来たって気がする

 

早速風が挨拶にきた

 

ちりん ちりん

 

また会えたね  

 

まってたよ~~と

 

さわやかな音を奏でる

 

***

 

今日は写真は

風鈴

最近は風鈴も

いろいろ種類があって

南部鉄ばかりではなくて

ガラス、陶器、金属の細いパイプ式など

それぞれがさわやかな夏の音色

心までさわやかな気分になれるね

 

 


見つめる瞳

2009年07月12日 | Weblog

 

***

見つめる瞳

***

 

ふと思うことがあります

 

最近どうも

 

臆病になった気がするんですと

 

突然に言われたら

 

どう答えますか

 

たいていの場合

 

無我夢中で突っ走ってるときは

 

思わないことなんですね

 

あるところまで

 

成績なり信用なり

 

財産なり家族なりができてくると

 

きゅうに

 

臆病になるものが人間だそうです

 

「失いたくないものが増えた」ということなんですね

 

どこで見つめる月も星も

 

決して変わってはいないけれど

 

変わってしまったのは

 

自分の見つめる瞳なんですね

 

***

 

今日の写真は

 

瞳ということで

これにしました

一生懸命見つめる瞳は

人間よりも

訴えるものがありますね