【95 CATCH SURF ODYSEA LOG 7'0"】分割して取った夏休み後半戦、神奈川からレンタカーに荷物満載して帰ってきて、長女家族んちの車に全部積み直して、3世代で初めての旅行、高知西部へ。
あらとから「家族は宿に放りこんで自分は双海で車中泊しているから起こして。たけざきでツナ×2+玉子焼きの弁当買ってきて!」とのことなんで、たけざきの開店時間に合わせて計画的にぶっ飛ばして、たけざきにて玉子焼弁当を大量購入し、双海へ。
ちょうどSunrise頃に浜に到着、あかーん、波は小さいな~っ、寂しいな~って…、やが。
ま~ごは、よろこび庭駆け回り、じいじは車でま~るくなる~(ToT)
はいはい、海で遊ぼうね~、あ~、朝の6時から元気すぎるって。
双海駐車場正面、波はsetもも、setでいいところから落とせば走れるが、いかんせん波数と人数も合ってないし、そのいいとこにポジショニング出来るのかどうかが難しい。
しかし自分は、CATCH SURF ODYSEA LOG 7'0"なんで最強(*^▽^*)、小さめのを乗っても地形がいいので岸までロングライド出来るし、貴重などピークに運良くポジショニング出来たら、音速のTakeoffから、ソフトボードながらごりごり乗っていける~、この板、ずる過ぎ~♪
って、調子乗ってたら、ぎゃ~っ、エイを踏んでしまった~、刺された~っ(≧Д≦)
刺客にナイフで刺されたかと思った、いや、海底にそんな奴はおらんやろ…、ってことは巨大蟹が俺の足首をカットしようとしたのか…(*゜ロ゜)
いやいや、血が出ていない、痛い左足首を見たら、1mm程度の、ほんの些細な傷がくるぶしの下にある…、ってことはナイフでも蟹でも無い…、なんじゃあの痛みは?
って冷静に必死で分析していたら、いきなりどっかーんって、足首周辺に、別の意味不明な強烈な痛みが!
脳味噌が痛すぎてクラクラしている、呼吸も整なわん、足首を誰かが捻り千切ろうとするような感じ、今まで経験したことが無い痛み(ToT)
フラフラで麻痺している脳味噌で考える、なんやろ、なんやろ…。
あれしかない、そう、あれしかない、エイ踏んだんや~、エイに刺されたんや~っ!( ̄0 ̄)
痛い痛すぎる、死にそうに痛い、そのまま波乗りを続けているが、まじで痛い、エイに刺されたらどうなるんやろ、さらに、フラフラで麻痺している脳味噌で考える、もしかしたら毒が全身に回って死ぬのか?え、孫ともう遊べないの?孫が泣くやん?いや俺がもっと悲しいやん!
そこまででは無くとももしかしたら刺されたあたりが壊死して足の切断か、え、もう波乗りが出来なくなる?
いやいや大げさか、しかしぶっ倒れてせっかくの旅行を台無しにしてしまうのか?
長女家族が浜で遊んでる、もう最後の思い出に無理してでも、じいじは笑顔で一緒に遊ぶのだ!
って頑張るが、痛みはどんどん酷くなる。
しばらく孫家族と一緒に遊び、もしかしたら最後の写真になるかもしれないと、一生懸命写真も撮るも我慢出来ない。
ごめん、ちょっと車に戻ってネットで、エイに刺された場合を検索してみるって、心の中では「みんなさよなら、みんなのおかげで、波乗りのおかげで、いい人生やったで」ってつぶやく。
ってことで調べた、専門的な所見がなかなか見つからないが、経験者のネタはたくさん見つかった、状況的、痛み的、気持ち的に、よく似た例がいっぱい出てきた!
基本的に、病院に行くと、熱湯で患部を暖めるらしい、エイの毒の成分はタンパク質系なので、暖めると分解が促進されるとのこと、出来るだけ熱い湯がいいが物理的に熱すぎると火傷するので、45度くらいで1時間半以上、暖めるといいらしい、どうも痛みに対する具体的な治療はそれだけらしい。
痛みが酷いと、鎮痛剤を処方されるとのこと、傷口が大きいと(出血がひどかったりも含めて)、縫うこともあるらしい。
傷口は小さい、出血も無い、しかし毒を中和させるお湯が無い、と言うことは鎮痛剤・精神安定剤代わりに500cc缶をプッシューってしておく、誰も飲酒禁止とは書いてないし…(T_T)/□☆
って、ふとスマホを見ると、とっしーさんから着信があった、折り返しすると「近くに居るからそっちに行くよ~」って。
で、なんと葡萄を差し入れてくれ、仕事中にも関わらず、浜まで付き合ってくれて、うちの家族の顔まで拝んで行ってくれた~、御利益あるかも~合掌!(孫が今夜うなされませんように…)
とっしーさんにエイに刺されたと訴えると、「自分は経験無いけんど、刺された人の話は聞いてるけん、川の流れがはいりゆうとこにエイいるらしいちや」とのことと、さほど同情はなかった…。
そういえば、あらとはさらに同情なく、「もう一回刺されたら治るよ」って励ましてくれていたな。
鎮痛剤ととっしーさんの励ましが効いたのか、いや、死なないのならまた恋が出来るのかもと人生に再び光明が見えたからか、いやいや、孫の成長をまだまだ見届けられるからと、元気が出てきたので、孫と海で遊ぶ~(^0^;)
ODYSEA LOG 7'0"のノーズに孫を乗っけてみる~!
岸まで乗ってきて、この写真では孫笑ってるやろ!楽しそうやろ!
しかしその直後の孫の感想は「いややってん、怖かってん、いやって言ったやん」って半ベソ、写真を撮った妻と考えたが、波に乗ったこと自体がどうのこうのではなく、「怖いからいや」って言ったにも関わらず強制したことが嫌やったみたい、複雑な子供心。
かんかん照りの浜にいると痛みは軽くなるが、海の中に入ると冷えて毒素が活性化するのか、やはり足首を捻り千切られるようか痛みが…、もう今日は波乗り無理。
駐車場に戻ったら、白波大王一家が到着、白波娘がこないだまで愛用していたアンパンマンの学習機材をお下がりしてくれて、マンツーマンで勉強の仕方を伝授。
孫、一瞬で白波娘の虜になっちゃって、もうずっと「さ○ほ~」ってLove~(@^▽^@)
中華料理「龍星」、孫、お昼ご飯食べたいけど眠たい、何度も寝落ちしながらなんとか騙しだまししっかり食べた。
しかし車に乗ったら今度こそ熟睡かと思いきや、四万十川の高瀬の沈下橋に行ってみたら、またまた元気復活してドキドキ腰引けながらも橋を歩き、河原に降りたら川に向かって石を投げまくってる、大丈夫か、まだ電池は残っているのか?
とりあえず民宿中村にCheck Inし、緊急充電(ちちもははもじいじもばあばも)、で、事情あって5時から、長女夫婦熱望の居酒屋なかひら~にて晩飯、やっと、3家族全員が一堂に会す、本格的に( ^_^)/□☆□\(^_^ )
ってか、ちび3人揃うと、大騒ぎすぎて、もうたいへん、奥の座敷やから極力隔離されている状態ながら、他のお客さんも居るのに騒がせさせすぎ、傍若無人にさせすぎ、じいじ、「静かにセせ~っ!」ヽ(゜Д゜)ノって怒る、パパママ優しすぎるで~、寛大すぎるで~っ( ̄0 ̄)
本日は「第13回しまんと市民祭」しまんと納涼花火大会、(ん?まだ13回目、ってことは俺は第何回から来てるんや?)。
うちの孫を含めて3人のちびっ子たちは、大きな花火を間近で見るのがなんと初めてだそうで、みんなドキドキわくわく!
そして打ち上げが始まったら音に光に大興奮っ、四万十の花火大会を舐めることなかれっ、なんと1万1千発やねんでっ!!
ということで、花火の興奮の余韻を残しつつ、長い長い、濃い濃い一日目がようやく終了したのだ…、お風呂入ったら足の痛みはほぼ鎮圧、やすらかにおやすみ~。