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ヒューマンエラー「原因となる人間の12の特性」

2021-05-31 | 書記長社労士 労働災害

 先日、労働新聞社セミナー「事故防止 人の問題を考える 「安全スタッフ」連載100回記念」と題する、労働安全衛生総合研究所の高木元也氏のオンラインセミナーを受講した。
労災を中心に事故防止についての様々テーマを取り上げた連載を振り返るという内容で、それぞれ深く掘り下げることなく、トピックについての紹介だったが、具体例を挙げられながらの説明で、とても勉強になった。
「事故ゼロ」を目指す考え方の落とし穴、全産業の課題となっている熱中症の対策、現場では基本ルールが守りにくい状況もある中、基本ルールを守り続ける秘訣、安全の見える化、休業4日未満の災害から学ぶ、危険感受性を向上させる、などなどが、特に興味深かった。
「ヒューマンエラー ー原因となる人間の12の特性ー」については、災害防止にとって絶対に押さえておかなければならないポイントだと思ったので、これだけは具体的にここでメモしておこう。

ヒューマンエラー「原因となる人間の12の特性」
①無知・未経験・不慣れ
例)危険か安全か判断がつかない ⇒ 教育訓練、リスクアセスメント(職場の潜在的な危険性又は有害性を見つけ出し(洗い出し)、これを除去、低減するため手法)

②危険軽視、慣れ
例)これぐらいなら大丈夫、安易な教え、マニュアルに従わない

③不注意
例)作業に夢中になると他のことを忘れる、作業に集中すれば安全に注意が払えなくなる

④コミュニケーションエラー
例)指示のマンネリ化、曖昧化、一方的化で伝達不通

⑤集団欠陥
例)作業優先のため、手順を省略し、作業員全てが良しとする ⇒ 組織の問題。リスクに目が行かない。

⑥近道・省略行動
例)やることが面倒、作業手順の省略、作業の近道を優先 ⇒ 合理的な本能。

⑦場面行動(本能のおもむく行動)
例)道路に飛び出す、思わず手を出す、思わず上げる・下げる ⇒ 瞬間的に注意が一点に集中すると、とっさに、反射的に行動する本能的な行動。

⑧パニック
例)驚いたときや慌てたとき、脳が正常な働きをしない

⑨錯覚、思い込み
例)指示の聞き間違い、合図の見聞違い、ど忘れ、思い込み

⑩高年齢者の心身機能低下
例)足腰の衰え、バランス感覚の低下

⑪疲労・体力低下
例)疲れると意思に反しミスをする、病後の体力低下

⑫単調
例)単純作業、単調作業の繰り返しによるマンネリ化



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