生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

告別式

2009-05-09 23:14:55 | その他
今日は、亡くなった同級生の告別式でした。

ホールを使用して行われましたが、三百人以上の人が集まりました。

ライオンズ倶楽部・消防団・商店会の青年団・会社代表取締役………

肩書きが沢山有りすぎて、一年中休む暇もなかったのかなぁと、想像してしまいました。

死んでしまうことにより、現世のしがらみからは、解放されたわけですが、人生を楽しむことは出来なくなってしまいました。

本人が、この状況をどう思っているのかは、想像の域をでませんが、難しい所です。


全く反対に、90歳で亡くなったとすれば、同級生はほとんど先に逝かれ、自分が最後でだれも告別式にこれなかったという寂しい中での死もあり得た訳です。

40歳というのは若すぎますが、みんなに見送られてみんなの記憶に残るのも、死にざまとしては、いいのかもしれません。

ただし、残された家族は、これからが、正念場ですので、しっかりと団結して、頑張ってほしいです。

また、この死を機会に、自分の生がもっと充実してしくれば、成仏されるのではないかと、思いました。