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労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

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ラストマイル 「止めませんよ、絶対」…いや、たまにゃ止めてもいいんだよ…

2024-09-10 | 🎥いい映画観てますか?(邦画)

【🎦30 2024/8/31鑑賞】 ブラックフライデー前夜の11月、ビッグイベントにより流通業界が繁忙期を迎えようとする中、有名なショッピングサイトから配送された段ボールが爆発する事件が起きる。さらに事件は全国へと拡大し、日本中が混乱に陥る。巨大物流倉庫のセンター長に着任したばかりの舟渡エレナ(満島ひかり)は、チームマネージャーの梨本孔(岡田将生)と共に、未曽有の事態の収拾に追われる。

 ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」などの演出を手掛けた塚原あゆ子監督と、脚本の野木亜紀子が再び組んだサスペンス、大手ショッピングサイトのセンター長とチームマネージャーが、協力して連続爆破事件の解決にあたるという映画。
タイトルにある「ラストマイル」(ラストワンマイルともいう)とは、最終拠点からエンドユーザーへの物流サービスのことを指し、客へ荷物を届ける最後の区間を意味する言葉である。(人流の場合は鉄道駅やバス停から目的地までの移動を担うタクシー輸送を指す)
予告編を見ている限りあまり食指が動かなかったが、他に観たい作品もなく、興味あっても時間が合わずで、これ、消極的に鑑賞したんやけど…。


 11月のブラックフライデー前夜、アメリカに本社を持つ世界最大のショッピングサイト・DAILY FAST(デイリー・ファスト、略称:デリファス)の日本支社・西武蔵野ロジスティクスセンター(LC)から配達された宅配便が顧客のもとで次々と爆発、1名の死者と多数の重軽傷者が発生する大事件となる一方、物流拠点の責任者エレナは「止めませんよ、絶対」。

 巨大物流拠点から配送される爆弾をめぐるミステリーとサスペンスでありながら、現在の日本社会を支える物流システムとそこで働く人たちに関する問題をまざまざと提起する物語だ。
業界のトップから配送センター、運送業者、末端の運送屋に、そして荷物を受け取る家族まで、それぞれの狂おしい事情を見事に噛み合わせて、物流すべての実態と課題と人間ドラマを、巧妙にかみ合わせて描ききった、堂々とした社会派サスペンスに仕上げていた。
ロッカーの落書き「2.4m/s 70kg 0」、これが大きなキー。


 この作品のモデルとなるのはもちろん「Amazon」だが、Amazonに出品する店舗・その物流拠点とそこで働く人たちの働かされ方・運送事業者・配送する人々・消費者(発注者)では様々に問題があって、物流コストも含めてあっちを立てればこっちが立たず、実際に不幸な死を遂げる人も数多にいて…。
そういう意味でもとてもリアルで、考えさせられた。

 妻が「なんだ、この豪華キャストは❕❔」って驚いていたが、それもそのはず。
この映画は、TBSドラマで塚原あゆ子監督・野木亜紀子脚本の「MIU404」と「アンナチュラル」とのユニバーサル・シェアード作品となっていたんだ。
TBSドラマと言うならば、ショッピングセンターでの爆発現場にMERが臨場したら、もっとすごいことになっていただろうなww


 ショッピングサイト「DAILY FAST」西武蔵野LCセンター長の舟渡エレナを演じる満島ひかり。
DAILY FAST西武蔵野LCチームマネージャー梨本孔を演じる岡田将生。
エレナの上司でDAILY FAST日本支社の統括本部長であり5年前は西武蔵野LCのセンター長だった五十嵐道元を演じる ディーン・フジオカ。
DAILY FAST西武蔵野LCのチームマネージャーだったが5年前に西武蔵野LC内で飛び降り現在は東央医大に植物状態で入院中の山崎佑を演じる中村倫也、そして仁村紗和…この役者たちが物語の胆。
大倉孝二演じる毛利警視庁西武蔵野署の刑事と酒向芳演じる刈谷警視庁刑事部捜査第一課の刑事が、執拗に捜査に絡み、そしてラストマイルを担う羊急便では、委託ドライバー契約をしている火野正平演じる佐野昭に、昭の息子で家電メーカー・日ノ本電機に務めていたが会社が倒産した過去を持つ佐野亘を演じる宇野祥平、羊急便の関東局局長でエレナの無理難題で振り回されまくる「ヒツジさんのヤギさん」八木竜平を演じる阿部サダヲ、シングルマザーで2人の娘と暮らす松本里帆を演じる安藤玉恵。
ここまでがこの映画のオリジナルキャスト。
『MIU404』からは、警視庁刑事部第4機動捜査隊刑事の伊吹 藍(綾野剛)、志摩一未(星野源)と糸巻 貴士(金井勇太) 、警視庁西武蔵野警察署署長の桔梗ゆづる(麻生久美子)、警視庁刑事部第4機動捜査隊刑事の陣馬 耕平(橋本じゅん)、警視庁刑事部第1機動捜査隊刑事の勝俣奏太(前田旺志郎)など。
『アンナチュラル』からは、不自然死究明研究所(UDIラボ)法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)と中堂系(井浦新)、臨床検査技師の東海林夕子(市川実日子)と坂本 誠(飯尾和樹)、UDIラボ所長の神倉保夫(松重豊)、元UDIラボのアルバイトの久部六郎(窪田正孝)、ミコトの養母で弁護士の三澄夏代(薬師丸ひろ子)。

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