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労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

5月10日 万博と日本版ライドシェア24時間解禁の先に何があるか?~大阪から公共交通の『未来』を考える

2025-05-29 | 書記長社労士 ライドシェア断固阻止!

 「交通の安全と労働を考える市民会議~ライドシェア問題を考える~」は、5月10日、大阪市中央区のエルおおさかで「万博と日本版ライドシェア24時間解禁の先に何があるか?~大阪から公共交通の『未来』を考える」と題し、大阪万博を口実とした日本版ライドシェア(RS)の24時間運行をきっかけに維新の会が完全版のRSを実現しようとしている現状と問題点についてシンポジウムを開催した。
当日は、京阪神の労組幹部を中心に、一部タクシー事業者幹部も含めて会場をほぼ一杯にするとともにZoomによるリモート参加も含め多数が参加した。


 冒頭、「万博での24時間RS導入の経過」について私鉄関西ハイタク労連の大南昌彦委員長が報告。
大南委員長は、「大阪ではニューモ社が目立った動きを見せている」とし、万博RSの実施では「大阪府の動向を把握した動きがみられる」と指摘。
RS法案を進める日本維新の会への警戒を呼び掛け「予断を許さない」と警鐘を鳴らした。


 続いて日本城タクシーの坂本篤紀社長が「大阪におけるタクシーの現状(万博開催後の状況も含め)」をテーマに講演。
「吉村(洋文)大阪府知事は2年ぐらい前に突然2300両のタクシーが足りないと言ったが、そこから乗務員証の登録は毎月約100人増え、実質的には2400両増となった。2300両より100両オーバーしているのに、(吉村知事は)不足状態が解消されたとは言わない」として、「全体として大阪・関西万博の開催でどれだけタクシーの売上が上がったかというと、対前年で100%か下手すると99%かもしれない。万博が始まってから正直、ちょっと落ちている」と指摘するとともに、維新等RS推進派が求める「完全なRS」というのが曲者で、「普通は『完全な人の輸送』とは、(事故の際)お客様や通行人、乗務員のけがも補償するが、彼らが推進するRSは補償もしない、要は運転者の自己責任。監督官庁もなく、問題も公表しないようなものは、日本にはそぐわない。彼らの言う『完全』とは『完全に補償しない』こと。乗らない人が被害に遭い、轢かれた人が損をする。動機は簡単、自分たちが儲かったら良い、ただそれだけの話だ」と安全面の懸念を示し、当事者意識を持って一般にアピールしてもらいたいと述べ、維新府政のデタラメを痛烈に批判した。


 次に日本労働弁護団の木下徹郎・常任幹事が「24時間RS導入の法的問題点」、労働ジャーナリスト(前国際運輸労連政策部長)の浦田誠氏が「万博のその先 海外の情勢から」をテーマにそれぞれ報告した。⇒木下弁護士の発言要旨はこちら「「『ライドシェア』の法的問題」木下徹郎弁護士@大阪シンポ 「万博と日本版ライドシェア24時間解禁の先に何があるか?」~大阪から公共交通の「未来」を考える~
浦田氏は、RSドライバーの労働者性を認める判決が世界各国で相次いでいるとし、法整備を待たずになし崩しでRSを広めた海外の事例や、それを阻止した事例を具体的に紹介し「安全性の問題だけでなく、料金と台数の規制、ギグ労働(請負)の問題を強調していくべきだ」と訴えた。


 市長として子育て支援に取り組み、人口と出生率を引き上げた泉房穂・前明石市長が在任12 年間の公共交通との連携・支援について紹介。
まず駅前のたばこのポイ捨てをなくすために喫煙所を設け分煙化を図り、荒っぽい接客を改善すべく補助も出し乗務員研修を促したほか、「市民を応援するために高齢者にタクシー券を出すことで、タクシー業界も支援。補助金も出しマタニティータクシーも走らせた」と報告、待機児童問題を例えに交通問題を語り、「共通するのは量だけでなく質が大事ということ。質を担保するためには、保育士さんやドライバーさんの待遇改善こそ重要だ」「公共交通・移動は福祉だ。民間まかせだけでなく、公共が責任をもつべき分野」などと述べ、「安全だけでなく安心のためには、このような会議が重要」と語った。⇒ 発言要旨はこちら 「泉房穂前明石市長@大阪シンポ 「万博と日本版ライドシェア24時間解禁の先に何があるか?」~大阪から公共交通の「未来」を考える~」


 また辻元清美・参院議員が「RSを巡る政治情勢」について、国土交通委員会で、河野太郎に対して「アメリカの領事館で日本国民にライドシェアを乗るときには気を付けろという警鐘を鳴らしたときの外務大臣はあなただったよね」って追求した件など、国会での議論を紹介しつつ、「タクシーだけでなく、バスも含めた総合的な交通施策が地方には求められる」と、人口減少の進行する自治体の経営では、交通空白の解消に向けた一層の取り組みが必要との見方を示した。


 その後、木下氏が代表して質疑を行った。
辻元氏は、泉氏とは互いに古くからの友人だったと明かし、迫る参議院選に向けて、国政への挑戦を表明している泉氏が「政党がしっかり安全・安心を大事にする姿を示すべき」と述べたことに対し、辻元氏は「泉さんも国会に来たら、タッグを組んで一緒にRSを止めようね」と笑顔でエールを送った。
さらに辻元氏は「国土交通大臣」になると宣言した。


 参加してくれていた野々上愛大阪府議会議員に大阪の議会の状況について発言を求めたところ、野々上氏は「私、少し合点がいったところがあった。維新が国会でライドシェア法案を出したが、実は大阪の維新は『国会の維新なにやってくれんねん』って怒ってて、万博のどさくさ、違法状態で既成事実を作っていこうとしているのに、国の維新はなんで寝た子を起こしてくれるなという生々しい議論が、実は維新の中で聞こえてきてて、とても平仄が合いました。大阪府議会は、維新が55人いて、私たち立憲が2人しかいないというような状況で、もうほんまに苦労して議論してますけど、何よりも現場の皆さんの声が、私たちの力にもなりますので、今日を契機にさらに連携をしてきます。」と、リアルな報告があった。
最後に、山口広弁護士が「市民の利便性より先に大切なのは市民の安全。すなわち『社会の安全』を守るためこれからも頑張りましょう」と締めた。

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シンポ 「万博と日本版ライドシェア24時間解禁の先に何があるか?」 ~大阪から公共交通の「未来」を考える~

2025-05-10 | 書記長社労士 ライドシェア断固阻止!

 交通の安全と労働について考える市民会議―「ライドシェア」問題を考える―(https://www.forumtsl.org/)は、5月10日(土)14時よりシンポジウム「万博と日本版ライドシェア24時間解禁の先に何があるか?」 ~大阪から公共交通の『未来』を考える~」を開催する。
会場は、エルおおさか(大阪府立労働センター)大会議室 (大阪市中央区北浜東3−14) ⇒ アクセスhttps://www.l-osaka.or.jp/access/
会場とzoomウェビナーによるハイブリッド開催だ。
オンラインによる視聴は前日正午までに申し込みが必要⇒申し込みはここをクリック
当日、会場参加の場合は事前申し込みしていただけたら助かるものの、申し込みなしでも会場定員に達していなければ参加大歓迎❕

 4月13日から開催の大阪万博に先立ち、大阪府は府域全域で日本版ライドシェアを1日24時間・週7日解禁した。
日本版ライドシェアは道路運送法上禁止されている白タク行為を「公共の福祉のためやむを得ない」ものとして、タクシーが不足する地域・時期・時間帯に限り認めるものとして2024年4月以降一部地域で許可された。
運用開始後、日本版ライドシェアが認められる場面が拡大され、万博に先立ち24時間解禁となったが、本来違法な白タク行為のこのような野放図な拡大を許していいのか。
日本版ライドシェアの拡大は公共交通、交通の安全、運転手の働き方にどう影響していくのか。
労働者・弁護士・政治家・事業者の発言を通じ多角的に検討する。


発言者(予定)
●辻元清美(参議院議員)
●泉房穂(元明石市長)
●坂本篤紀(日本城タクシー(株)代表)
●浦田誠(ライドシェアジャーナリスト)
●木下徹郎(日本労働弁護団常任幹事)
ほか
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【25春闘】3月7日、ハイタクフォーラムとタクシー政策議員連盟との意見交換

2025-03-13 | 書記長社労士 ライドシェア断固阻止!

 私鉄総連ハイタク協議会、全自交労連および交通労連ハイタク部会で組織するハイタクフォーラム(溝上泰央・代表幹事)は7日の総決起集会後、構成組織代表らは千代田区永田町の衆院第二議員会館で野党系のタクシー政策議員連盟(会長=辻元清美・参院議員)メンバーらと意見交換を行った。
タク議連からは辻󠄀元清美会長、逢坂誠二副会長、福島伸亨副会長、西村智奈美副会長、小宮山泰子幹事長、森山浩行幹事長代行、森屋隆事務局長、道下大樹事務局次長、田村まみ事務局次長の計9人。
ハイタクフォーラムからは溝上泰央代表幹事、小川敬二幹事のほか29人が参加し、私鉄総連ハイタク協議会からは志摩卓哉議長、石橋清志副議長、大南昌彦副議長、久松勇治事務局長、日下和彦私鉄関東ハイタク協事務局長、三村雅彦私鉄関西ハイタク労連副委員長、岡本雅信私鉄九州ハイタク労連委員長、塩塚大雄私鉄九州ハイタク労連副委員長が参加した。
司会進行は、森屋隆タク議連事務局長/参議院議員が務めた。

 溝上代表幹事は、「本日の総決起集会で、タクシー運転手の待遇を向上させ、地域交通と雇用を守り抜く腹合わせをしてきた。現場の声を伝えるので、ハイタクで完結する移動を創っていくため、お力をお貸しいただきたい」などとあいさつした。
タク議連は、逢坂誠二副会長/衆議院議員が「ベトナムのライドシェアを利用し過剰な請求をされた。日本のハイタク運転手が守っている安全・安心が非常に大事だと痛感した」「ライドシェアは駄目というと、既得権益を守っていると言う人がいるが違う。守っているのは、国民の安全・安心であり、交通の安全を守ることが目的。変な声に惑わされず、頑張っていかなければいけない」「この30年、目先の利便性、合理性を追求した結果、何を守るべきかを忘れてしまった。特に、働く皆さんの待遇を向上させないと社会全体が良くなっていかない。濃密な意見交換をしていきたい」などとあいさつした。


 続いて全自交労連、交通労連がハイタク情勢(現場・組合員の声)報告を行い、私鉄総連からは大南私鉄関西ハイタク労連委員長が国交省要請時と同様、一連の日本版ライドシェア緩和の実態を報告するとともに、ライドシェアの全面解禁に向けた動きとしての危機感を訴え、「この流れを止めるのにお力をお貸しいただきたい」などと伝えた。

 意見交換では、福島副会長から「日本版ライドシェアの評価と全国的な傾向について」、道下大樹事務局次長からは「危機的な地域のタクシー事業に対し国家予算投入の具体策」が問われた。久松勇治私鉄ハイタク協事務局長は「自治体が独自で行っている交通弱者に対する運賃への補助制度を、国が制度として責任を持ってやっていただけたら、私たちも安心して運賃改定を求めていける」などと応じた。
道下事務局次長からは、規制がないライドシェアより、タクシー事業者に課されている規制縮減が先、との意見があった。
西村智奈美副会長からは、地方での24時間運行廃止の状況と泊まり勤務の労働時間扱い、小宮山泰子幹事長からは「大阪の日本版ライドシェアの緩和は供給に疑問があり、タクシーが副業ならできない。偽装の疑いがあるため調べる必要がある。運転手はプロフェッショナルであるべき」、森山浩行幹事長代行からは、3月14日の衆議院国土交通委員会での質疑に向けた協力が求められた。
また森屋事務局長は、「これからどういう活動ができるか」を提起した。
久松私鉄ハイタク協事務局長は「大衆運動は交運労協の街頭宣伝活動、ライドシェアを考える市民会議が進めている。喫緊の課題は、①昨年3月通達に基づく日本版ライドシェアが事務連絡レベルで緩和されていること、②通達の有効期間は2026年3月31日まで。道路運送法第78条の3『公共の福祉を確保するため、やむを得ない』が根拠の日本版ライドシェアは、移動の足が確保でき、やむを得ない事情が消滅した場合、判断をどうするのか、どうやって辞めるのかが明確になってないこと、③2026年4月1日以降の通達の扱いはどうするのかを明確にさせていくため、タク議連と協働したい」などと応えた。


 さらに森屋事務局長は、「日本版ライドシェア運転者は、二種免許を持っていないから、タクシーより安くてよいのでは」という利用者から寄せられた疑問について尋ねた。
久松私鉄ハイタク協事務局長は、「運賃が安いとなれば、安い方がよいとなってしまう。運賃の高い、安いでは、この問題の解決にならない」などと応えた。
また塩塚大雄私鉄九州ハイタク労連副委員長は、「福岡では二種免許を取得するまでの間、事業者側がライドシェアを活用しだしている」などと報告。
あわせて二種免許取得補助金は労働者への支援を要望し、労使協議では限界がある歩合給制度について、「国が見直しをリードいただけたら助かる」などと伝えた。
辻󠄀元会長は、「現場の声をうかがい、国会のあらゆる場面で力を尽くした連携プレーでいきたい」とし、①コロナ禍でのゼロゼロ融資返済状況と経営への影響の把握、②47都道府県における日本版ライドシェアの運行状況調査と公表を、国交省と折衝するよう森屋事務局長へ注文した。
また、「本当にタクシーが足りないのか、実態をふまえたうえで日本版ライドシェアの緩和をしたのか、大阪の実態を分かって緩和をしたのか、衆参国土交通委員会で確認してほしい」「ライドシェア問題は、与野党関係なく反対している国会議員と連携してきた。来る参議院選挙で力を伸ばすために、ご協力をお願いしたい」などあいさつした。
最後に小宮山幹事長は、「私は、あまり大阪に行っていないが、報告をうかがい、やばいと思った」「地域公共交通の安全と安心が破壊されないように、そして労働者の待遇と雇用の安定を守るために、しっかりと戦っていきたい。私は、二種免許を持った運転者のタクシーを利用したい」などとまとめた。


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8月8日、タクシー政策議員連盟(辻元清美会長・森屋隆事務局長)は「ライドシェアに関するヒアリングと意見交換会」を開催

2024-08-16 | 書記長社労士 ライドシェア断固阻止!
 8月8日、野党系(旧民主党系)のタクシー政策議員連盟(辻元清美会長、立憲民主党参議院議員、私鉄総連準組織内国会議員)は衆議院第一議員会館で、国交省物流・自動車局、内閣府規制改革推進会議事務局、全タク連、私鉄総連ハイタク協議会・全自交労連・交通労連ハイタク部会で組織するハイタクフォーラム、日本労働弁護団、交通の安全と労働を考える市民会議などと「ライドシェアに関するヒアリングと意見交換会」を開いた。


 私鉄総連ハイタク協議会の久松事務局長の司会で開会、議連を代表し辻元会長は「今回のようにライドシェア問題について、事業者、働く人たち、労働者の権利を守る弁護士の皆さん、国交省、内閣府など関係者が一堂に集うことは珍しい」とし、「ハイタク議連には立憲民主党・国民民主党・社会民主党・無所属の議員が大同団結しており、与党の自民党、公明党の議連とも意見交換して取り組んでいる。これは第一に利用者の安心・安全を守る交通政策とはどのようなものなのか、今はタクシーだけに着目されているが、バスや鉄道などの交通モードを総合的にどのようにすれば国民にプラスになるのかトータルで政策を進めていかなければならない」とし、「率直な意見交換に期待したい」などと開会のあいさつをおこなった。


 ヒアリングでは、①国土交通省 小林太郎官房審議官(公共交通、物流・自動車)、重田裕彦旅客課長が、供給力向上に対して日本版ライドシェア・公共ライドシェアに関する国交省の取組と現状について、②木尾修文内閣府規制改革推進室参事官、 河野良明デジタル行財政改革事務局参事官補佐が、規制改革推進室での議論の内容、③全国ハイヤー・タクシー連合会の川野繁副会長と田中亮一郎副会長が、タクシー事業者の取組と問題意識、④ハイタクフォーラム(全自交労連・交通労連ハイタク部会・私鉄総連ハイタク協議会)溝上泰央代表幹事/全自交労連 中央執行委員長が労働組合としての問題意識について、をそれぞれ説明。

 これらの説明を受けて、議連役員と、参加の交運労協、日本労働弁護団、交通の安全と労働を考える市民会議を加えて意見交換を行なった。
議連からは、松原仁副会長(衆)が「タクシードライバーの平均年齢が下がっていると聞くが、労働条件の向上を図りもっと若い人たちが来てくれるようにしていく必要がある。」と指摘。
辻元清美議連会長(参)は「プラットフォーム型のライドシェアを全面解禁した場合の懸念は把握しているのか、その懸念は払拭できるのか、運行管理などをタクシー事業者が担っておこなう日本型ライドシェアがギリギリの線では無いか。立法府としては危なければ踏み込めない。」と糺した上で、辻元会長は「自家用車活用事業の状況」として「事業に参加したドライバーに対するヒアリング内容が公表されているが、稼働が少なすぎる、あるいは時間帯によっては利用が少ないとの意見は裏を返せばタクシーが十分に足りているとの証明ではないか。要するに日本版ライドシェアは必要なかったということにならないか」などと指摘、さらに内閣府に対しては規制改革推進会議内に設置した「ライドシェアに関する準備会合(サブWG)」の構成員について「どのような観点からメンバーを選んだのか根拠を示してほしい」と求めた。
これについて坂本克己全タク連最高顧問も「構成員には情報流出などで国益を害した企業トップも含まれているのは問題だ」などと質した。
内閣府の規制改革推進室・木尾修文参事官らは「構成員は河野(太郎)・デジタル行財政担当大臣と決めたものであり、指摘されたのはLINEヤフー社であることは承知しているが、会長職を務める川邊健太郎氏は専門知識を勘案して決めた。役職は関係ない」などと否定したが、「発表資料には肩書が明記されているではないか」、整合性のない回答となり、参加者からは大きな失笑が漏れた。
辻元会長は「河野大臣に直接問い合わせてもよいが、大臣と相談して、構成員の選任理由を知らせてほしい」と求めた。


 森屋隆事務局長(参議院議員・私鉄総連組織内国会議員)は、内閣府に対し「タクシーの供給が十分になれば、ライドシェアは不要であるという認識か」と糺し、国交省には「タクシー特措法による準特定地域の解除の見通しと運転者の労働条件改善の状況、ドライバーシェア推進協議会の目的・位置付けと公共ライドシェアとの関係」を確認した。
牧山ひろえ幹事(参)は「小泉進次郎議員は神奈川にライドシェアが必要だと主張しているが、三浦の店舗や住民の方は『なぜライドシェアが必要か』と逆に聴かれるような状況。実証実験が行なわれているがほとんど利用されていない。」と指摘。
小宮山泰子幹事長は、「公共ライドシェア、協議会で議論が整わなければ首長が判断できるとあるが、首長に利害関係があった場合、議会も通さずに利害で実施可能では無いか。内閣府は白タクは違法という認識か。現状、実態も掴み切れておらず取り締まりも十分に出来ていないのに白タクを推進しているように見えて仕方ない」と糺した。
伴野豊副会長(衆)は、「交通のデジタル化とタクシーのドライバー確保の問題がごっちゃになっている」と指摘。
城井崇幹事(衆)は、「既存のタクシー事業者とそこで働く人を応援していかなければならない。そのためにまず必要な規制緩和を関係者の意見を聞きながら進めていくことが必要だ」と、発言をいただき、それぞれの関係者から答弁を受けた。


 また日本労働弁護団の木下弁護士は「労弁はそもそも日本版ライドシェアにも反対だ。必要性ありきで議論がされてきたが、必要性の検証がなされていない。道路運送法第78条の3は『公共の福祉を確保するためにやむを得ない場合にのみ例外が認められるべきものだが、通達では緩やかに導入を認めているとしか見えない点が懸念。本来ならタクシードライバーの地位向上で供給力を確保すべきが一義的だ。さらに4月以降、緩和が進んであり、これは労働者が求めているものなのか疑問がある。必要性があるのかの検証を、再度、立ち返って議論すべきだ。またライドシェアが導入されて安心・安全な公共交通を確保できるのか相当性の検証も必要だ。公労使であらためて議論を深めて頂き、本来のタクシーの活性化を進めていくべきだ」と意見した。

 最後に坂本克己全タク連最高顧問から議連に対しての檄を述べ、榛葉賀津也副会長が「利用者とタクシードライバーの安心・安全、タクシーとの共存共栄、事故時の補償など問題点があることは明らか。公の大臣がよくやる『結論ありき」ではなく、国民のためのよりよき制度にすることを念頭に議論をお願いしたい」との挨拶で閉会した。
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今日の仕事後、大阪に帰るんで出勤前サーフィン ⇒ タクシー政策議員連盟役員会 ライドシェアに関するヒアリングと意見交換でまさかの司会 ⇒ 夏の孫Daysが始まりました💕(Day1は孫2号&V3)

2024-08-08 | 脱線編1 波乗り報告🏄 地元平塚(湘南Boyやで~)

【🏄5-95 WATER RAMPAGE ARROW 6'2"】今朝は衆議院第一議員会館に9時集合なんでふだんより早く部屋を出なくてはならなくて、しかも仕事が終われば1週間、大阪に帰るので、しばらく波乗りが出来ない。
やから、自分には珍しく夜明け頃からの入水。


 うねりは腰~腹くらいあるものの潮が上げているからインサイドブレイク。
やけどショアブレイクまではアウトで割れてくれるので、ダンパーが多いけど、それなりに切れてくる波もあって、意外に十分に走れる。
ゴリゴリ走ってフィニッシュをショアブレイクで判断ミスしなければさほど危険でも無い。


 ただ大きめに手を出すとTakeoff良さげに見えて「いぇ~い」って板を落とすもけっきょくワイドすぎて、Takeoffしただけに終わってしまうから困っちゃう😑


 彼女、自分と同じく、平塚在住で港区勤務という長距離通勤仲間(乗る東京上野ラインは30分ほどの時差があるが)。
「あと1本乗ったら仕事に行かなきゃ💦」って焦っていたらぜんぜん乗れなくなってしまって、「最後の1本あるある」にドはまり。
その最後の1本を写真撮るよ~って宣言してしまった自分も、そういうわけでその「最後の1本あるある」に巻き込まれてしまった~😨
が、いい写真が撮れたので待った甲斐があった❗
自分のタイムリミット最後の1本は、今日①だったんで、1週間、波乗り出来なくなるが、これでなんとか我慢できると思う…🌊<孫s? 🌊>孫s?


 今日は「タクシー政策議員連盟役員会 ライドシェアに関するヒアリングと意見交換」@衆議院第一議員会館第3会議室。
国土交通省物流・自動車局、内閣府規制改革推進会議事務局、全国ハイヤー・タクシー連合会、全自交労連・交通労連ハイタク部会・私鉄総連ハイタク協議会で組織するハイタクフォーラムからヒアリングを行ない、参加の交運労協、日本労働弁護団、交通の安全と労働を考える市民会議を加えての意見交換。
辻元清美議連会長、榛葉副会長、伴野豊副会長、松原仁副会長、小宮山泰子幹事長、森屋隆事務局長、城井崇幹事、牧山ひろえ幹事から発言をいただきかなりのツッコんだ議論ができた。
今日は、議連主催やのに、なぜか進行を労働組合にやってくれと言うことになって、異例にも自分がやることになったが(写真奥の司会台にいる黒い人)、11時15分終了目途を大幅にオーバーしながらも無事に(?)司会の任をまっとうしたので、自分を褒めておきたい。
この「タクシー政策議員連盟役員会 ライドシェアに関するヒアリングと意見交換」については、後日、労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~の方で報告します。


 んで、大阪に帰ってきて、孫Daysが始まりました💕(Day1は孫2号&V3)



 じいじがいるこの1週間で、行くところ(プールが2回と大阪市立科学館、ベランダプール、1号の⚽試合観戦、ストライダー、自転車、映画に行く時間があるかなあ…)、一緒にやりたいこと、行きたくないこと・やりたくないこと、買って欲しいおもちゃ…などをを取り急ぎ確認しました😅
張り切ってまいりましょう❗…😓
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SNSに載せているランチ等の記録をブログにも残しておく、ラーメンが多いねんけど(2024年6月3日~6月17日)

2024-07-31 | 脱線編4 SNSに載せているランチ等の記録


6月3日 錦わらい 梅田茶屋町店にいます。(大阪市北区芝田1丁目15−21)
なんなん、ここ。
美味しないやん…誰が予約したん💢

6月4日 大阪新阪急ホテルにいます。
子供の頃、誕生日なんかの祝い事で、ここのディナーバイキングに連れてきてもらうのが祭りやったが。
こんなんやったっけ?
思い出より狭く感じるし、内装もショボい、しかし50年前やからな。

6月4日 エル・おおさか(大阪府立労働センター)にいます。
私鉄総連第4回中央委員会が開会。
7月の定期大会で提起する2024年度運動方針(案)が主要議案。
お昼休憩のお弁当は阪急デリカやねん。
エル大阪に、今はもう、連合大阪はいないねんね、知らんかった。

6月4日 大阪新阪急ホテルにいます。
大阪新阪急ホテルは来年1月に閉館するねんけど、みんな自分は次はどこに行くのだろうと心配やわな。
ホテルズさん、みなさんの意向を尊重しての適材適所での配置転換、お願いします!



6月4日 もはやなんて店かもわからんが…。
たしかに二次会のお店を、10人ではいきなり設定できなかったのは俺としてゴメンやけど…。
いい大人がこの店はないやろ…😓

6月4日 大阪屋(大阪市北区角田町9−22 新梅田食道街 1・2F)にいます。
最初からここに来たら良かったんやん!
労働者のお店♪

6月5日 大阪新阪急ホテルにいます。
二泊三日が終わった。
ゆっくりと朝飯。
取りすぎ?
このまま直帰できたらよかったんやけど。
打ち合わせが5時、日本労働弁護団のライドシェア反対の集会が6時半。
それまでどうするか。

6月5日 空港ラーメン 天鳳にいます。(東京都大田区羽田空港3丁目3−2 第1旅客ターミナル地下1階北側)
炒飯が食べたい気分やったが、セットの半チャンしか券売機になくて、単品がない。
聞いたらあったんかな?
で、中華麺。



6月6日 どさん娘にいます。(神奈川県平塚市紅谷町6−22 鷲月ビル)
焼きます!
社会保険審査会が終わって日暮れ前に帰ってこれたんやけど、波はすね膝で、満汐で、どないもならんし😓
追記 俺の生存確認しに 賢ちゃんがやってきた!

6月7日 謙徳蕎麦家 ピアタ本店にいます。(東京都港区芝5丁目34−7 田町センタービル2階)
公共交通を守り雇用破壊を許さない 6.7 総決起集会
交運労協主催で、ライドシェア新法制定反対を目的とする集会を、各産業別労組から300名が結集して開催!
その後の🍺

6月10日 アジア料理 菜心にいます。(〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2丁目7−12)
ごま風味坦々麺。
菜心特製ラー油をぶちこみすぎてやばいことになった!

6月12日 平成麺業にいます。(大阪府池田市石橋1丁目11−3)
最近、石橋に来たときの楽しみになってるこのうどん屋。
今日は温玉カレーうどん。
肉でうどん量は並、天かす入れてもらうという選択。
汗だくながら被弾なし!



6月12日 Krispy Kreme Doughnuts 阪急三番街店にいました。(大阪市北区芝田一丁目1-3 南館地下1階)
奥さんが今朝のめざましテレビで紹介されてて「美味しそう!食べたい!」ってのたまってた。
仕事からの帰り、クリスピー・クリーム・ドーナツ、梅田にあったなと、反応が良かったと記憶に頼って、限定販売のレモン レアチーズケーキ・ティラミス クリーム・ストロベリー フラワーの3種類買って帰った。
また🐷化に手を貸してしまった…

6月13日 中華料理 蜀三国 新橋店にいます。(東京都港区新橋1丁目15−1)
大阪の家から出て、社会保険審査会のために東京に戻り、新橋に着いた。
今日の日替わりは、海老玉子旨塩。

6月14日 北海道から派遣されているうちの副委員長が、毎年恒例でアスパラガスを農家直送で取り寄せてくれた。
こないだうちの職場女子にいただいた北海道乙部町のOTOBEAN IPAのビールでいただくわ!

6月17日 東京豚骨ラーメンばんから 新宿三丁目店にいます。(東京都新宿区新宿3-31-3 全日第4プラザビル1階)
ライドシェア問題を考える市民会議の打ち合わせ後、大阪王将に行こうとしたら、機器メンテナンスで臨時休業。
で、通りすがりにばんからラーメンってなんだろうと入ってみた。
背脂大量のめっちゃ濃厚な豚骨醤油やったが、これは胃にキツいぞ!
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出勤前サーフィン、昨日は「波上がる上がる詐欺」だったが、夕方にはサイズアップしたその残り波でした😆

2024-06-17 | 脱線編1 波乗り報告🏄 地元平塚(湘南Boyやで~)

【🏄10-67 WATER RAMPAGE ARROW 6'2"】昨日は「波上がる上がる詐欺」だっと書いたが、夕方にはちょっとサイズアップしたようで。
今朝はその波が残って、朝から腰~腹で、たま~に壁の方では胸近い波も。


 ちょっとボヨボヨしていて合わせにくいし、ピークがランダムなので、自分の目の前で運よく張ってくれるのを待たなきゃいけない、ってこともあったが、それなりに波数はある。


 ミドルで消えてしまう波も多かったが、運よく張ったのに乗れたら、なかなかなのよ~😆
1時間ちょい、それなりに楽しかった~🎵




 午前中は「交通の安全と労働を考える市民会議―「ライドシェア」問題を考える― · Forum for Traffic Safety and Labour」 ·の打ち合わせ、一応、次の、取組は固まった。
品川の事務所に行って雑務をこなし(壊れたPC、マザーボードの交換で復活…壊れた原因はわからんが)、夕方は交運労協のハイタク部会。
で、その後の懇親会はいつもの「謙徳蕎麦家 ピアタ本店」(東京都港区芝5丁目34−7 田町センタービル2階)🍺
食ってるのも、カツとじ、生ハムの🍕といつものに始まり、稚鮎の天麩羅、とり天、馬刺しなどがいつもとちょっと違っていて、仕上げのそばのつゆをカレーにしてみた、ってなくらいで、ま、何を食っても美味しいお店やからええねんけど、この代わり映えしないのがいいんかな~。


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SNSに載せているランチ等の記録をブログにも残しておく、ラーメンが多いねんけど(2024年2月13日~2月28日)

2024-03-22 | 脱線編4 SNSに載せているランチ等の記録


2月13日 尼崎駅近くのお姉さんのお店で、日付が変わるギリまで3次会…😞
とてつもなくこういうお店が面倒くさい。
なぜか「松田聖子」白ワインが出てきた🍷

2月14日 ワイズホテル阪神尼崎駅前にいます。
昨夜は三次会まで🍺
寝たけど一ミリも体力回復していない気が…。
スタッフ調理の親子丼が推しとのとこながら、食欲も回復していない…。

2月14日 ホテル阪神アネックス大阪にいます。
昨夜は二次会のお誘いを辞退し、次、飲む店を探している仲間の列からもそっと離れ、ホテルに帰りさっさと寝たんで朝Runでけた。
ただ朝飯前に走ると、食欲が減退するねんなあ。

2月15日 めっせ熊にいます。(大阪市淀川区西中島5丁目16−1 JR 新大阪駅 1階 味の小路)
三日間の総括会議が終わって、そばたこセット+🍺
ほんとは家に帰りたいけど、知人(と言っても、今は自分の出身会社の取締役)が業務で国交省本省に行ってて、新橋で飲むことになってて、東京に戻るねん。



2月15日 銀座ライオン 新橋店にいます。(東京都港区新橋1丁目15−5 115 2-3F)
ってことで新橋で🍺
先輩、自分ばっか喋ってないで、人の話も聞きなさい💢

2月19日 えっちゃんラーメンにいます。(東京都港区芝浦3-1-30 なぎさテラス 1F)
中華そば。
ここ、ほんまに美味しいなあ、いつも並んでいるのも頷ける。
東京は飲食店で働いている人、外国人が多いが、諸外国に比べて見劣りする賃金で、しかも円安なのに日本通過での給与支払い。
いつまで働き場所として日本を選んでもらえるのやろ。

2月19日 謙徳ピアタ本店にいます。(東京都港区芝5丁目34−7 田町センタービル2階)
久しぶりやんの謙徳やん。
喋りが多すぎて食べたんか食べてないんかよーわからんが、とにかく最後のそばまで行き着いた!

2月21日 エスタシオンカフェ 新神戸にいます。(神戸市中央区加納町1丁目3−1 構内 JR 新神戸駅)
六甲山スペシャルブレンドコーヒー☕️
羊の味も人工雪の味も六甲おろしの味もしない。
想像とは違ってた。



2月21日 Bowl cafe Rotta+にいます。(兵庫県加西市北条町古坂6丁目134)
午後から社会保障について200分、しゃべりたおすから、なんでも大ボリュームのこのお店の中で比較的控えめな、赤&黒カレーを選択。
つーて、かなりの量よ。
しかも辛くはないのにスパイス利いてて汗だく💦💦
美味しいねんで!

2月21日 いこいの村 はりまにいます。(兵庫県加西市笹倉町823-1)
神姫バス労組さんで58歳に達する組合員さんらを対象としたライフプランセミナーで「退職準備セミナー」ってことで、健康保険・年金制度・雇用保険・介護保険などについて200分話させていただいてからの懇親会。
今年度は、同級生が対象。
それもあってか、懇親会の時に、たくさんの人が個人的に質問・相談しにきてくれた(個人的事情やからなかなかみんなの前で質問できないからな~)。
その懇親会でたまたまお隣になった方の息子さんが、加古川の「社会保険労務士法人 オフィスねこの手」で働いている社労士さんってことで、お話しが盛り上がった!
お父さんとしたら、社会保険労務士という資格は難関資格だと言うことは知っているが、稼げる資格なのかピンと来ないらしく(😅)、いやいや、ってことでいろいろとお話しをさせていただきました。
後で、その社労士法人のウェブサイトを覗いてみたら、ちゃんとした良い感じの事務所やん❗

2月22日 いこいの村 はりまにいます。(兵庫県加西市笹倉町823-1)
7時16分発の高速路線バスに加西インターから乗らなあかんので、自分だけ特別に朝ご飯を早めてもらった。
すみません😅

2月22日 鴻運にいます。(東京都港区新橋2-8-17)
新橋に着いて昼飯。
移動しかしてないが昼飯。
麻婆豆腐麺とミニチャーハンのセット。
間違えて入った店やったけど美味しかった!



2月25日 マクドナルド 平塚OSC湘南シティ店にいます。(神奈川県平塚市代官町33−1)
またまた昨日とうってかわって、気温4℃、冷たい北風、冷たい雨、波は小さい…。
今日は波乗りやめやめーっ🤣
映画の前にサムライマックダブル肉厚ビーフ。

2月27日 国会中央食堂にいます。(東京都千代田区永田町1丁目7−1)
2月29日に開催する「交通の安全と労働について考える市民会議主催 ライドシェア解禁の問題を考える院内集会」の出席をお願いすべく、衆参60人くらいの議員事務所を回る午後。
その前にたっぷりチキンカレー。

2月28日 川越蔵塚 昌平にいます。(東京都港区芝公園2丁目12−15 大国ビル 2F-A)
労働保険審査会、午前の審理だけで退席させてもらい、次の24春闘中央闘争委員会へ。
期間限定角煮入りカレーそばで汗だく。
しかしこの期間限定、いつ来ても、これある気がするんやけど。
冬季だけってことかな。

2月28日 湯浅にいます。(東京都港区芝5-20-20)
中央闘争委員会終わって、サクッと🍺。
湯浅になんと予約無しで入店できてしまった奇跡❗
湯浅おすすめコース(サラダ、刺身4品盛、特製つくね、炭火串焼2本、おでん4品盛)を選択で、悩まずに湯浅の美味しいものをまんべんなく食べられた。


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2.29「ライドシェア解禁の問題を考える院内集会」と日本労働弁護団の「ライドシェア」解禁に反対する緊急声明

2024-03-01 | 書記長社労士 ライドシェア断固阻止!

【1 💪1 -10 LiFETiCK Cinning(asist32kg) RowM58.5kg RateralRaize10kg ShoulderPress30kg LegRaize Crunch】 2月29日、交通の安全と労働について考える市民会議~ライドシェア問題を考える~は、衆議院第一議員会館大会議室にて、「ライドシェア解禁の問題を考える院内集会」を開催。
一般参加者に加えて、多数の衆参国会議員(森屋隆参議院議員・辻元清美参議院議員・近藤昭一衆議院議員・福山哲郎参議院議員・枝野幸男衆議院議員・吉田はるみ衆議院議員・鬼木誠参議院議員・小宮山泰子衆議院議員・芝慎一参議院議員・田村まみ参議院議員・大河原まさこ衆議院議員・岸まき子参議院議員・落合貴之衆議院議員・堤かなめ衆議院議員・野田国義参議院議員・水野もと子参議院議員・小沼巧参議院議員・阿部とも子衆議院議員・牧山ひろえ参議院議員、など)と秘書の皆さん、東京都の区議会議員(遠藤みほ墨田区議会議員・久家しげる荒川区議会議員・門脇翔平葛飾区議会議員・青木のぶえ北区議会議員、など)が参加、国民の安全や従事する者の権利を置き去りにしたまま拙速に議論が進められている「ライドシェア解禁の問題」について、複数の視点から考えた。


 内容的には、前回1月16日に横浜で開催した集会と同様で、(「ライドシェア解禁の問題を考える市民会議集会@神奈川」で、拙速なライドシェア解禁論の問題を共有した。
①趣旨説明・情勢報告を木下徹郎弁護士(市民会議事務局)、②ライドシェア問題を考える~海外の事情と日本の課題を浦田誠国際運輸労連(ITF)政策部長、③ライドシェアと労働法について菅俊治弁護士(日本労働弁護団常任幹事)、④ライドシェアと利用者を主婦連合会の木村事務局長(消費生活アドバイザー)、⑤持続可能な公共交通とライドシェアを戸崎肇桜美林大学教授(ビデオメッセージ)、からの問題提起を行った。
議員発言では、田村まみ参議院議員、柴慎一参議院議員、岸まき子参議院議員、阿部知子衆議院議員、森屋隆参議院議員からのそれぞれの視点からの課題について思いや決意、そしてこれからの政治的取り組みについて言及していただき、最後に辻元清美参議院議員が、総括的に「ライドシェア解禁の問題」についてどう運動を展開するかについて発言していただいた。

 ところで、冒頭の情勢報告でも、触れられていたが、2月26日に、日本労働弁護団が「『ライドシェア』解禁に反対する緊急声明」を発表したので、ここに掲載しておく。
まさに、正鵠を得ている!

「ライドシェア」解禁に反対する緊急声明

2024年2月26日
日本労働弁護団 幹事長 佐々木 亮

1 はじめに
 政府の内閣官房において、 2023年10月6日に設置されたデジタル行財政改革会議は、同年12月20日、中間とりまとめを公表した(以下、「中間とりまとめ」という。)。その中では、ライドシェアに関して、タクシーが不足する地域や時間帯において「タクシー事業者が運送主体となり、地域の自家用車・ドライバーを活用し、アプリによる配車とタクシー運賃の収受が可能な運送サービスを2024年4月から提供する(道路運送法第78条第3号に基づく制度の創設)」としている。
 このような動きを受けて、一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会は、2024年1月10日 、東京23区・武蔵野市・三鷹市において、2024年4月から「ライドシェア」を実施すると発表した。報道によれば、普通第二種運転免許いわゆる「二種免許」を持たなくても、普通第一種運転免許を取得して1年以上の運転者であれば、タクシー事業者との間で雇用契約を締結することで、自家用車を用いて行うことができるとされ(以下、「東京版ライドシェア」という。)すでにタクシー事業者により運転者募集も始まっている。
 このような現在急速に進んでいる「ライドシェア」解禁の動きは、既存のタクシー運転者の労働条件を悪化させるだけでなく、公共交通 であるタクシーの安全性をも脅かすものである。

2 タクシー運転手の労働条件の悪化を招くこと
 もともと、タクシー事業は、2002年に道路運送法が改正され規制緩和政策に舵を切って以降、タクシ ー車両の供給過剰とこれによる運転者の賃金減少が問題となっていた。そのため、2009年には「 特定地域及び準特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する特別措置法」(タクシー特措法)が成立し、さらに2014年には同法が改正されてタクシー事業の適正化が指向され、タクシーの供給過剰により生じてきた一台あたりの売上減少によるタクシー労働者の労働条件悪化を改善する政策が採られてた。
 しかし、「東京版ライドシェア」含め、あらゆる「ライドシェア」解禁は、これまでのタクシー事業の適正化に対する政策に対して逆行し、「白タク」によりタクシーの供給過剰を招いてタクシー労働者の労働条件を悪化させるのであり、断じて容認できない。

3 公共交通としての安全性を脅かすこと
 また、「東京版ライドシェア」では、二種免許を持たぬ運転者も認める。しかし、二種運転免許は、道路運送法において旅客自動車運送事業を実施する際に求められるものであり、よりによって交通量の多い都内で、二種免許を持たぬ一般の運転者に有償旅客運送を許すことは、利用者の利益の安全(道路運送法1条)を減殺させ、これによって確保されてきた公共交通の安全性を脅かすものである。

4 「東京版ライドシェア」も道路運送法の要件を充足しないこと
 さらに、中間とりまとめは、自家用車による有償旅客運送(白タクを可能とするため「道路運送法78条3号に基づく制度の創設」を目指すとされ、「東京版ライドシェア」も同号によって実施するとされている。
 しかし、同号は、「公共の福祉を確保するためやむを得ない場合において、国土交通大臣の許可を受けて地域又は期間を限定して運送の用に供するとき」という例外的な場面に限定し自家用自動車による有償旅客運送を許容しているのであり、安易に適用されるものではない。「公共の福祉」の確保に必要であるとの実証的な裏付けもないまま、東京都内のタクシー不足を理由に開始されようとする「東京版ライドシェア」は、「公共の福祉を確保するためやむを得ない場合」との要件を充足し得ないのである。

5 タクシー事業者との雇用契約締結では弊害防止できないこと
 「東京版ライドシェア」は、運転者とタクシー事業者との間で雇用契約を締結することを要件とするようだが、これは、タクシー事業者の利益確保にはなり得ても、労働者の労働条件悪化と公共交通の安全を脅かすことの歯止めとはならない。
 事業者の看板で「白タク」の算入を許してしまえば、同じタクシー事業者の下で働く既存のタクシー労働者においては競争が激化して一 台あたりの売上減少を招き、タクシー労働者の労働条件を悪化させるのは必定である。
 また、とりわけ交通量の多い都内で、二種免許を持たない一般の運転者に有償旅客運送を許すことは、公共交通の安全性を大きく脅かすものといえる。

6 将来的にも雇用契約締結が確保され運用される保障はないこと
 中間とりまとめは、「ドライバーの働き方について、安全の確保を前提に、雇用契約に限らずに検討を進める」としているのであり、雇用契約締結の要件が将来的にも維持されるのか大いに疑問がある。世界各国で、「ライドシェア」に関して、本来は「労働者」として扱われるべきドライバーを「労働者」と扱わず労働法の保護を及ぼさないとしていることが問題となり、訴訟にまで発展している。日本でも、当初から「東京版ライドシェア」を足掛かりに して、遠くない将来、雇用契約ではない法形式による「ライドシェア」を拡大しようと意図されているのである 。

7 まとめ
 以上の通り、あらゆる「ライドシェア」は、タクシー運転者の労働条件を悪化させ、公共交通であるタクシーの安全性を脅かし、何よりも、プロフェッショナルとして日本の公共交通を日夜支えるタクシードライバーの労働者としての誇りを踏みにじるものであって到底容認できない。日本労働弁護団は、タクシー事業者を運営主体にするものも含め、あらゆる「ライドシェア」解禁の動きに断固反対し、労働運動・市民運動と連帯してこれを阻止するために取り組みを進める 。
以上

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衆参議員会館回りでヘトヘトで帰ってきたら日暮れまでにちょっとだけ波乗り出来てしまった💦 汐、上げてるんでショアブレイク気味の波ながらも楽しかった😁

2024-02-27 | 脱線編1 波乗り報告🏄 地元平塚(湘南Boyやで~)

【🏄10-19 WATER RAMPAGE ARROW 6'2"】2月29日(木)18時から、衆議院第一議員会館大会議室で「ライドシェア解禁の問題を考える院内集会」を開催するので(会場とzoomでのハイブリッド開催、zoom参加なら⇒交通の安全と労働を考える市民会議―「ライドシェア」問題を考える―Forum for Traffic Safety and Labour からお申し込みを!現地参加なら17時45分から衆議院第一議員会館ロビーで入館証をお渡しします!)、今日の午後は、野党系のタクシー政策議員連盟加盟の衆参議員事務所に、あらためての参加お願いで、60事務所ほど回ってきた。
秘書さんしか応対してくれなかったら、さくっと終わってしまうのヤが、議員ご本人に会えたら、ついつい話し込んでしまうので時間は掛かるし集中力と臨機応変の対応が必要で、しかも参議院議員会館の12階から、衆議院第一議員会館・第二議員会館は11階から、階段を使って順番に回るので、歩行距離は相当なものになる。
ってことで全部回りきると、もうくったくた~😓
ってことで、直帰したら、日暮れ前にほんのちょっとだけ波乗り出来る時間が間に合ってしまった😁


 汐、上げてるんでショアブレイク気味の波。
やけどうねりは腰くらいあって、見晴らし前でsetなら、ワイドなピークの切れ目に合わせられたら、そこそこ走れる❗
Takeoffが激ぼれするから難しいけど、良いタイミングで板を落とせたら、1回、トップターンを入れてめっちゃ走れる(ショアブレイクが怖いからそこの処理は慎重に💦)。


 北風オフショア強くて面が堅いんで、リップが飛んでる。
うまくねじ込めば1秒くらいのチューブもある気がしたから、張り付き頑張ったけど、いかんせん、腰波ではバレルが小さすぎて、この大きな身体を押し込むことは無理やったのか😨
顔だけは2本くらいねじ込めたんやけどな。
ま、短時間やけど楽しめました~🎵


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パブコメ入れました! 「法人タクシー事業者による交通サービスを補完するための地域の自家用車・ドライバーを活用した有償運送の許可に関する取扱い」

2024-02-20 | 書記長社労士 ライドシェア断固阻止!
案件番号: 155240909
案件名:「法人タクシー事業者による交通サービスを補完するための 地域の自家用車・ドライバーを活用した有償運送の許可に関する取扱い」 に係るパブリックコメントの実施について
 ⇒ https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155240909&Mode=0
所管省庁・部局名等: 物流・自動車局旅客課
意見・情報受付開始日時: 2024年2月9日17時0分
意見・情報受付締切日時: 2024年3月9日23時59分

 昨年 12 月に決定された「 デジタル行財政改革会議の中間とりまとめ 」 において、タクシー事業者が運送主体となって、地域の自家用車・ドライバーを活用し、タクシーが不足する分の運送サービスを供給すること(道路運送法第78条第3号に基づく制度の創設)が決定されました。
今後、タクシーが不足する地域・時期・時間帯におけるタクシー不足状態を、道路運送法第78条第3号の「公共の福祉のためやむを得ない場合」であるとして、地域の自家用車や一般ドライバーによって有償で運送サービスを提供すること(自家用車活用事業)を可能とする許可を行っていく予定です。その許可に当たっての基準や取扱いについて、「法人タクシー事業者による交通サービスを補完するための地域の自家用車・ドライバーを活用した有償運送の許可に関する取扱い」として定めることを検討しており、今般 、 パブリックコメントを開始いたします。
なお、今般示す制度案はあくまでもたたき台であり、広く国民の皆さまの意見・情報を集したうえで、その内容を決定する予定です。


 と、言うことなので、私も本日、以下の通り、パブリックコメントを入れた。

【意見】
 道路運送法第78条第3項に基づく制度の創設について、条件付きで「賛成」である。

【理由】
 「法人タクシー事業者による交通サービスを補完するための地域の自家用車・一般ドライバーを活用した有償運送の許可に関する取扱い」について、公共の福祉を確保するためやむを得ない場合として、国土交通大臣の許可を受けて地域又は期間を限定して運送の用に供する範囲においての「タクシーが不足する分の運送サービスの供給」について、賛成である。

 ただし、以下の点については問題があるので、対処されたい。

1.新制度によるタクシー不足解消の効果を検証し「タクシー事業以外の者がライドシェア事業を行う」新制度を検討するための期間として、2か月というのはあまりにも拙速、且つ、乱暴であり、「ライドシェア」導入ありきが前提となっていることは問題であるため、効果の検証期間について、十分な期間を確保すること

2.タクシー運転者資格のない一種免許の運転者が、事業用自動車(緑ナンバー)で、有償運送を行うことは、利用者に対する欺瞞であり、緑ナンバーに対する利用者からの信頼を崩壊させる行為であることから、禁止すべき

3.ドライバーの選任については、運輸規則第36条を適用し、雇用契約によるものとすること

4.道路運送法第78条第3号による「公共の福祉を確保するためやむを得ない」事由が消滅した際には、速やかに供給を停止すること


 条件付きで「賛成」である、としたのは苦渋である。
「ライドシェア阻止」についてこれまで通り、自分は、一貫している。
しかし、「デジタル行財政改革会議 中間とりまとめ」 (令和5年12 月20 日デジタル行財政改革会議決定)において、タクシー事業者が運送主体となって、地域の自家用車・ドライバーを活用し、タクシーが不足する分の運送サービスを供給すること (道路運送法第78 条第3号に基づく制度の創設)が決定されたことを受けて、地域の自家用車や一般ドライバーによって有償で運送サービスを提供すること (自家用車活用事業)を可能とする制度を創設することとなった。
この新たな制度案では、安全・安心を確保する観点から、旅客運送分野において事故防止対策のノウハウを有するタクシー会社が、一般ドライバーの教育、運行管理や自家用自動車の車両の整備管理を行うとともに、運送責任を負うこととなることから、絶対に導入を阻止しなければならない「いわゆるライドシェア」とは異にする、道路運送法に基づく制度であると考えざるを得ない。
また、タクシーが不足する分の運送サービスの供給確保対策に対して、「二種免許」やプロドライバーとしての矜持という点で納得はできないが、タクシー事業者が運送主体となったとしても、地域の自家用車・ドライバーの活用を否定してしまうと、私たちが絶対に阻止しなければならない「いわゆるライドシェア」推進派への対案がなくなってしまう。
推進派は、この制度改正を「なんちゃってライドシェア」だとして、すでに反対意見を多数投じている。
したがって、今回の道路運送法第78 条第3 項に基づく制度の創設について、条件付きで「賛成」であるとした。


 交通の安全と労働について考える市民会議~ライドシェア問題を考える~は、2月29日(木)18時~19時30分、衆議院第一議員会館 多目的ホールにて、「ライドシェア解禁の問題を考える院内集会」を開催する。
※17時45分頃より、衆議院第一議員会館1階ロビーにて入館証配布。
※会場でのリアルと、zoomによるハイブリッド開催ですので、zoomでの参加の場合は、こちら⇒ https://forms.office.com/ より参加申し込みしてください。

 昨年12月20日、デジタル行財政改革会議が中間取りまとめで、2024年4月より、タクシーが不足する地域・時期・時間帯の特定を実施。これに基づき、タクシー事業者が運送主体となり地域の自家用車・ドライバーを活用し、アプリによる配車とタクシー運賃の収受が可能な運送サービスの提供を開始することとした。またタクシー事業者以外の者がライドシェア事業を行う法制度について2024年6月に向け議論するとしている。12月26日の規制改革推進会議は請負契約の推進などさらに踏み込んだ法改正の内容について答申している。「ライドシェア」とは何なのか。ライドシェア解禁が公共交通、働き方、利用者の安全にどのように影響を及ぼすのかについて、複数の視点から考える。

プログラム
情勢報告 木下徹郎弁護士(日本労働弁護団常任幹事)
ライドシェアの実際 国際運輸労連(ITF)浦田誠政策部長
ライドシェアと労働 菅俊治弁護士(日本労働弁護団常任幹事)
ライドシェアと乗客 発言者は調整中
ライドシェアと公共交通 戸崎肇教授(桜美林大学)
議員らと意見交換



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「ライドシェア解禁の問題を考える市民会議集会@神奈川」で、拙速なライドシェア解禁論の問題を共有した。

2024-01-22 | 書記長社労士 ライドシェア断固阻止!

 交通の安全と労働を考える市民会議は1月16日、「ライドシェア解禁の問題を考える 市民会議集会@神奈川」として横浜市中区のかながわ労働プラザで集会を開催、120人が参加した。
冒頭、全自交労連の津田光太郎書記次長が、昨年夏の菅前首相発言が端緒となって以降のライドシェアに関する日本の動きについて説明。
続いて、国際運輸労連の浦田誠政策部長が「『ライドシェア』とは~その現状と問題~」として、世界で何が起こってきたか、そこから得られた教訓と課題について、UBERの事例を中心に説明、拙速なライドシェア解禁の動きに警鐘を鳴らした。

 日本労働弁護団常任幹事の菅俊治弁護士は、日本のウーバーイーツ・アマゾンフレックスなどの働き方を例に「『ライドシェア』と労働」について「労働者ではない契約形態で旅客運送サービスを拡大していくことの重大性」についてお話しされ、「最初は赤字覚悟で経営するが、5年経つと牙を剥いて来る。団交無視、労働条件を何の説明もなく一方的に変えてくるのが彼らのやり方だ」と警戒を呼びかかけた。
 菅氏は「ライドシェア最大の争点は、そこで働く人々が労働者であるか否かということだ。働く者が労働者扱いされないとはどういうことかを考えなければならない」と前置き、内閣府・デジタル業財政改革の「中間取りまとめ」には「まるでおまけのように、目立たないように書き込まれている。
1)「公共の福祉を守るためにやむを得ない」78−3には、こっそりと「雇用契約に限らず」検討を進める。と書いてある。
2)78−2の自家用有償旅客運送のほうは、もともと非営利でやる。これを営利の株式会社が受託。運転手に「謝礼」を払う。賃金とは書いていない。これは雇用に限らないな。請負を入れるつもりであるな。
3)その先のタクシー事業者以外の事業者の参入によるライドシェアについては書いていない。書いていないのは、請負を入れる気が満々であるなと受け止めるべき。
この、雇用契約ではやらない、運転手を労働者扱いしないということが、たいへん重大かつ危険。」と指摘。


 また、ライドシェアの導入について、世界中で大反対運動が起きて裁判や法改正が行われている点について、「なにがいちばんの争点になっているか?最大の争点は、労働者か否か。労働者の権利侵害であると同時にコストを下げての不公正競争を招く。既存のタクシー会社が安全を確保しながら経営責任を果たすことが困難に(両立不可)。一度入れてしまうと、あとで引き返すことが困難。」として、いま、反対をと呼びかけた。

 そして、菅弁護士自身が、ウーバーなどの配達員やアマゾンの配達員の労働組合の事件を担当している立場から。「もし労働者でなかったら、どうなるか?」について、実例あげて紹介。
ポイントは5つとして、①はじめは赤字覚悟で、5年経ったら牙を剥く、②労働条件はブラックボックス、③究極の細切れ労働、場当たり的な働き方、④団体交渉は無視、機械が答えます、⑤本当は労働者、を挙げ、
 
①はじめは赤字覚悟で、5年経ったら牙を剥く
 フーデリ。注文すると。配送料金を支払ってる。配達員のもらう報酬と、どっちが高い?配達員の報酬の方が、高い。差額は誰が持っているのか。飲食店でしょうか?ちがう。ウーバーが被っている。
配送料無料キャンペーンなどをしている。誰が負担しているのか。飲食店でしょうか?ウーバー。
はじめから大赤字を覚悟で、シェアを拡大しようとしている。できるだけアプリを普及して、消費行動のパターンを植え付ける。フードだけでなく、ノンフードも。スーパー、コンビニと連携or鎬(しのぎ)を削る。そして、貨物だけでなく、人間も。タクシー会社と連携or鎬を削る。
 前半戦は、配達員という労働力の確保。赤字覚悟でそれなりの労働条件を提示する。
・配達員に対して時給2000円などの最低保障をする。
・最低限の配達員が確保できた段階で、出来高払いに切り替える。最初は、運んだ回数や運んだ距離によって計算式が決まっている。臨時に人手を確保したいときには、地域の割増賃金を提示する。一定の時間帯・一定のゾーンの賃金が1割、2割増やす。「ひつじ飼い」さらに熱心な稼働を促すために、「クエスト」。所定期間内に目標回数を達成。基本報酬に対して、その3―4割程度が場当たり的に支払われるもの。
しかし、ある段階で「黒字化」に着手する。労働条件の相次ぐ不利益変更を行う。時間単価が低下傾向にある。時給1400−1600円程度。
 労働契約法には8−10条まで条文がある。労働条件は労働者の同意なく、一方的に不利益に変更することはできない。そのなかでもとくに賃金は極めて重要な労働条件なので、厳格な条件を満たさないと変更できない。変更の必要性が必要、変更後の契約内容も合理的でなくてはいけない。変更の必要性や変更後の条件も労働者や労働組合に丁寧に説明を尽くさなくてはいけない。
 労働者扱いしないことになると、このような手続きが不要。自由に上げ下げする。変更に同意も手続きも不要にしておきたい。ウーバーイーツの配達員、ある日とつぜんに変更が伝えられる。変更の回数も夥しい。
報酬の変更だけではない。呼び出しに対する応答時間の制限(60秒→30秒→15秒)(配達依頼を拒否したと扱われる)

②労働条件をブラックボックス化
 不利益変更が自由自在なだけでなく、労働条件そのものが、どうしてそのような条件が設定されるのかブラックボックス化されている。不利益かどうかも確認不能。
ウーバーイーツ配達員の給与明細をみると、基本給と調整給からなる。でも基本給が半分くらいしかない。基本給の計算式もよくわからない。調整給が基本給と同じくらいあったりする。働き方がどう評価されているか、なにと調整しているのかもわからない。
 アルゴリズムが勝手に決めている。アルゴリズムの判断要素を開示せよといっても、秘密にされたまま。
労働がギャンブル化している。との指摘あり。同一労働同一賃金の原則を破壊している。との批判あり。
労働契約の場合、使用者は労働条件を明示しなければならない。明示義務を免れるために、労働者扱いしない。

③究極の細切れ労働へ
 「何時から何時まで働くかは、自由。それがいいのだ。」このような考え方に、私は批判的。
アプリにログインしても、仕事の割り当てがあるかどうかは、アルゴリズム次第。仕事が割り当てられなければ、当然、収入にならない。
それもアルゴリズムに常に評価、監視されている。
労働法は、長時間労働を規制している。配達員の中にも長時間労働あり。短時間労働は労働法のもとでも可能。
仕事の割り当て、スケジュールに見通しがあること、収入が安定していること、は極めて重要。
世界的には、労働条件をいかに透明化し、予見可能なものにしていくかが課題になっている。副業をしなくても、まっとうに生活できる賃金、労働条件が重要。
 アマゾンの配達員。アマゾンフレックスの配達。シフト労働をしている。勤務成績がいい労働者は1ヶ月前からシフトを入れられる。 成績が悪いと1週間前にしかシフトが入れられない。シフトを入れてくださいという告知がくると、一斉に労働者がアプリでエントリーをする。早い者勝ちの状態なので、先を争ってシフトをいれなければならない。
日雇い労働者がその日の仕事をもとめて行列する人たちの姿と変わらない、同じ場面が物流の現場では広がっている。

④団体交渉は拒否、機械がアンサーします
 ウーバーも、Amazonも、団体交渉を一切拒否している。苦情を受け付けるのは、サポートセンター。
たとえば、アカウント停止。
・まったく理由が説明されない。
・弁明の機会がない。
アプリでの問い合わせには、定型文言の答えしか返ってこない。機械が、規定違反があったのでアカウントを停止した、ということしか答えない。

⑤本当は労働者、労働法の保護をひろげよう
 私たちは、このような無権利な労働者を増やしてはいけない。
そもそも労働法は、形式的に請負や委託の契約であったとしても、働かせ方の実態をみて労働者であれば、労働法を適用しなければならないとしている。
世界では、労働者を独立契約者として偽装することを規制しよう必死に取り組んでいる。
無権利な労働者を増やしてはいけない。
日本は、現在広がっているこうした偽装雇用にたいして、適切な取り締まりを強化し減らしていくべきであって、ライドシェアのような働き方を増やすことではないはずだ。
これに逆行すること、ますます問題と被害を拡大するライドシェアの拡大には、断固として反対していかなければならない。



 続いて、地元神奈川からの発言を受けた。
牧山ひろえ参議院議員(神奈川県選出)
「私は世界でいろいろライドシェアに乗ってきたが、怖い思いもしたし目的地に到着しないことも経験した。世界には、ライドシェアはいろいろなものがあるが、多くの国で禁止されている。ウーバーでは多くの性被害が起っている。日本でライドシェアを解禁して、ひとりでも性被害があったり、ひとりでも誘拐事件があったり、ひとりでも命を落とすようなことがあったら、許されない。日本の安全安心を守るためにこれからも頑張っていきたい。」
篠原豪衆議院議員(神奈川1区)
「規制改革、一部の有識者が勝手に決めていく。始めてみて何か問題が起ったらどうするのか、そこをしっかりとみていかなくてはならない。今、タクシードライバーも待遇が上がってきている、その努力をちゃんと守らなくてはならない。」


 三上神奈川県タクシー協会専務理事から神奈川版ライドシェアの現状について説明を受けた後、日本労働弁護団常任幹事で、ブラック企業対策弁護団副事務局長でもある神奈川総合法律事務所所属の嶋﨑量弁護士
「神奈川版ライドシェア、反対していかなければならない、必要がない。既成事実だけ作って、やることを前提で検討していることに怒りしか感じない。利権、こういうところにお金が流れている。必要性がない、必要性がまずは基本であり、ドライバーが足りないのなら、労働条件を上げてくださいということ。そして海外の人が使いやすいアプリを政府が責任もって開発すれば良い。一度『ライドシェア』と名の付くものをどこかで入れたら、どんどん規制緩和がされて拡大していく。困るのは市民、困るのは利用者だ。」


 そして利用者の立場からの発言として、主婦連合会会長の河村真紀子さんからは、「大切な議論を拙速に始めようとしていることが問題。主婦連合の定例会でライドシェアを取り上げたときに、ライドシェアの定義をちゃんとわかっている人は少なかった。シェアリングエコノミーと混同していたり、乗り合いタクシーと混同していたりと、ライドシェアの実態が伝えられていないし、利用者消費者に共通認識もないのが今の状況だと。そのように国民が理解する前にライドシェア解禁を進めていこうとしているように見える。
 デジタル化を盲目的に進めようとしているのが今の政府で、それが本当に国民のためになるのか、社会のためになるのか、それを議論していくことが当然なのに、それがなく、デジタル化だから、規制緩和だから、と決められてしまうのは問題がある。利用者、労働者、あらゆる面から見ても私たちは反対する。航空機や船舶やその他の交通と同様に、消費者にとってタクシーは命を乗せるものであって、プロフェッショナルによることが大切で、もちろん安全が大切であり、過疎地の移動の問題や、都市部でもタクシーが不足している問題があるとしても、その課題の解決には丁寧な議論が必要で、けっしてライドシェアがその解決ではない。」「私たちも断固反対の声を上げていきたい。」と話された。


 代表世話人の戸崎肇・桜美林大教授は「ライドシェアと公共交通」として、「ライドシェアを推進しようとする人たちは、『なんでやらないの、だめならまた変えたらいい』という。しかし、ビジネスの話しと行財政改革の話しは次元が違う、行財政改革の失敗は、それをやり直すのには、たいへんな負担(コスト)と時間が掛かる。例えば『がんに効くから』と医薬品を安易に認可する、そんなことはあり得ない。
 今、世界はプラットフォーマーに独占される状況になる、それに世界では気付いて、今、amazonなどのプラットフォーマの市場や情報の寡占が問題なっている。それを日本では、ウーバーなどのプラットフォーマーに許そうとしている。アルゴリズムの中身は秘密にされているので、しかしアルゴリズムを持っているプラットフォーマーが強い。
これまでせっかく築き上げてきた日本のタクシーの制度は、もちろん安全の確保を含めてコストが掛かっているが、ライドシェアによってこれを一瞬で崩すことになるのが大きな問題でだ。タクシーを含めて地域公共交通をどうしていくかということについては、様々な議論や、それを踏まえての様々な法律制定、そらにそれらの法改正により今の制度が出来あがっているのに、それを一首長や一政治家の判断で、一瞬で崩してしまうことも問題だ。
 ライドシェアを推進しようとしている勢力はすべてがビジネスの観点であり、これに対抗していくには、私たちはわかりやすく世論に説明していくしかない。」と今後の運動の展開について提起された。
 参加していただいた、すとう天信神奈川県議会議員ら神奈川の各級議員から一言ずつご意見をいただき、最後に事務局である山口広弁護士が「ライドシェアを解禁しようという今のこの動きは、単に交通の安全の問題というだけではなく雇用の危機でもある。慎重な検討が必要なはず。市民会議は引き続き運動を展開していく」と、横浜集会を締めくくった。

 交通の安全と労働を考える市民会議として、次回は国会議員会館での院内シンポを可及的速やかにの開催しようと予定しているが、ライドシェアを拙速に導入しようとしている地域において、受け入れていただけるなら開催したいと考えている。(例えば、函館、大阪や福岡など)
我々市民会議の関係者に、是非、お声掛けいただきたい。

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大阪に帰る前にさくっと波乗り、まだ潮は多いがオンショア吹く予想なので…とローカルは自分と同じ考えの人ばっかやった😅

2024-01-17 | 脱線編1 波乗り報告🏄 地元平塚(湘南Boyやで~)

【🏄5 WATER RAMPAGE ARROW 6'2"】月曜日の朝、前日の夜が遅くなること必須やったからゆっくりの便にしても良かったのに、仕事も立て込んでおり、それに細々とした事務処理も溜まっているので、早起きして福岡9時30分→羽田11時00分の飛行機に乗ることにしていた。
しかし機材整備による福岡空港への到着遅れで1時間遅延、さらに福岡空港の混雑で40分離陸待ちで、結局、羽田に12時35分到着や。
窓から見える🗻を撮りたかったが映っておらず、その代わりセクシーゾーンのコンサート帰りの女子が映っちゃった♡(⬅撮影許可はもらっておりますがこっちは向いてくれませんでした)



 月曜の夜は、恒例のITF(国際運輸労連)東京事務所が年末に発行した壁新聞の打ち上げ🍺
6人中4人が昨年6月に台湾出張したメンバーだったので、選ばれたお店は「台湾料理 新台北 1号店」(東京都千代田区丸の内3丁目7−2)。
あんまり台湾台湾してなくて普通の中華料理屋さん、料理も可もなく不可もなく、席が狭くて接客は中国っぽいってことで…料理の写真は全部撮ったけどこの「鶏肉とカシューナッツ炒め」だけでええか…💦

 昨日は「交通の安全と労働を考える市民会議―「ライドシェア」問題を考える―」主催で、市民会議集会@神奈川「ライドシェア解禁の問題を考える」をかながわ労働プラザ(エルブラザ 神奈川県横浜市中区寿町1丁目4)にて開催、詳細はまたブログで報告します。
成功裏に終了したシンポジウム、後片付けが終わって残っていた主催メンバーで軽~く反省会🍺。
このかながわ労働プラザには、神奈川労働大学(途中で衆議院選挙になってしまって卒業できず)や、法改正のセミナーなんかで何度か来ているが、その時にめっちゃ気になっていた中華料理屋さん「味臨軒」(横浜市中区吉浜町2−18 雅ビル)を推薦して了解もらえたので念願の初入店❗
20時頃入店やったけど、ラストオーダーは20時30分、閉店は21時00分とのこと、お父さんとお母さんの仕事が終わるのを待っている姉妹がお店の片隅で仲良く遊んでいる。
四川・福建料理のお店のようで、一発目に着弾した「麻婆春雨」でみんなの胃袋鷲掴み、餡がたっぷり詰まった、肉汁あふれるジューシーな「焼き餃子」ではかなり熾烈な奪い合いと構内火傷が群発し、クミンに様々な香辛料を加え、ジューシーなスペアリブをスパイシーな味わいに仕上げた当店自慢の一品だという「クミンのスパイシースペアリブ」で、ハイボールや焼酎やった人を再び🍺に連れ戻し…😅



 カニカマ炒飯(え⁉?他においしそうな炒飯いっぱいあるのになんでカニカマ❓)、四川激辛マーボー豆腐【陳麻婆豆腐】はマジで辛かったがおいしかった、ホタテの揚げ物はサクサクで。
この頃、もう20時30分のラストオーダーは終わっていたが、お店の人が好意で「もう何品か作りますよ」って言ってくれた😍
なら、使い切りたい食材で2品お願いします(笑)って言ったら「いえいえ、野菜と海老食べてないから」と季節野菜の炒め物と海老と玉子の炒め【嫩蛋蝦仁】をお薦めしてくれたので、それで〆た~❗
本当においしかった、8人全員ホクホク~、ここは絶対にまた来たい❗


 で、今日の大阪に帰る前の波乗り。
満潮が朝で午後が潮具合いいんやけど、どうも午後には南風が吹くという予想。


 うねりはももで弱々やし、ほんまもうちょっと潮位下がって欲しいんやけど、待てない…。
ってことで入水したが、入ってる、または入ってきたローカルは、みんな自分と同じ考えの人ばっかやったのが笑えた😅


 まぁ乗れんことはなかったけど、波を待っている間が長すぎて、井戸端会議に集中してて、やっと来たsetを逃してしまったり、じわっと西に流されてピークを外したりと、集中力なさ過ぎやんけ💦
そのうちやっぱりオンショアがじわじわっと吹き出して終わりました~😢


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多くの国で禁止・規制されているライドシェアを世界で唯一水際で阻止してきた日本に、拙速にライドシェアが解禁されていくことを危惧する…

2024-01-13 | 書記長社労士 ライドシェア断固阻止!

 交通の安全と労働を考える市民会議―「ライドシェア」問題を考える―は、1月16日(火)18時から、かながわ労働プラザ(エルブラザ 神奈川県横浜市中区寿町1丁目4)にて、シンポジウムを開催します❗
昨年12月20日、デジタル行財政改革会議が中間取りまとめで、2024年4月より、タクシーが不足する地域・時期・時間帯の特定を実施。これに基づき、タクシー事業者が運送主体となり地域の自家用車・ドライバーを活用し、アプリによる配車とタクシー運賃の収受が可能な運送サービスの提供を開始することとした。さらに、タクシー事業者以外の者がライドシェア事業を行う法制度について2024年6月に向け議論するとしている。12月26日の規制改革推進会議も同じ内容を答申している。そもそもライドシェアとは何か、ライドシェア解禁は公共交通、働き方、利用者の安全などにどのように影響をしていくかを考える。
ぜひ、参加ください❗


 一般ドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶ「ライドシェア」について、東京ハイヤー・タクシー協会は「断固反対」の方針を一転し、4月から導入すると発表した。
われわれ、タクシー産業で働く者の立場としては、今回の事業者が行う「日本型ライドシェア」については、諸手を挙げて賛成できるものではないが、これまで一貫して反対していた、いわゆるライドシェア解禁に向けたライドシェア新法に対抗するためにという点では、仕方がないのかと…。
忸怩たる思いではあるが…。

 ただし、中身について、遊休タクシー車両を前提とするようだが、白ナンバーの自家用車を使用する場合もあることで、その場合の自賠責保険・自動車賠償保険がどいうなるのか明確になっていないことに課題がある。
加えて、アプリ配車に限るとしても1種免許で有償運送が出来るとなると、2種免許の価値の低下につながり、プロドライバーの賃金労働条件などの下方圧力となるのではないかと危惧する。(利用者への安全の提供も低下するのは言うまでもない)
また、タクシーによる供給が回復するならば、こういった運用は廃止すべきだと考える。

 ちなみに連合の「ライドシェアにかかわる『デジタル行財政改革中間とりまとめ』に対する談話」を掲載しておく。

ライドシェアにかかわる「デジタル行財政改革中間とりまとめ」に対する談話
日本労働組合総連合会
事務局長 清水 秀行
1.公共交通で保障される利用者の安心・安全が十分に担保されるのか見極めが必要
 政府は12月20日、第3回デジタル行財政改革会議において、「デジタル行財政改革中間とりまとめ」を決定し、「タクシー事業で不足している移動の足を、地域の自家用車や一般ドライバーを活かしたライドシェアにより補う」とした。具体的には、タクシー事業者の運行管理のもとで新たな仕組みを創設し、タクシー車両が不足する地域・時間帯に限って、アプリ配車とタクシー運賃収受が可能な運送サービスを2024年4月から提供するとしている。
 なお、この新たな仕組みは、国土交通大臣の許可(道路運送法第78条第3号)にもとづいて創設するとしているが、タクシー事業と同様に公共交通で保障されている利用者の安心・安全、ドライバーの安全確保、車両の管理責任などが十分に担保されるのか、重大な関心を持って見極める必要がある。

2.健康確保などに懸念がある働き方を広げることは容認できない
 特に、ドライバーの働き方については、「安全の確保を前提に、雇用契約に限らずに検討を進める」としているが、労働者でなければ労働関係法令が適用されず、結果的にドライバーが劣悪な環境での就労を強いられる懸念が拭えない。加えて、運行管理者に対して道路運送法等による健康診断などの健康管理や、副業・兼業を含めた過重労働の防止などの取り組みが課されないとすれば、事故などによって利用者や歩行者などの安全を脅かすことにもなりかねない。そうした懸念が多い働き方を広げることは容認できない。

3.タクシー事業者以外の者がライドシェア事業を行うことは慎重であるべき
 また、「中間とりまとめ」では、2024年6月に向けてタクシー事業者以外の者がライドシェア事業を行うことを位置付ける法律制度の議論を進めるとしている。タクシー事業者以外が行うライドシェア事業は、先行する諸外国において様々な問題が指摘されていることに加え、タクシー産業の健全な発展を阻害しかねず、慎重な検討が必要である。

4.国民生活や経済活動を支える持続可能で強い交通・運輸体系の構築を求める
 連合は、わが国が直面する経済・社会の変化に的確に対応するとともに、国民生活や経済活動を支える社会基盤として、持続可能で強い交通・運輸体系の構築実現にむけて、構成組織・地方連合会とともに取り組んでいく。


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朝は割れてなかったけど、On-line会議の後にお昼休みには割れてくれたのでなんとか波乗り出来たが寒かった~

2023-12-15 | 脱線編1 波乗り報告🏄 地元平塚(湘南Boyやで~)

【🏄6-141 WATER RAMPAGE ARROW 6'2"】【15🏃Run3-60 6.34km 41:28 芝公園~麻布十番】 今日の午前中は午後の予定の都合で部屋で、「交通の安全と労働を考える市民会議―「ライドシェア」問題を考える―」の打ち合わせはOn-lineで。
世界では規制・禁止になっている国が多いライドシェアを今さら日本に入れようとする規制緩和論者・売国奴・利権と搾取が大好物なヤツらが進める、拙速なライドシェア解禁論議にどう対抗していくか、そして来年1月16日に開催する横浜での「緊急神奈川集会」の運営を論議。
その前に波乗りしようと思っていたが、今日は中潮の満潮が7:25で135cm、うねりはモモくらいあるものの今の地形では割れてくれないので、ライブカメラを見ているような見ていないような…2度寝3度寝で9時20分までベッドでグズグズ夢を見ていた😪💤
11:59の干潮も潮位104cmと30cmほどしか引かんからあかんかなと思いつつ…。


 On-line会議が終わって都内に向けて出掛けなあかん1時間半ほどの時間、ライブカメラを見たら割れてるやんってことで大急ぎで浜へ。
波はモモ程度ながら、ちゃんと三角で割れてて、特にレフトがロングライドできて綺麗な🌊でなかなかのFun Wave🎵
数人の入水者は、なぜか割れないとこに浮いていて、一番反応が良いピークは自分一人貸切で乗ってアウトに戻ったら乗って、また戻ったら乗れて…ってクタクタやねんけど😅
早朝に比べると寒さマシやとは言え、小雨降る気温10℃は、寒かった~。


 今夜は、先日、佐賀から来ていた姪っ子と来て以来の「Bistro Roven 芝公園」(東京都港区芝2-5-1 コンフォルト芝公園 1F)。
本日の前菜 3種の盛り合わせ、本日のChef'sセレクションは生ハムサラダ・鴨のスモーク・十種の野菜のテリーヌ。



 バーニャカウダROVENアンチョビクリーム仕立て、アミューズタコス~大多喜町の柚子果汁とともに~、アボカドとベーコンのオリーブオイルソテー(熱を入れることでホクホクとろりと深化するアボガド。ペッパー&ハーブで🍺によく合います)ってのはその通りながら、飲み放題でない場合、それはかなり困る😓
デミグラスソースのハンバーグステーキ150gでは再びバケットが欲しくなるな~🥖


 前回、姪っ子と来たときに、ハンバーグもロールキャベツも、両方、デミグラスにした反省から、今回はロールキャベツはホワイトソースにしたんやが、これがめっちゃ素晴らしかった❗
これ、テイクアウトして即に佐賀の姪っ子に送ってあげたいくらいやわ~💦
ただ、このお店、パスタやピザがメニューになくて、最後、なんとなく仕上がらない…のは俺はまだ若い❓

【ふるさと納税】148-4 静波サーフスタジアム 中級コースチケット / サーフィン

2021年にオープンの日本初の大型サーフィン用ウェイブプール。 AWM (American Wave Machines) 社製のPerfect Swell®という最先端技術によって様々なレベルに対応する良質な波を生み出します。

2020東京五輪では金メダルを獲得したカリッサ・ムーア選手や、銀メダルを獲得した都築選手の練習場としても使われました。 プールでは体験・初級・中級・上級 ・エキスパートのレベル別で利用できます(1時間ごとの予約制)。 常に同じクオリティの波が来るため、 サーフィンがうまくなりたい、楽しみたい!という方にうってつけ。

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