
【🎦6 2022/02/06鑑賞】 ある秘密兵器の存在を追う、CIAのメイス(ジェシカ・チャステイン)。彼女は同じように秘密兵器を捜すドイツ連邦情報局のマリー(ダイアン・クルーガー)、MI6のコンピュータースペシャリストであるハディージャ(ルピタ・ニョンゴ)、コロンビアの諜報組織に所属する心理学者グラシー(ペネロペ・クルス)、中国政府で働くリン・ミーシェン(ファン・ビンビン)と出会う。スパイチーム「355」を結成した彼女たちは、第3次世界大戦勃発をもくろむ国際テロ組織に戦いを挑む。
アメリカやドイツなどの諜報組織に所属する女性たちがチームを結成し、第3次世界大戦を引き起こそうとたくらむテロ組織に立ち向かうという映画。
タイトルの「355」とは18世紀のアメリカ独立戦争時代に実在したパトリオット側の女性スパイエージェント355にちなむそうだ。
「ミッション:インポッシブル」や「ジェームズ・ボンド=007」といったシリーズと同じ精神で、女性主導によるスパイ映画を作りたい…と思った主演のジェシカ・チャステインが監督脚本ってところがこの映画の味噌。
で、アメリカCIAのエージェント、イギリスMI6の元エージェント、ドイツBNDのエージェント、中国MINISTRYのエージェントに、コロンビア諜報機関 (DNI) のセラピスト、という5人が絡み合ってのスパイ映画となる。
仕掛け人のジェスカ・チャスティン以下、キャリア抜群の頼れる多国籍キャストが見事に揃い、そんな彼女たちが世界を股にかけて活躍するということで、ゴージャス感満載のはずが…。

たしかに登場するのは、女性がカッコイイと思う女性スパイたちであって、それぞれ得意分野を持ち、バイクの名手もITオタクもいて、格闘能力も高いし、そして美しくて、エレガントなドレスアップも得意で、パーティでの社交術には女性ならではのテクニックも駆使するという、クールだがタフすぎない、このさじ加減が程よいのだろうという魅力的なキャラが揃っている。
男優の配役や恋愛の描き方にも、きっと、女性陣の意見が反映されているのだろう。

しかし男目線で見たらなんか物足りないねんなぁと言うと、この映画の批評としては「そういうことではない!」とお叱りを受ける気がするがと思いつつ…。
しかし、リアリティやら迫力やら深みやらで、このキャスティングなら、もっともっと上のレベルで責められたのではないだろうか、ってな意味では、ただただ残念だ。
なんでそこでそっちの路線に行くのんってなとこ満載で、どうも「B級」路線の王道を突き進んでしまっているように感じた。
しかも男目線にとっては最後の救いである「お色気」もあるようでなかってんなあ(苦笑)

久しぶりに出会えたペネロペ・クルス😍
この映画の予備知識が少なくて出てるの知らなかったから、登場した瞬間からめっちゃテンション上がったが、いや~、彼女も47歳なんや~💦
しかし美しいものは美しいねんって❗❗
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