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労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

2022年1月に読んだ本

2022-02-14 | 📖いい本読んでます?
1月の読書メーター 読んだ本の数:10 読んだページ数:3929 1日のページ数:126

関ケ原(上) (新潮文庫)関ケ原(上) (新潮文庫)
読了日:01月04日 著者:司馬 遼太郎
 東西両軍の兵力じつに十数万、日本国内における古今最大の戦闘となったこの天下分け目の決戦の起因から終結までを克明に描きながら、己れとその一族の生き方を求めて苦闘した著名な戦国諸雄の人間像を浮彫りにする壮大な歴史絵巻。秀吉の死によって傾きはじめた豊臣政権を簒奪するために家康はいかなる謀略をめぐらし、豊家安泰を守ろうとする石田三成はいかに戦ったのか。☆☆★ 関ヶ原の合戦という、日本の現在に至るまでの大きな起点となった天下分け目の決戦に至るまでの心理戦が、じりじりと沁みる…。

木暮荘物語 (祥伝社文庫)木暮荘物語 (祥伝社文庫)
読了日:01月07日 著者:三浦 しをん
 小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年。空き室あります!安譜請ですが、人肌のぬくもりと、心地よいつながりがあるアパートです。うまい、深い、面白い。三拍子揃った会心作。☆☆☆ 一筋縄ではいかないストーリーが手強いながら、それぞれのエピソードの絡み方が秀逸で、コメディのはずが泣いてまうやんか!

オーパーツ 死を招く至宝 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)オーパーツ 死を招く至宝 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
読了日:01月09日 著者:蒼井 碧
 貧乏大学生・鳳水月の前に現れた、自分に瓜二つの男・古城深夜。鳳の同級生である彼は、オーパーツ―当時の技術や知識では制作不可能なはずの古代の工芸品―の、世界を股にかける鑑定士だと自称した。水晶髑髏に囲まれた考古学者の遺体に、密室から消えた黄金シャトルなど、謎だらけの遺産をめぐる難攻不落の大胆なトリックに、変人鑑定士・古城と鳳の“分身コンビ”の運命は?★★★ マニアックすぎて好きな人は楽しいんやろうけど、俺は無理やったわ。なんで「このミス」やったか不思議

富嶽百景・走れメロス 他八篇 (岩波文庫)富嶽百景・走れメロス 他八篇 (岩波文庫)
読了日:01月12日 著者:太宰 治
 太宰治が短篇の名手であることはひろく知られているが、ここに収めた作品は、いずれも様々な題材を、それぞれ素材に適わしい手法で描いていて、その手腕の確かさを今更のように思い起こさせる。表題作の他、『東京八景』『女生徒』『きりぎりす』『駈込み訴え』『魚服記』『ロマネスク』『満願』『八十八夜』を収録。☆★★ 「富嶽百景」が読みたくて。しかし「女生徒」の瑞々しさに、太宰治の違う面を見てしまった!

川あかり (双葉文庫)川あかり (双葉文庫)
読了日:01月18日 著者:葉室 麟
 川止めで途方に暮れている若侍、伊東七十郎。藩で一番の臆病者と言われる彼が命じられたのは、派閥争いの渦中にある家老の暗殺。家老が江戸から国に入る前を討つ。相手はすでに対岸まで来ているはずだ。木賃宿に逗留し川明けを待つ間、相部屋となったのは一癖も二癖もある連中ばかりで油断がならない。さらには降って湧いたような災難までつづき、気弱な七十郎の心は千々に乱れる。そして、その時がやってきた―。武士として生きることの覚悟と矜持が胸を打つ、涙と笑いの傑作時代小説。☆★★ かなり緩い時代小説で、泣けそうなはずやのに、どうしても泣くに泣けんかったのが残念。

関ケ原(中) (新潮文庫)関ケ原(中) (新潮文庫)
読了日:01月22日 著者:司馬 遼太郎
 秀吉の死後、天下は騒然となった。太閤の最信任を獲得した能吏三成は主君の遺命をひたすら堅守したが、加藤清正、福島正則ら戦場一途の武将たちは三成を憎んで追放せんとする。周到な謀略によって豊家乗っ取りにかかった家康は、次々と反三成派を篭絡しつつ、上杉景勝討伐の途上、野州小山の軍議において、秀頼の命を奉ずる諸将を、一挙に徳川家の私兵へと転換させてしまう。☆☆★ いよいよ家康が動き出し、物語が佳境に!

森に眠る魚 (双葉文庫)森に眠る魚 (双葉文庫)
読了日:01月22日 著者:角田 光代
 東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通して心をかよわせるが、いつしかその関係性は変容していた。―あの人たちと離れればいい。なぜ私を置いてゆくの。そうだ、終わらせなきゃ。心の声は幾重にもせめぎ合い、それぞれが追いつめられてゆく。凄みある筆致で描きだした、現代に生きる母親たちの深い孤独と痛み。渾身の長編母子小説。☆★★ あかん、こういうお母さんの心理戦的お話は苦手で…

彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)
読了日:01月24日 著者:沼田 まほかる
 八年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、淋しさから十五歳上の男・陣治と暮らし始める。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治。彼を激しく嫌悪しながらも離れられない十和子。そんな二人の暮らしを刑事の訪問が脅かす。「黒崎が行方不明だ」と知らされた十和子は、陣治が黒崎を殺したのではないかと疑い始めるが…。☆☆★ まさかの思いも寄らないラスト!

宴の前 (集英社文庫)宴の前 (集英社文庫)
読了日:01月28日 著者:堂場 瞬一
 安川は、4期16年を務めて県知事を引退すると表明。だが、政治路線を託す予定の副知事が急死し、後継選びは難航する。一方、元五輪メダリストの中司涼子が、突然出馬宣言し、勢力を増してゆく。危機感を覚えた安川は、秘策に打って出るが……。地元フィクサーや新聞記者、利権を争う県民達、各々の忖度や思惑が交錯する熾烈な選挙戦が始まる。"地方の王様"を決める戦いの行方は!☆★★ 選挙に関わることが多い自分の場合、選挙ものはリアリティの点で残念な感じが多いがこれもご多分に漏れず。

なでしこ日和―着物始末暦〈7〉 (ハルキ文庫)なでしこ日和―着物始末暦〈7〉 (ハルキ文庫)
読了日:01月30日 著者:中島 要
 着物の始末をする職人・余一は、ついに一膳飯屋の看板娘・お糸と夫婦になることを決めた。長年の思いが実り、喜んで父に伝えにいったお糸だったが「やつと一緒になるなら、おめぇとは親子の縁を切る」と頭ごなしに反対されてしまう。なぜ父はふたりの仲を認めてくれないのか? 母の形見である撫子色のきものを着て、祝言を挙げたかったのにと、困惑するお糸の前に、意を決した様子で、風呂敷包みを腕に抱えた余一が現れた。余一が手にしているものとは? 果たしてふたりの仲は認めてもらえるのか!?☆★★ 読み出していきなり大量の登場人物で面食らっていたら、なんや、これ「7巻」やったんや(汗)

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