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水戸市の、免許返納した親に送る「親孝行タクシー補助券」、ふるさと納税の返礼品がこれ!

2018-06-28 | 書記長社労士 公共交通

 高齢者の自動車運転免許証の自主返納について、2017年3月施行の改正道路交通法で、75歳以上のドライバーに対する認知機能検査が強化された影響もあって、2017年は制度が始まって以来、最大の42万3800人が自主返納した。
ただ、75歳以上のドライバーは17年末時点で540万人おり、返納したのは全体の5%程度にすぎないという。

 ちなみに、施行から1年が経ち、検査によって認知症と診断され運転免許の取り消し、停止となった人が1892人に上ったことを警察庁が発表している。
そして、75歳以上の運転手による死亡事故件数は、死亡事故そのものが減少傾向にあることもあり、割合としては年々増加しており、75歳未満の運転手と比較すると、2倍近い件数にもなっている。

 全国の自治体は、公共交通機関の割引制度などの特典を用意して、自主返納の促進に力を入れている。
鉄道やバスの乗車券を交付したり、鉄道やバス・タクシー事業者が割引運賃を実施したり、変わったものでは、めがねの購入が割引になったり、預金の金利が優遇されたり、商店街の商品券・割引券を配布したりしている。(その割引分は事業者負担になっていることが多いが)

 さらに免許返納を促していくためのもっとも重い課題は、免許を返納した後の、日常の足をどう確保するか。
都市部においては、そのハードルは低いが、過疎地や交通空白地(都市部にもあるが)などでは、鉄道やバス路線がなかったり、あっても本数が極めて少ないなど、たちまち、買い物や通院に支障を来してしまうからだ。

 そんな中、こんなニュースを見つけた。
昨年、昼間にバスが走らない地区で、1000円タクシー「国田号」という「タクシー需要閑散時間帯割引実証実験」を実施した茨城県水戸市だ。(昨年8月に、自分も水戸市に訪問し、水戸市交通政策課とこの実証実験について意見交換をした)


水戸市、ふるさと納税返礼品にタクシー補助券 親への贈り物や観光用に 産経新聞 6/19(火) 7:55配信
 水戸市は15日から、ふるさと納税の返礼品として、タクシー乗車の際に使える補助券を加えた。運転免許を返納した親へのプレゼントや、市内観光の足として使ってもらうのが狙い。市によると、タクシー利用補助券を返礼品として提供するのは県内で初めて。
 返礼品は2種類で、1万円以上の寄付が対象の「親孝行タクシー補助券」は、500円分の補助券が6枚提供される。3万円以上の寄付が対象の「水戸観光漫遊タクシー補助券」は、タクシー1台を3時間貸し切って市内を周遊できる。4人まで乗車可。いずれも「さわやか交通」(同市金町)のタクシーで使用できる。
 返礼品は市外在住者が対象のため、市では市外在住の寄付者が市内在住の家族に贈ることなどを想定。担当者は「高齢者の運転免許返納が進む中、タクシーを気軽に利用するきっかけにしてほしい」と話している。申し込みはふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」から。


 ふるさと納税では、タクシーの場合、観光タクシーによる周遊ってな返礼品はたくさんあるが(美人女将と回るってのもあった)、こんな風な、地元に住む親にタクシーを使ってもらいやすくする「親孝行タクシー補助券」というのは初めて見た。
免許返納した親は外出の時にタクシーを使えるし、子としては免許返納を説得するのにいいし安心だし(ふるさとに納税も出来るし)、地元事業者は仕事が増えるし、自治体はふるさと納税してもらって免許も返納してもらって返礼もちゃんと地元にお金が落ちるし、と、いいことずくめだ!
真似してくれる自治体がたくさん出ればいいな!(この新聞記事を読んでから調べてみたら「新潟県柏崎市」が先にやっていたようだ)

    

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1 コメント

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ちょっと引用させてください (須田といいます)
2019-06-11 12:34:45
高齢者の免許自主返納促サポート策について水戸市で質問するのですが、その一部で、免許返納とこのタクシー券を連携してアナウンスできないかという質問を入れたいと思います。一部引用させていただきたくご報告させていただきました。よろしくお願いいたします。

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