生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

運動会

2009-05-16 21:36:38 | 退院後
今日は、子供達の運動会でした。
丁度一年前の運動会の時、内科での検査で、肝臓癌が確定し、予想よりも進行している状態で、まだ治療法が決まっていないときでした。

不安だけが、頭の中をよぎって、グルグル考え込んでいました…

同じ小学校の父兄に、移植を行ってくれた先生が2人おられ、運動会の時にこれからの治療について相談しましたが、まず内科的な治療をしてみたらどうかとアドバイスされ、少し落ち込んでいました。

会の最中も、来年はこの運動会に来れなくなっているのではないかと、思っていました。

変なことばかり考えていたのを思い出し、少し感慨に浸っていました。

今は、今年の運動会で頑張っている、子供達の応援が出来て一緒にお昼を美味しく食べれた事に感謝です。


でも、歩いて学校まで行って、ビデオを撮って、父兄参加の玉入れをして、お昼食べて歩いて家に帰る事がこんなにしんどいとは、思いませんでした。

体力は本当に無くなっているのが、実感できました。

また、来年参加する予定が入りりました。