生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

同級生

2009-05-07 22:52:26 | その他
今朝、携帯電話がなり久しぶりの同級生の奥さんからのものでした。

内容は、同級生のひとりが今朝自宅で亡くなられていたという知らせでした。

えーっ!!うそっ!!・・・・

この同級生は、中学生の時から、一緒に柔道部に所属し、県のチャンピオンにもなった、立派な体つきをしたスポーツマンでした。

高校からは別々の道に進んだので、なかなかあうことも無かったのですが、移植で入院した時には、子供さんを連れてお見舞いに来てくれていました。

正月に、40歳の同級会にも来てくれて、私の体を心配してくれていました。

今朝、お布団の中で、亡くなられていたそうです。

心筋梗塞による不整脈という診断と聞きました。

お顔を拝見させていただきましたが、まるで寝ているだけのようで、全く実感がなく、不思議な感じでした。

同級生の中では、自分が一番最初に逝く予定だったのに、その親御さんまでも、追い越して逝ってしまいました。

心より、御冥福をお祈りします。

市町村合併により、仕事の内容が変わり、大変で一時は落ち込んで、かなり苦しい思いをされていたようです。

せめてもの救いは、苦しまないで逝けたことと、この世の苦しみから解放されたことです。

突然の事でしたので、なんとも不思議な感じです。

自分の生き死にについて、考えていた一年でしたが、人の命の尽きる時は、いつになるのか予想も出来ないものと、考えさせられました。

いま、元気で普通の生活が出来ることに感謝です。