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労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

今年の8月6日も暑い朝だった

2012-08-06 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

 自分が意識し始めてから、8月6日の朝はいつも暑い朝になっている。
自分が原水禁世界大会広島大会に派遣参加された2001年から2006年までも、毎年毎年暑い暑い晴れた朝だった(式典前には曇っていたのに式典が始まると晴れ渡るという日もあったが)。
ネットで過去の天気を調べてみても、1961年以降、雨だった日は3日しかなかった。
1945年8月6日も、風も弱く真夏の強い日差しの暑い暑い晴れた日だったそうだ。

 今年の広島の平和宣言では、原子力発電に関しては以下のように触れられている。
「2011年3月11日は、自然災害に原子力発電所の事故が重なる未曾有の大惨事が発生した、人類にとって忘れ難い日となりました。今も苦しい生活を強いられながらも、前向きに生きようとする被災者の皆さんの姿は、67年前のあの日を経験したヒロシマの人々と重なります。皆さん、必ず訪れる明日への希望を信じてください。私たちの心は、皆さんと共にあります。
 あの忌まわしい事故を教訓とし、我が国のエネルギー政策について、「核と人類は共存できない」という訴えのほか様々な声を反映した国民的議論が進められています。日本政府は、市民の暮らしと安全を守るためのエネルギー政策を一刻も早く確立してください。また、唯一の被爆国としてヒロシマ・ナガサキと思いを共有し、さらに、私たちの住む北東アジアに不安定な情勢が見られることをしっかり認識した上で、核兵器廃絶に向けリーダーシップを一層発揮してください。そして、原爆により今なお苦しんでいる国内外の被爆者への温かい支援策を充実させるとともに、「黒い雨降雨地域」の拡大に向けた政治判断をしてください。 」


 エネルギー政策にはそれほど踏み込んでいるわけではなく、あくまでも核兵器廃絶と被爆者の救済という主題からは離れてはいない。
一方、8月9日に発表される長崎市の平和宣言では、「『原子力に代わる再生可能エネルギーの開発を進めることが必要』と訴えた昨年の平和宣言を踏襲した上で、今年は原発から出る放射性廃棄物の処理問題に言及。国にエネルギー政策の在り方を明確に示すよう求める」そうで、広島市と比較してもしかたがないが、広島よりはエネルギー政策に踏み込んであるようだ。

 国民を二分する議論となっているエネルギー政策(いや、二分するというと意見が半々のようだけどそうとは思えない)。
原子力発電所をどうするのかの議論は、「原発を動かして経済的な豊かさを求める」のか「原発を止めて貧しくても安心して暮らせるという社会の豊かさを求める」ということなのだと自分は理解している。
いいやん、後者で。
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不都合な真実

2012-06-29 | 反核平和 Save The Our Earth🌐
複合汚染 (新潮文庫)
有吉佐和子
新潮社

 「消費者は、便利さから無意識に毒を選び、業界は安全性より経済を優先し、行政は業界の利益を守り、欧米でどんな問題が起きていようと日本は安全と嘘吹く」

 有吉佐和子さんの「複合汚染」を読んだ。
初版が1975年、元は1974年10月14日から1975年6月30まで朝日新聞に毎日連載されていた「新聞小説」だったそうだ、新聞連載だというのには驚く、たいへんセンセーショナルな内容なのだ。
先日、録画してあった映画「不都合な真実」をようやく見たのだけど、この小説にもたくさんの不都合な真実、食料添加物、農薬や合成肥料、工業廃水、合成洗剤、車の排気ガス、戦後の(当時)農林省・厚生省などの行政、御用学者、企業の大罪について、きちっとした取材に基づいて素人にも分かりやすく暴いてあった。

 東京オリンピックを挟んだ頃に生まれた世代の寿命は約40歳だという説が昔あった。
自分たちが生まれる前の母体や自分自身の生まれてからの成長期が、空気や食のもっとも毒性の高かった頃だということで、その影響で長生きが出来ないのだというような説だったと思う。
自分はなんとかその「40歳寿命説」は乗り切ったようだが、もし、この有吉佐和子さんの小説がなかったら、日本は舵を切り直す切っ掛けを見いだせなくて、まさにこの40歳寿命説の通りになっていたかもと考えると、薄ら寒い思いがする。
連載当時には、「やはり一小説家の努力によっては巨大な世界的国家的政治や経済を根本的に転倒させることは出来なかった。」、「しかしこの『複合汚染』を読んだ者は、ここに書かれていることでなくても、今日のあらゆる現象に疑いの目を抱く芽は確実に持ち得たに違いない。御用学者の言うこと、政府の決定、企業の広告などに単純にだまされない、強い基盤を持ったに違いない。」と巻末の解説に記載されている。
実際に自分たちが子供の頃に比べると、河川や海はずいぶん綺麗になったし、光化学スモッグ注意報が発令されるようなことはなくなった、食品についても完全ではないにしろ、ずいぶん安心して食べられるようになったのではないのだろうか。
時間は掛かっているけど、行政も企業も消費者も、そして政治もいい方向に変わっていったのではなかろうか。
それでも未だに「不都合な真実」が暴かれて、世間を騒がすことがあるから、絶対的に信頼できるわけではないが。

 原子力発電所にもたくさんの不都合な真実があるようだ。
今回の東京電力福島第一発電所の事故以降、たくさんの不都合な真実が明らかになってきた(まだまだ氷山の一角ではないかと思うが)。
この小説「複合汚染」の最初の方に市川房枝氏の選挙のことが書いてあるのだが、その市川選対の青年グループのリーダーとして菅直人前総理大臣が登場していた。
その菅直人氏が代表を務め、辻元清美衆議院議員が呼び掛け人をしている「脱原発ロードマップを考える会」が27日に「脱原発ロードマップ第一次提言」を発表している。
原発再稼働反対と言うことではなくて、かなり現実的な路線の提言で、自分としては全面的に評価できるものでは無いが、これも一つの前向きな未来を見据えての動きだ。

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もうさすがに民主党にはついていけない。

2012-06-16 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

大飯原発再稼働を決定 政権、福井知事の同意受け(朝日新聞) - goo ニュース
  野田政権は16日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を正式に決めた。関電は再稼働の作業を始め、早ければ3号機が7月8日、4号機が7月24日にフル出力に達する見通しだ。昨年の東京電力福島第一原発事故を受け、国内の原発は定期検査ですべて停止していたが、再稼働へと踏み出した・・・

 「原発停止 日本立ちゆかぬ」、しかし民主党もこれで決定的にたちゆかぬ。
政権交代、長い間本当に夢見てきて、そのために出来る限りの政治運動をやって来た。
そして2009年8月30日の衆議院選挙で政権交代を果たしたときにはほんとうに興奮したし期待したし、その後の民主党・社会民主党・国民新党連立政権では、「コンクリートから人へ」を実践しようとしていたので日本が変わると思っていたし、そしてこれまで民主党の縁の深い議員と自分たちの労組が議論し温めてきた政策についても実現するぞという期待を持っていた。
実際に、自民党を中心とした政権では実現不可能だった政策もしっかりと成果を上げていたし、残念ながら実現はしなかったものの問題の洗い出しが出来、これからの政策課題を明確に出来たというものもあったし、逆にこれまでの政権が行ってきた負の政策について修正することが出来たりと、そら手放しで「お見事!」とは言えないのはもちろんであるが、それでも新米政権の割にはそこそこ頑張ってきた。
だから「あ~あ」という減点評価も多いものの、それでも期待し信頼し、鳩山→菅→野田政権について辛いながら苦しいながら支持してきた。
特に「原発稼働ゼロ」が実現したのは、民主党政権だから出来たのだと、心から民主党を評価していたのに。

 しかし、今回の「大飯原発再稼働」の決定で、自分としてはこれからは「民主党」ならなにがなんでも支持ということは白紙にしようと思う。
これからは「人」という要素のみで、選挙の協力はしていこうと思う。


 今日はとある労組の単一労組結成60周年の記念式典に参列してきたが、今日のこの式典に来賓として招かれていた連合大阪会長も国会議員たちもスピーチではこの大飯原発再稼働の問題については一切言及しなかった。
祝いの席で触れる問題ではないか、いや、どちらかというと再稼働容認派の人の方が今日の労組の来賓では大飯だけに多いのだわな(汗)

 ところで今日の式典の記念品として「パイロット 2+1 RiDGE」というペンをいただいた、使いやすい。
ちょうど仕事鞄に突っ込んでいるペン(シャーボ)がダメになってきたので買い換えようと思っていたとこだったから、これは嬉しかった~:*.;".*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*: ワーイ♪(そういえばうちの労組も再来年の6月で結成60周年だ、うちもなんか記念事業したいな~。)
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悲しい歌だとは思っていたが・・・「島唄 本当の意味」

2012-05-23 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

 一昨日の東京出張、超雰囲気の悪い会議になった後、韓国料理の店での懇親会はさらに険悪な感じで、まあちょっと気持ちを切り替えての居酒屋2次会ではなんとか少しテンションが回復して「じゃ~唄いっとく~!」で3次会にスナックへ。
明日は朝から国土交通省への要請行動やし、自分はそのために来ているのだと言っても過言でもないくらい気合い入っているので、「明日が脳波停止したら困るので軽くにしましょうね~!」と訴えるが・・・。

 その店で、沖縄から来ているとある労組の役員さんと唄の合間にいろんな論議。
産業別労働組合運動の中の各々の業種の具体的運動展開についてや、そして沖縄の基地の問題や平和運動、その日は自分と彼は沖縄の唄や反戦の唄にこだわって選曲しながら唱っていたからこんなことになったのかも。
そんな彼が「youtubeに『島唄の本当の意味』というのがあるので是非見てください、僕は泣いたのです!」と言う。


 非常に興味深い解釈だがちょっと納得のいかない気もする、まったく「違うやん」ということではないし、違和感を感じるということでもないのだけど。
The Boomの宮沢和史がリリースした当時、この通りの意味を込めていたのかというと少し違う感じがする。
かといって否定する気持ちはこれっぽっちもない、いや、このような意味が込められていると信じてもいいじゃないか、と思う。

 自分たちは内地にいて、反核・護憲・平和・反戦・沖縄基地問題・・・などの運動をしている、と言いながら、ほんとに結果に結びつく運動って何やっているのか、と自問自答してみたら「ん?」だ。
で、「沖縄の若い活動家からみてうちらみたいな内地の労働組合の人間とか平和運動家ってどうなん?」って聞いてみると、「いや、助かってますよ、皆さんのおかげで沖縄の人間のやる気に影響し、気持ちが励まされるのです、僕らの世代は戦争も知らないし、基地があるのも当たり前なのです、でもなぜ運動しなくてはならないのか、皆さんのおかげで知らされているという一面もあるのですよ」と言う。

 自分が反戦を訴える意味を整理して端的に言えば、一つは「戦争で愛する人なくしたくない」ということ、そしてもう一つ、もっとも重要なことは「なぜ普通の人が、人を殺さなくてはならないのか」ということだ。
しかもその時の指導者であったり、時の国家であったりと、自分の意志でなく他人の意志のために。
反核・護憲・平和・反戦・沖縄基地問題・・・微力ながらこれからも訴え続ける。
沖縄が日本に返還されて40年、あの太平洋戦争が終わって67年、いろいろと風化していることはあるのだろうが。
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地震台風風津波+原子力発電所

2012-04-04 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

 地球がなんか怒っているのかな、とくに日本に対して・・・、昔は地震雷火事親父といったが、最近の災害ってのは「地震台風風津波+原子力発電所」だ、ほんま。(ついでながら天災地変と労働基準法に出て来る天災事変は違うってことは以前に記事にしたので再確認)
今回の爆弾低気圧、超大型台風なみ、こないだの土日、その前の土日の低気圧も凄まじいと思ったけど、今回のはとんでもない!
全国にたいへんな被害や影響をあたえて大混乱だったようだ、facebookや皆のブログを見ていたエライ目にあった友人続出、昨日今日のニュースもそんな報道に終始していた。

 大阪でも14時頃、たいへんな、ほんと今までに経験がないくらいの暴風雨が襲い、暴風は残っているけどとりあえず雨が小休止した16時過ぎ、耳をつんざく爆音が聞こえた。
うちの労組事務所は伊丹空港に近く、夜なら飛行機の窓から事務所内にいる人の姿が見えるくらいの距離、何事かと思い空を見てみると、ANAのボーイング777がゴーアラウンド (Go-around)していた。
ここの事務所では16年働いているけど、こんな爆音、初めて聴いた。
その後も次々と飛行機は着陸態勢に入るものの着陸できずに上昇体制に移っていく、滑走路の方角の建物の影に消えていくので「着陸できたのかな?」と見ていると再上昇していく機体が遙か向こうの空に再び現れる。
自分が見ているあいだ、6機連続ゴーアラウンド、1機降りて再び2機連続ゴーアラウンド、2機降りて4機連続ゴーアラウンド・・・。
機体はまるでヤジロベエのような尋常じゃない揺れ方をしているし、ときどきドーンと高度を落としたりしている、再浮上した機体は風に煽られて斜めにスライドしながら上がっていくし、乗っている人はフラフラだったろうな。


 うちの飛行機マニアの書記長がインターネットでflightradar24というサイトを起ち上げて上空の飛行機の状態を追いかけてみる、たくさんの飛行機が着陸できる空港を探してさ迷っている状況が確認できる、たいへんな状態だ。(この画像は現在のもの)
一番可愛そうな飛行機が、スカイマークのSKY183、茨城空港を4分遅れの11時49分に離陸したけど、目指す神戸空港で強風の為に着陸できず、関空、名古屋で着陸しようとするが駄目で一旦羽田空港に戻り給油をして、15時53分再び神戸を目指し、やはり神戸は着陸できないと判断し、けっきょく関空に着陸出来たのはおそらく17時半を回っていただろう。
この機材は、あとの神戸~茨城、茨城~札幌の往復に使用する機材だったようで、けっきょく機材の遣り繰り付かず欠航となり、そして関空に降ろされた乗客は、関空島と対岸を結ぶ列車が強風により運行休止のあおりまで受けて、連絡バスの長蛇の列に並ぶ羽目に、ほんとに気の毒だ。


 自分は当社の整備会社にちょうど自分の車を車検に出していて完成したその車で帰宅、おかげで電車の運行の乱れの影響は受けずに帰宅、帰り道の経路はいつもよりも空いていてスムーズな帰宅ができた。
次女が関空からの夜の便で友人たちとサイパン旅行に出かけることになっていて、リムジンバスの運休、JRの不通などの影響は受けつつ、なんとか関空に辿り着き、飛行機も予定通りフライトした模様、空港から飛び立ってしまえばこっちのもの、いい旅になっていたらいいな。
ちなみに自分のエスティマ、11年目の車検、走行距離は329,475km、あとどんだけ走れるのかな。
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34mの津波・・・そんなっ!

2012-04-02 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

 今日の昼飯は久しぶりに豊中服部神社隣の四国うどんにてカレーうどん。
早朝から兄ちゃんが一生懸命打っている腰の強いうどん、カレーはタマネギと豚肉のシンプルながら味のしっかりしたもので程良い辛さ、なんと言ってもこの店は出汁がいいので、ほんと美味しい。
この店、いなり寿司もかなり美味しいよ!

153市町村で震度7=高知の津波、最大34メートル―南海トラフ・内閣府検討会(時事通信) - goo ニュース
  内閣府の有識者検討会は31日、西日本の太平洋沖にある海底の溝「南海トラフ」で巨大地震が発生した場合の震度分布と津波高に関する推計結果を公表した。東日本大震災と同等のマグニチュード(M)9.0規模の地震が発生した場合、10県153市町村で震度7を記録すると予想。また、高知県黒潮町の34.4メートルを最大に、6都県23市町村で満潮時に20メートル以上の津波が起こると推計するなど、関東から四国、九州地方にかけての極めて広い範囲が大きな揺れと津波に見舞われる恐れがあるとしている。 原子力発電所関連では、静岡県御前崎市の浜岡原発付近で、最大21.0メートルの津波が発生すると推計した。 南海トラフの巨大地震は、近い将来発生する可能性が高いと指摘されており、政府の中央防災会議は2003年、M8.6だった宝永地震(1707年)をモデルに震度や津波を予想した。しかし、東日本大震災で想定を超える災害が発生した反省を踏まえ、検討会が昨年8月から見直し作業を進めていた。 

 土曜日のこのニュースには愕然とした。
先の東日本大震災の津波の映像を見て、ディザスター・ムービーを見ているのかと、これがリアルに起こっていることと到底信じることが出来ず、自分の目を疑ったのに。
あのときの津波は、正確には観測できなかったようだが、津波高は最大で9.3m以上、遡上高は40m以上と推定されているようだ。
だから今回の推計の数字は、想像を絶する。


 高知県黒潮町の34.4mが最大、このニュースをまさに自分は現地で知った。
以前、東北地方を旅したときに津波に対する備えがすごいなと思った、特に岩手県は徹底していると感じた。
にもかかわらず東日本大震災では想像を絶する大津波に為す術がなかった。
今回の内閣府の推計に対して、人は何が出来るのだろう、もはや考えるのを止めたくなったのは自分だけだろうか。(いやいや、それが一番危険なんだ。)
コメント (6)
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今年の原発事故は防げたかもしれない

2011-11-30 | 反核平和 Save The Our Earth🌐
福島・社民党首「世界の100人」 米外交専門誌が選出(朝日新聞) - goo ニュース

 社民党の福島瑞穂党首が、米国の外交専門誌フォーリン・ポリシーが選ぶ今年の「世界の100人」に名を連ねた。脱原発の活動を長く続けたとして、福島氏の事実婚のパートナーで原発訴訟に携わる海渡雄一弁護士と共同で選ばれた。 同誌は2009年から、その年に政治、経済、平和活動など幅広い分野で影響力をふるった人物を挙げている。日本の政治家では福島氏が初めて。今年はオバマ米大統領や英仏独の首相・大統領、ミャンマー(ビルマ)の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんらも選ばれた。福島、海渡両氏について同誌は「30年間、議会や法廷で原発推進に反対してきた。だが日本の原子力村は今年まで彼らの活動を無視してきた」と紹介。海渡氏が浜岡原発運転差し止め訴訟の原告側弁護士として活動したことにふれ、「(訴訟に勝っていたら)今年の原発事故は防げたかもしれない」(海渡氏)、「過去は変えられないが、未来は変えられる」(福島氏)とのコメントを掲載した。

 フォーリン・ポリシーという本がどんなのかは知らないが、こういう評価は嬉しい。
3・11以降、「そういえば書記長も以前からブログで脱原発を言っていたねえ」と友人から言われた。(反核平和 Save The Our Earth
どっちにしろ後の祭り的なのが悲しいが。

 大阪府知事選・市長選を圧勝した維新の会、橋下新大阪市長(前知事)の政治手法がどうしても納得がいかなくて、そして維新の会に所属している各議員の節操のなさがどうしても受け入れられないが、しかし維新の会および橋下氏が掲げている「脱原発依存」については諸手を挙げて評価するし期待している。
そこは少々強引でもいいからやり遂げてくれとおもうのは、俺も得手勝手かな?(汗)


 FM802のヒロさんの番組でたびたび流れる斉藤和義さんの「ウサギとカメ」がとっても考えさせられる。

「進化するテクノロジー 上手く乗りこなせない人間 戻れないんじゃなくて 戻りたくないだけ」
「絡み合う利権 後回しの人権 毒で作るエネルギー 今日も編集されたニュース 見えない恐怖の雨」
「目にも止まらぬスピードで 金の亡者が決めたスピードで いつか何処かに落とした宝物 探してる 同じところ」 
(歌詞全文はここを参照→斉藤和義さん『ウサギとカメ』の歌詞
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未だにコントロールできると思っている人が存在していることが信じられない・・・(´Д`|||)

2011-11-01 | 反核平和 Save The Our Earth🌐
海自、原発事故想定し上陸訓練 福井・若狭湾で(朝日新聞) - goo ニュース

 これって結局は「テロ」の標的になったときのことを想定しての演習なんやろ?
地震で倒壊、津波で制御不能、その他想定外ちゅう便利な言葉による事故、そしてテロの標的などなど、ひょっとしたら人工衛星がたまたま落ちてきた☆⌒(>。≪)イテェっちゅうのも想定外の事故のひとつなのか。
事故の原因はいろいろあるだろう、それが想定外であったり過失であったり、それがそもそも事故というものなんだろう。
しかしその事故の結果を人が制御できないということが、原子力発電の根本的な問題なんだ。


 連合大阪の川口会長は電力会社で働く労働者が組織する電力総連出身。
10月28日の連合大阪第15回定期大会での主催者挨拶で、川口会長はエネルギー政策について「連合の全国大会で古賀会長が挨拶で語ったことがすべてだ。PTで議論していくから、連合大阪はその議論を見守る。しかし存続か廃止かという二項対立の議論でなく、国家がエネルギーを安定的にどう確保していくかという『安全保障』、社会全体としてコストをどう分担していくか、そして国際競争力、としての『コスト』、再生可能エネルギーが質・量としてどう確保するのかという社会継続性という『時間軸』など多面的議論が必要だ。」というように語っていた。

 要するに「原子力発電がなかったら、どうせおまえら無理やろ!」とおっしゃっていた。

 そんな中、先週、サーファーである自分たちの間で伝わった幸せなニュース。

仙台サーフショップユニオン発[七ヶ浜の開放について]

 この度七ヶ浜町様との調整の結果、ビーチ開放日が決定しましたのでお知らせいたします。 当日は式典等がございますので、ご参加頂けます方は下記の通りお集まり下さいます様お願いいたします。
-記-
【日時】 平成23年11月11日(金)12時集合
【集合場所】 菖蒲田浜(駐車場は海水浴場第二駐車場)
【当日スケジュール】 ・12:30~追悼慰霊祭  ・13:30~安全祈願祭  ・14:46~黙祷  ・14:47~ビーチ開放  以上。

 また、ビーチ開放にあたり七ヶ浜町様には多大なるご協力とご理解のもと、私達が管理するサーフポイントの中でいち早く菖蒲田浜・小豆浜が開放の運びとなりました。 これから七ヶ浜町を訪れるサーファーの皆様には、被災地であることを忘れず、御礼と感謝の心を持ってルールとマナーを守り、モラルある行動の徹底をお願いいたします。 なお、仙台サーフショップユニオンが管理している他のポイントは、依然サーフィンの自粛を呼びかけております。 今後一つ一つ問題をクリアし、他のポイントも一日でも早い開放に向けて取り進めてまいります。 サーファーの皆様にはご理解とご協力を賜れますようお願いいたします。 11月6日(日)10時より、七ヶ浜のビーチクリーンを行います。 参加できる方はご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 当日は松林を中心に清掃を考えております。 ごみ袋、軍手、長靴、飲み物は各自ご持参ください。 (駐車場は、海水浴場第二駐車場をご利用下さい。)
仙台サーフショップユニオン 会長 澤地 聡一

 語弊がある極端な言い方かも知れないが、福島原発の(大きな)被害を被っていないところは、着々と前に進んでいる。
しかしあの日から時間が止まったまま、「死の街」と化すことにだれも手を出せないあの街が、あの海岸が、いまだに存在する。
数十年、数百年、数千年という子孫の将来という「時間軸」で、その子孫たちの「安全保障」と、子孫たちが支払わされる「コスト」、これらの責任を取れる人間がほんとうにいるのか?
長女の誕生日でもあるハロウィーンの昨日は、70億人目の地球の家族が誕生したことが話題だったが、福島第一原発だけでなくて、若狭や他の原発のことも含めて、この子たちの未来に対して、ほんとうに責任取れますか。

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たしかに昨夏決めたばかりやけど・・・まあいいやん

2011-05-27 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

 自分のサーフボード(レトロフィッシュ)には、こんなのを書いている(スマイルのステッカーは今は剥がして無いけど)。
いつ書いたのかなと、ブログを遡ってみたら2008年6月17日だった。
今メインで使っているショートボードの2代前の板にも同じことを書いていたけど写真が見つからない(家に帰ればあるかな?)
「No Nukes」という言葉は高校生の時に覚えた。
当時、サーファーのあいだでこの言葉が書いたステッカーが流行っていて(流行ったって言い方には語弊があるな)、当時通っていたサーフショップのオーナーに「お前も貼っとけ」と命令されて、意味はあまり理解せずにサーフボードに貼っていた。
大人になって、いつの間にやら労働組合の役員の仕事をするようになって、うちの労組の基本的な運動方針の一つが「反戦・反核・護憲」だったから、ようやくこの言葉の意味を噛み締めたという次第。

 サーフィンの発祥地はハワイだけど、初期のサーフィンカルチャーはカリフォルニアで醸成した。
「徴兵を拒否し、自然と平和と歌を愛し人間として自由に生きる」というヒッピーと、サーファーがクロスオーバーしたという当時の背景があって「Love Peace」というのはサーファーにとっても重要のテーマになっていった。((映画「地獄の黙示録」ではそこを強烈に皮肉っていた)
だけど日本のサーファーで広まった当時の「No Nukes」は、「Love Peace」という思想だけではなく、多大に「原子力発電所建設によって、サーフポイントが消滅することと、原子力発電所の排水によって海が汚される」という意味が強かったと、おぼろげながらだがそう記憶している。
当時は「Save the our Ocean」というステッカーも皆が貼っていた、これもビーチクリーンということよりも、国土開発によりサーフポイントがどんどん消滅していく危機感が強かったからだと記憶している。

 自分が書いている「No Nukes」は、核兵器廃絶・脱原発の意味だ。

連合、原発推進方針を凍結 昨夏決めたばかりですが(朝日新聞) - goo ニュース

  連合(古賀伸明会長)は東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて原発推進政策を凍結し、新規立地・増設を「着実に進める」としてきた方針を見直す。26日午後の中央執行委員会で決定する。民主党の有力な支持団体だけに、民主党政権のエネルギー政策に影響するのは必至だ。
 連合は中央執行委に提出する文書で、原子力エネルギー政策について「より高度な安全確保体制の確立、地域住民の理解・合意という前提条件が確保され難い状況に鑑み、凍結する」と明記し、原発政策の総点検・見直しに着手する方針を打ち出す。新増設推進の姿勢を改め、当面は政府のエネルギー政策見直しの行方を見守る姿勢に転じる。


 連合の方針の変化は、大歓迎だ、たしかに昨夏決めたばかりやけど(「原子力「推進」を明記 連合」2010/8/26の記事)・・・まあいいやん。
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クールビズ いつもの海の格好でもありかな?

2011-05-18 | 反核平和 Save The Our Earth🌐
アロハ、TシャツもOK…環境省が超クールビズ(読売新聞) - goo ニュース

 ポロシャツやジーンズでも執務OK――。環境省は福島第一原発の事故などで電力不足が予想される今夏、これまでのクールビズより一層の軽装化を認める「スーパークールビズ」を実施する。省内で室温28度を徹底しながらも、快適に仕事をする環境を維持するという狙いがある。昨年までのクールビズでは、ポロシャツやアロハシャツは認められなかったが、今夏はOKに。サンダルや無地のTシャツも執務室内であれば許可される。ジーンズは、破れてだらしないものは認められないが、「節度ある着用であれば問題ない」(国民生活対策室)とする。


 昨日の東京への出張の時に見つけた自販機、これは大阪にはない(と思う)。
品川の駅も、宿泊したホテルも、かなり薄暗い。
うちの労組の上部団体である産別本部も、玄関や廊下など、人が仕事しないところは電気を点けてなく、エレベーターも使用停止にしているし、GW明けから前倒ししてクールビズスタート、エアコンの温度設定も気持ち高めで、積極的に節電をしている。

 今日、大阪に帰ってきて、仕事関連の財団法人や行政に訪問したが、どこもクールビズ前倒しをしている。
うちは現業の職場では、制服着用(ネクタイと場面に応じてのジャケット着用)を強いている関係で、管理部門にもネクタイ・ジャケット着用をさせている(企業側はクールビズをしたいのだけど、労組が認めていないのだ)。
したがって、自分は、基本的には上着もネクタイも着用で、訪問先や仕事の条件に合わせて、使い分けざるを得ない。(ここ数年ではネクタイをしていると不謹慎なようになってしまうケースもあるからだ)
むちゃくちゃ暑がりの汗かきの俺にしてはクールビスは大歓迎だけどエアコンの設定温度が高いことが、自分にとってはかなり厳しい。
でも、もっともっと柔軟に、文明に(電力に)頼らなくて自然と美味く共生できるスタイルがあると思うので、今年のクールビズのあり方の見直しは、震災を契機にしているとはいえ、いい機会だったのか。
自分も、いつも海に行くときのように、ビーサンとウォークショーツとTシャツで通用してくれるまでに世の中がそうなったのなら、楽なのだが。

 次女が家を出て独り暮らしをしたことをきっかけにして我が家を大模様替え、ちょうとそのときになおなおせんせから新・片づけ術「断捨離」という本を貸して貰って読んだこともあって、かなり大胆に徹底的に片付けた。
これで判ったこと、「なんていままでゴミに囲まれて、ゴミのために、生きてきていたのか」ということ。

 そこで思った。
電気の使用に関しても、かなり「断捨離」ができそうだということを。

 誰や、「あんたがビール飲むのを減らしたら、ビールを冷やす冷蔵庫の電気代が節約出来るやろ」って俺に向かって言おうとしているのは・・・凸(`△´#)凸オレハショウヒデフッコウニコウケンシテイルノダ!ハッポウシュヤケド・・・

 そうそう、うちの産別からも組織的に被災地にボランティアを順次送ることになっていて、ちょうど今日から第一陣が出発、ご苦労様です。
事故がないように気をつけて頑張ってきてください。
送り出す地方連合会の書記長に聞いたら、企業側も、不当労働行為にならない際どいとこまでは、協力をしてくれているとのこと、ありがとうございます。
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パエトーンと原子力発電

2011-04-25 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

 今日は自分の出身職場の春の恒例行事「お花見」、例年、職場近くの河川敷で花見だけど、今年の花見は趣向を代えて、大阪を流れる大川にて屋形船にてお花見、といいながら桜満開の頃はお高くて1人毎月1000円の会費ではちょっと賄えることが出来なかったらしく、ちょっと時機を遅らせての開催。


八軒屋浜を出航して屋形船の中はこんな感じ→造幣局のあたりでは八重桜がまだちらほらと→桜宮の銀橋の底側を見ることがあるとは思ってもみなかった→毛馬にてUターン→大阪城が見えるところで上陸までの時間調整、ってこんな感じ。


 長年大阪に住んでいて、川から街を見上げるというのは初めての体験、かなりおもしろかった。


今日はそもそもお休みにして、この行事にてぶっ飛びで盛りあがる予定やったのに、午前中に入ってしまった業務のせいで乗船に間に合わない危険に陥り、その上、「急遽で申し訳ないが、委員長、17時からこの仕事(懇親会)にうちを代表して列席してくれ!」と乗船前に書記長からの電話が入っていた。


 おかげさまで、今日はちっとも弾けられなかったっす・・・(´Д`|||) ドヨーン

 さて本日の本題、自分は(自分の加盟する労組も過去から一貫してこのことを運動方針に謳っている)、「核も戦争もない」社会を目指している。
核には、核兵器と原子力発電を含めている。
なぜ核がない社会を目指さなければならないのか、それは核は人間が手に負えないものだからだ。
そもそも手に負えない核を「なんとかなる」というふうに思ってしまったり信じてしまったりすることは、ただただ、人の驕りでしかないのだ。
「わりーわりーまさかこんなんなるなんちゅーこと想定外やったわ~なんとかなるんちゃうんって思ってんけどな~もうどうしようもないわ~さっぱわややわ~あとはなんとかしてな~」、なんていいながら、子ども達に丸投げする事なんて許されないからだ。
そんな原子力発電の是非についてひじょうにわかりやすく世に問いかけた作品を見つけた。
といっても、これはけっして今の福島第一原発の現在の状況によって描かれたものではなく、なんと1988年の作品、
特別に無料で公開されているので、ぜひ読んで欲しい。


 こちらは潮出版社無料WEBコミックのページです。
遠いむかし、神になり代われると思いあがった若者・パエトーンをめぐる悲劇。
ギリシャ神話に描かれたこの物語を現代に展開し、原子力発電の是非について世に問いかけた山岸凉子の短編作品『パエトーン』(1988年作品)を、今回Webにて特別公開させていただくこととなりました。
「原子力発電」の必要性や安全性については賛否様々なご意見があると思いますが、本作品をひとつの問題提起と捉え、将来的なエネルギー問題を議論してゆく上での一助としていただければ幸いです。
なお本作品は、山岸凉子スペシャルセレクションⅥ『夏の寓話』に収録されています。
コメント (2)
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マイクロシーベルト

2011-04-08 | 反核平和 Save The Our Earth🌐
 友人のブログで見つけて、ちょこちょことROMっているブログの一つ、『♀ 初心者サーファーのサーフィン練習日記 ♀』の4月2日の記事「福島原発事故に思う事」を読ませていただいてて考えさせられた。「事実を隠ぺいするのは良くない事だと思いますが、ニュースの伝え方には些か問題があるような気がしてなりません。○○の何千倍、とか○○○○μSvとか言われれば、その桁数にびっくりしますが、極端な話、「昨日は1km歩きました」 と言う所を 「昨日は1000000mm歩きました」 と言っているように聞こえてならない。」これを読んで、自分は正確にシーベルトという単位を理解せずに報道を見ている気付いた。シーベルトってなに?…o( ̄ー ̄;)ゞウウム

 ちょっと調べてみた。1回の胸部X線撮影は0.1-0.3mSv、東京とニューヨーク間を航空機で1往復(高度での宇宙線増加)0.2mSv 、1日1.5箱のタバコを吸う喫煙者と同居する人が、副流煙から受ける年間の線量は1.2mSv、1日1.5箱のタバコを吸う喫煙者の年間の線量は13-60mSv、人間の健康に影響が出ると証明されている放射線量の最低値は100mSv、ちなみに1年間に自然環境から1人が受ける放射線の日本平均は1.5mSv。 ここまではミリシーベルトが単位です、ここまでいいですか?
 では単位を考えよう。1Sv = 1,000mSv (ミリシーベルト) = 1,000,000μSv (マイクロシーベルト) 。昨日7日の東京の大気中放射線は0.088μSv/Hだったらしい。(μSv/Hでいいんですよね?毎時って単位が新聞には書いていない?)この放射線を24時間×365日浴びたら、約800μSv、マイクロシーベルトです。だから0.8mSvだ。
 昨日の朝日新聞に、ガンの発生率は、200mSvを受けたら1.1倍になるらしいとの特集記事があった。ちゅうことは、昨日7日の東京の大気中放射線である0.089μSv/Hを受け続けた場合、250年後にガンが発生するのかってな確率になるのか?いやそうでもないようだ。白血病は通常なら0.7%の発生率なんだが、例えば原子力爆弾での被曝のように、200mSvの放射能を一気に受けた場合に1%と発生率があがるということだからだ。ちなみに、250mSvって数字が福島第一原子力発電所事故での緊急作業従事者に限って適用されている被曝線量上限とされているそうで、この数値は一度にまとめて受けた場合、白血球の減少するという基準の数値だそうだ。(一度にまとめて受けた場合という点がキモだ)ここまでいいですか?
 あんまり放射能が怖くなくなってきたなんて言うのは極端すぎるけど、でもなんだか、意図的にマスコミに欺されてるんかも、と思えてしまう。風評を作っているのはマスコミ?チェーンメールより質が悪い?どうもわからん、マスコミの仕事ってのは、人々の怒りを煽って、不満を増長して、不信感を膨らますことが、その使命ではないはずだ…。(-_-;)
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脱原発・反原発

2011-04-02 | 反核平和 Save The Our Earth🌐
 海までもが放射能に汚染されてきてしまっている・・・щ(゜ロ゜щ) オーマイガーッ!!
 昨日、道府県議選と政令市議選が告示されたが、急きょ「原発」も重点政策になっているようだ。そもそも「脱原発」「反原発」を一貫して訴えてきたのは社会民主党と共産党だ。(当方の労働組合も運動方針において、弊ブログでも立ち上げ当時から、一貫して「脱原発」「反原発」を訴えてきた)しかし残念ながら今われわれが支持をせざるを得ない民主党は、マニフェストで原子力利用の推進を掲げているし、われわれが加盟する連合も昨年8月にエネルギー問題に関する基本方針を初めて策定、現在計画中の原子力発電所の新増設を「着実に進める」とし、これまで内部で意見が分かれていた原子力エネルギーについて推進する姿勢を明記してしまっている。(2010-08-26の記事 )あらためて「原発」政策に関して、真摯に議論をし直して欲しい。
 原子力発電所を司るのは旧は通商産業省(通産省)→今は経済産業省の官僚、原子力発電所を稼働しているのは通産省・経産省の官僚がたくさん天下りしている電力会社(経済産業省資源エネルギー庁の石田徹前長官は今は東京電力顧問を勤めているというのが代表例)、そして原子力政策を考えるのは通産省・経産省出身の国会議員たちを中心に…。このように原子力政策は利害が一致するこれらの三角関係の中で、三位一体として進められている(進められていた?)。これじゃあ誰が間違いを糾すのよってなもんで…。
 そら今すぐに、全部の原子力発電所を停止・廃止することは難しいということはわかってはいるけど。でも、まずはこの統一地方選で、原子力発電所を実際に設置する地方、そしてその電力を利用する地域、それぞれから原発政策を考えていってもらいたい。

 さてさてそろそろあらとの結婚式に行ってくるか~。昨夜は選挙運動の仕事が終わったあと、東京からやってきているさいあきさんたちや下田からやってきたmitsuちゃんたちと三国の韓国料理屋にて合流、式を控えている新郎も含めて深夜まで痛飲しちまったが…(あらとは大丈夫なのか!)
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大晦日 波乗りには行かんかった~

2010-12-31 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

 5時40分に起床し、朝っぱらからタコライスを作って食って、コーヒーを淹れてコタツにドロップイン、携帯の波情報が更新されるのを待つ。和歌山磯の浦の夜明け前の波情報では「ヒザsetモモ」となっているが、夜が明けた最初の波情報で、これより少しでもサイズアップしていたら行くつもりにしていた。が、いつもより遅れて更新された情報では『06:50check ◆天候 曇/晴 ◆風 強 西北西/サイド ◆サイズ モモ~コシsetハラ ◆フェイス C ◆コンディション ▽20 面ガタつき、まとまりに欠けたミドル付近からのダラついたトロめかつながり気味。波とポジションを選んでも少し滑れる程度。 ★上級者が上手く選んでも1アクションがやっとのコンディションです!』だって・・・なんとも微妙や~ε-(;ーωーA ウゥゥ…ライブカメラをチェックしてみても、「駄目だ~使えん・・・o( ̄ー ̄;)ゞううむ」、まるで先日翻弄された御前崎の風波みたいだ。「どうする~?」とエロ店長にメールするが返事がない、そう言えば朝から一度もメールが帰ってきていない、あいつ寝てやがるぞ、こりゃ。けっきょく返事もないし、一人で無理して行くほどの波でもないし、けっきょく海行くのを諦めて、録り貯めてある映画を1本だけ観て、灯油やら蛍光灯やら浄水器やらもろもろ家のものを買うために出掛けたら、ようやくエロ店長からメール(9時15分)、「おはようございます。すみません↓今起きたんですが、波無い感じですか?」・・・、朝から何度もメールしたやろ・・・でもまあ奴がどうしても行きたいって言うなら付き合うかって思いながらしばらくメールをやりとりしていたら、そのさなかにもの凄く雪が降り出して土の上や途端の屋根などでは積もりだしてきた、車の温度計を観たらなんと2℃やし!(((p(>◇<)q))) サムイー!!やめじゃやめじゃ~!

 ところで昨日大掃除の合間に何気にテレビを観ていたら、NHKスペシャルの再放送がやっていて、たまたま「日本列島 奇跡の大自然 第2集 海 豊かな命の物語」ってのやった。「地球規模の視点で日本の自然を見つめ直す2回シリーズの2回目は海。氷の海からサンゴ礁、さらには1万メートルの深海まで、あらゆる環境がそろっている。また、最近の国際調査で、日本の海にすむ生きものが3万4千種で、世界一多いことが明らかになった。 なぜ、日本の海はこれほどまでに多様な環境に恵まれているのか?その秘密は「境界線」。はるか上空から日本列島を俯瞰してみると、海にいくつもの「境界線」が見えてくる。 陸と海の「境界線」。海流がぶつかり合うことで生まれる「海の境界線」。プレートの「境界線」。大陸と大洋の「境界線」。これらの境界線が、絶妙なバランスで影響し合い日本の海に豊かな多様性を生み出しているメカニズムを解き明かしていく。」

 面白かった~興味深い内容やったな~。1つ目のビックリ、日本近海の1年間の海水温度変化の幅というのは地球全体でみてもとても特異で、たとえばこの温度差というは、冬のアラスカから夏のハワイくらいまでの範囲で起こる温度差とおなじだそうだというお話し。そのことによって日本近海はたいへんな種類の魚の宝庫になるのだ。その原因は、まずは太平洋の赤道付近の広い範囲の温かい海水が、地球の自転によって西へ西へ流れていっきそのうちフィリピンのあたりで行き場を失うために、今度はどんどん北上していき日本の南側に大量に流れ込んでいく、そう、黒潮(日本海流)のことだ。もう一つは、北太平洋やオホーツク海の冷たい海水が、同じ原理で日本の東部に大量に流れ込んでくる、そう親潮(千島海流)のことだ。「黒潮」は流れが速く比較的プランクトンの量も少ないため透明度が高く、深い紺色をしているので黒潮と呼ばれていて、南の暖かい海で育った魚が潮にのってやってくる。冷たい「親潮」は養分が多くプランクトンが大量繁殖するため、それを餌とする魚を育てるという意味で親潮と呼ばれている。(宇宙から見てもわかるくらいなほど発生する→宇宙から見た植物プランクトン)それらが日本の東南部の海域でぶつかる、そのことによりその海域が世界的にも稀な、豊富な漁場となるそうだ。
 2つめのビックリは、普通の海では物理的に安定で変化の少ない深海独特の環境が広がっている中深層(水深200-1,000m)では、たいへんな種類の魚が分布しているそうなんだけど(約750種類が知られているそうだ)、しかし日本海においては中層遊泳性深海魚のキュウリエソが、なんとほとんど唯一の存在で、そのお話し。日本海って氷河期の頃、水面が大きく低下したのででっかい湖状態になっていたそうで、そのころにほとんどの生物が死滅したそうだが、それでも生き残るやつっているもんで、それがこのキュウリエソ。あまり生態が分かっていないのだが、最近初めて水中撮影に成功したそうで、そのことによってさまざまな事がわかりつつあるそうだ。なんとこの魚は、我々が冬になったら「日本人に産まれて良かった」と思いっ切り実感させてくれるあの「ズワイガニ(松葉ガニ)」の餌になってくれている唯一の魚なのだということになるので、たいへん重要な魚やし、もしこいつが生き残っていなかったら俺たちは冬に蟹が食べられなかったのかもと思うと寒気がするやん!щ(゜ロ゜щ) オーマイガーッ!!
 3つめのビックリは、本来海水には含まれていない鉄分が日本の東部の海域になぜ豊富にあるのかというお話し。この鉄分はロシアのアムール川から海に流れ込んだ物で、ほんらいその場で沈んでしまって流れていくことがない鉄分が、日本近海までに流れてくる謎を解明していた、凄いぞ!自然の仕組みも凄いが、しかしそれを解明してしまう人も凄いぞ!

 面白かったなあ~。美味しい魚介類と、そしてその巧みなお料理を日本各地で体験するたんびに「ほんとうに俺って日本人で、そして日本に住んでいて良かったな~」ってつくづく思うもんなあ。その裏付けをしてもらったような番組だった。今年も、宮城仙台・荒浜(「こうや」でのホヤの塩辛と「海鮮大海」でのはらこめし)、イワキ(「だいこん家」でのおふくろの味風料理)、鹿島(「居酒屋漁火」での活けあじの刺身とながれみという貝)、南千葉(布良の「富鮨」での鰺なめろう、まぐろ煮凝り、いかと本鮪の塩辛、さざえの肝たたき)、伊豆下田(「シーサイド・イン・アクア」での金目鯛の煮付け)「上の山亭」でのアジのタタキ丼、新島(「健寿司」でのトロ)、伊良湖(定番だが「大松屋食堂」の甘エビ)、和歌山(「海鮮ろばた焼 与太郎」の南紀勝浦産中トロ中落ち、和歌山田ノ浦産鱧の落とし)、丹後(やはりこれが王様!蟹!)、高知四万十(「なかひら」のビリビリカツオ)・柏島(海神丸の船長の豪快海神鍋)、鹿児島獅子島(「金比羅」にてアワビまみれ~)、沖縄(「なかむら家」のミーバイのお刺身とアカマチの煮付け)などなど、各地で美味しいものや珍味をたくさん食べた!観光を目的として、または仕事として行った地では美味しいものがまったく食えなかった残念な年だったのだけど、でも波乗りで行った先では美味しいものばっかな年だった。サーファーの嗅覚と行動力と執念のなせる技なのだろうか。というわけで「いい一年だった」と食い気で結んで、今年最後のブログ投稿を終了しよう。今年一年、読んでいただいて~ミ★(*^▽゜)v Thanksです!!★彡 みなさん、良いお年をおむかえくださいね!
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漂砂制御

2010-11-08 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

 日課になっている各行政(国土交通省・厚生労働省・近畿運輸局・社会保険庁・協会けんぽ・年金機構・・・)の新着情報チェック、本来は労働組合としての仕事や社会保険労務士として知っておかなくてはならないことを探すのが目的なんだけど。でも、サーフィンに関するような内容があるとついつい読んでしまう・・・( ̄ー ̄; ヒヤリ で、今回気になったのは、11月5日の「西湘海岸での現地実験について -砂浜を保全・回復する我が国初の技術を開発するための現地試験を西湘海岸で行います-」というネタ。海岸の保全というのは国土の問題として非常に重要で、海岸は自然の防護帯になるし、国土の保全の問題もあるし、生態系や環境の保護も重要で、そして海岸は適正な利用によって人々の心に潤いと安らぎをもたらすし、そしてなんと言ってもサーファーが喜ぶ。そのために、海岸を保護するために重要なのが、「漂砂制御」の技術。突堤・離岸堤・潜堤・人工リーフ・緩傾斜護岸・養浜などがあるが、昔は、「テトラポットを放り込んでしまえ~!」ってのが多かったように思う(日本中の海岸線を見れば一目瞭然だ)。


 しかしこれまでのやり方は、「大規模かつ高価」(茨城県の海岸にあるヘッドランドって事業費が18億円も掛かるそうだ!)、「景観を阻害する(テトラポットって色気がなさすぎる)」、「マリンレジャーなどのレクリエーション活動に制約を与える(サーフィンも出来なくなる・・・)」、「環境へのインパクトが大きく、海亀の産卵などの生物活動に悪影響を及ぼす」、「新たな海岸侵食問題を誘起する場合がある」という様々な問題があったので、最近では「環境や利用面に配慮した質の高い海岸整備」が求められているのだ。そのために様々な「養浜」のための技術が研究され、各地で様々な実験が行われていて、その一環として、「大磯町国府新宿地先(大磯プリンスホテルテニスコート前面)の海岸」にて、新たな技術の実地実験が行われるそうで、この今回自分が見た新着情報にあった「西湘海岸での現地実験について」というのは、その新しい技術に関するプレス発表だった。

 海岸の砂浜が痩せていく大きな原因は、河川からの土砂供給量の減少(ダムや堰や砂防施設のせい、これはこれで必要な面もあるのだが)と、漁港等の海岸構造物の整備による沿岸漂砂の遮断だということは明らかだけど、この原因を取り除くことが出来ないのだ、根本的に。だからやはり漂砂制御技術を向上させて、だからそのために「養浜」なのだ!国土のためだ!国民のためだ!そしてサーファーのためだ!v(≧∇≦)v イェェイ♪ さいあきさんのホームである大磯の海岸で波乗りはしたことがないのだけど、いわゆる「どん深」な海岸である印象がある(なだらかな遠浅のビーチではない)。大きな波になったときに真価を発揮するサーフスポットなのだと思っているが、この実験で、波の立ち方も変化するのだろうな。サーファー視線では、いいように変化したらいいな~、と、かなり興味津々だ。
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