生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

身体障害者手帳

2010-04-08 21:27:43 | 退院後

久しぶりの更新です。

 

2月に申請していた身体障害者手帳が本日郵送されてきました。

 

ショッキングピンクの入れ物に、入っています(障害者手帳って派手にする理由があるのでしょうか?)。

 

明日、以下の申請に行ってこようと思っています。

1)自立支援医療費支給申請(更正医療)

 「身体障害者の更生のための医療給付制度です」。と説明がされていました。更正って、あまりよい意味ではないのです。正しいものに改めることという意味ですが、何となく合っていない言葉かなと思うのはわたしだけでしょうか?

 内容は、肝障害1級であれば、医療費負担が1割となり月額の上限が20,000円になる制度で、非常に負担が軽くなり、ものすごく助かります。

2)重度心身障害者の医療費助成制度

「市では、重度心身障害者の方々の健康を守るための医療費を助成しています」。と書いてあります。こちら方が、利用者にはわかりやすい名前です。

 内容は、市内の協力医療機関で受診した場合には、自己負担額の合計が21,000円未満の場合、受給資格者証を呈すれば窓口で自己負担金をし払わなくてすむ制度です。

 

非常に金銭的に助かる制度なのですが、以下の疑問が生じています

①1)と2)を申し込むと、市内の病院で治療を受ければ医療費がかからないということなのでしょうか?市外の病院(たとえば、隣の市の大学病院など)での受診は、助成されないのか・・・(よく読むと、後で申請すれば、数ヶ月後に返還されるようです)

②共済などからの給付金があるときには、後でその分を返還しなければならないと書いてあるが、何度も申請しなければならないのか???

③同じ市の制度なのに、同じようなわかりにくい申請書を何通も記入しなければならないのか??

 

金銭面では、非常に助かる制度で、その恩恵は非常に大きく感謝の気持ちでいっぱいなのですが、もう少し申請の簡素化とシステムの統合が図れるのではないかと考えてしまいます。障害者が、何度も申請に行けるとは思えないのです・・・

 

もうひとつ、携帯電話の基本料金が50%になるスマイルハート割引という制度があります。しかし、現在誰でも割というサービスで、基本料金が50%になっているので、このままでもよいのかなと思っています。これも、auで聞いてきたいと思います。

 

支援をいただいているのに文句を言っているのは、いけないこととは重々わかっているのですが、謎だらけです。


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2 コメント

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ショッキングピンク (かんぞう)
2010-04-09 11:54:30
ショッキングピンクって、凄いですね!
わたしは直接貰ってきたので分かりませんが、これもきっと自治体で違うんでしょうね。

違う、といえば、身体障害者手帳制度にまつわる福祉制度も、やっぱり自治体でかなり差があるんですね。


わたしも更正医療と重度助成と、それに特定疾患が絡んで、よく分かりません。
更正医療が国で重度助成が各自治体で、っていうぐらいしか認識していませんが、これとて、地域によって助成内容が違うんですもんね。

せめてこの辺の事だけでも窓口を一本化して欲しいものです。


重度助成が各自治体の管轄のようで、基本ラインは統一されているようですが、それぞれの自治体毎に助成内容が違うらしく、でもひささんの所で更正医療と併用できれば医療費がかからないという事になりますよね。
これって、すごく大きいですね。



こちらの窓口で、手続きの煩雑さの事を訴えたのですが、
「ですから、ご本人ではなく、半数以上が代理の方が手続きにいらっしゃいます。」
と、サラリと言われてしまいました。
これってどうなんでしょうね。


ひささんの、申請の結果、期待しています。
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そうなんですよ (ひさ)
2010-04-09 16:52:32
かんぞうさん、こんにちは。

システムを作った組織・人間と、運営している組織・人間は別のものですので、なかなか窓口で質問しても、制度の改善には至らないようです。

申請してきました、今日の記事に詳しく載せてみますので、見てみて下さい。
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