こないだ桑ちゃんに誘われて、気鋭の社労士さん桑ちゃん含め自分は除いて総勢3人と自分とで北千住で飲んだ。
最初はけっこう社労士やコンサルなんかの話で盛り上がっていたのやけど、いつの頃からかアニメのお話しで暴走しだして、そしていつの間にかお絵かきの時間になっちゃった。
ちなみにささっと描いた宇宙戦艦ヤマト、左が桑ちゃん、右が自分、それぞれ性格出てるな~。
「宇宙戦艦ヤマト2199」、かなりのめり込んで観ているねん!
もともとのアニメ作品をなかなか巧みに今風にアレンジしつつ、もともとを「わや」にしないように押さえるところはちゃんと押さえてあって、かなりいい。
戦艦大和の残骸を改造したというそうとう無理ある設定は偽装ということでリアルにし、所属とか出身とかまったく関係なくバラバラだった制服の錨印の色はきちっと整理され(戦術科は白地に赤のライン・航海科は白地に緑のライン・技術科は白地に青のラインなどなど)、紅一点だった森雪という男女雇用機会均等法に抵触しそうな乗員配置についてもそれなりに女性をたくさん配置し、さらに適度に交替勤務が可能なように人員も充足され過労対策が施され、大マゼラン星雲の呼称を今呼ばれている大マゼラン銀河へ改称し地球からの距離も14万8千光年から16万8千光年へ変更、などなど様々なマイナーチェンジが施されている。
沖田「波動砲発射用意」
古代「波動砲発射用意」
沖田「エネルギー弁閉鎖。波動砲への回路開け エネルギー充填開始。」
徳川「エネルギー弁閉鎖、エネルギー充填開始します。」
徳川「波動砲、エネルギー充填80パーセント。」
沖田「セイフティーロック、解除。」
古代「セイフティーロック解除。」
沖田「島、操縦桿を古代に渡せ」
島「古代、渡したぞ・・おまえがやれ」
古代「まかしとけっ!ターゲットスコープ、オープン。電影クロスゲージ明度20。」
徳川「エネルギー充填100パーセント。」
沖田「敵目標へ軸線合わせ。」
徳川「エネルギー充填120%」
相原「目標速度、40宇宙ノット!」
徳川「タキオン粒子圧力上昇!!薬室内圧力限界へ」
古代「波動砲発射10秒前、総員対ショック、 対閃光防御。」
古代「最終セイフティー、解除。」
古代「5,4,3,2,1・・・波動砲発射!!」
一方、波動法の発射やワープを初めてやるときの時間の割き方が「え~、もっとしっかりと描いてよ!」ってな不満あり~の、ワープの時の森雪の姿がちょっと色気足りんとか、古代守の最後の戦いの描き方が有り得無さすぎだとか、女性乗組員の制服がむちゃくエロいんですけど~とか、旧日本海軍への懐古しすぎがむちゃくちゃ気になるねんけど、と不満やツッコミどころはあるねんけどね。
とは言え、ヤマトの根幹の部分でもっとも肝心なのは「専守防衛」という思想(←これが正しいということではない、念のため)、けっしてガミラスを壊滅させるために、または復讐するために、出撃したわけではない。
「禁断のメヒドの火を手にしてしまったのだろうか、いや、いまは思うまい、これが試しであるのなら我々はこの行動で良き道を示していくだけなのだ」
「ヤマトの武器はあくまでも身を守るためのものだ」
ここが宇宙戦艦ヤマトの肝、一生懸命、徹底的に、戦争ってものの不条理さを伝えようとしていた(上手くはいってなかったような気がするが)、そのことは今回の放送でも引き継がれているようだ。
エンディングテーマ、「まっ赤なスカーフ」でやって欲しかったが、まさかの中島美嘉の「
愛詞(あいことば)」、これがまたいいねん、だからちょっと悔しいねん。
「さようなら原発」大江氏ら大規模集会 東京・明治公園(朝日新聞) - goo ニュース
福島の事故を忘れない――。東京・明治公園で9日、脱原発を訴える市民集会が開かれた。主催した「さようなら原発1千万人署名 市民の会」によると、参加者は約1万5千人。呼びかけ人の一人の作家・大江健三郎さんは壇上で「もう1台の原子炉も再稼働させない。そのために働く」と述べた。同じく呼びかけ人の一人のルポライター・鎌田慧さんが「思いは福島の人と共にある」と語った後、福島市から京都市に自主避難した斎藤夕香さん(40)も「事故は収束どころか悪化している。不安でいっぱいだ」と心境を明かした。集会後、参加者は「つながろうフクシマ! さようなら原発大行動」と書かれた横断幕を掲げてデモ行進した。実行委員会によると、9日現在で約820万人分の署名が集まったという。10日は午後1時から千代田区の日比谷野外音楽堂で「原発ゼロ☆大行動」が催されるなど、全国約150カ所で集会が開かれる予定。
一昨日のこの集会には自分も参加し、デモ行進も代々木のゴールまで歩いた。
鎌田慧さん「原発事故より経済が大事だという政治の動きがあるが、私たちはそれを許さない」、大江健三郎さん「福島原発事故をなかったことにしようとする勢力と闘い、原発の再稼働はさせない」、落合恵子さん「原発を推進してきた自民党が政権を取ったが、くじけずに行こう」、澤地久枝さん「福島で被爆した人達は全て国の責任で補償させよう」、広瀬隆さん「原発を稼働させる方が多大な金がかかるということをマスコミはきちんと報道してほしい」、福島から京都に避難している斎藤夕香さん「事態の深刻さを知らずに避難をしていない人も多い。多くの人に伝えていきたい、私たちのことを忘れないで、繋がってほしい」。
千駄ヶ谷の駅から明治公園まで歩いて行ったが、千駄ヶ谷から歩き出した時には老若男女、もの凄い人出だと思った。
が、みんなの目的地はいろいろなようで、この「つながろうフクシマ! さようなら原発大行動」に集結した人にはほとんど若い人がおらず、若い人がいたとしても労働組合の動員という感じで、そして前述した、この運動の呼びかけ人のみなさんはとにかく高齢だし。
これからの日本を、これからの世界を、どうなって欲しいのか。
いったい誰が心配して、誰が考えて、誰が行動して、そして誰が変えていくのか(いや、変えるという言うのは違うか、「どうしていくのか」だな)、その「誰が」が誰であるべき何だろうかってなことをしみじみ考えてしまった。
毎金曜日におこなわれた首相官邸前の反原発運動は、たいへんな盛り上がりを見たのにいまではずいぶんちっちゃくなったと聞く(俺も行ってみなきゃと今さら思っているってのもずいぶんダメやねんけど)。
どうも大衆運動がブーム的であって深みと重みある思想や本質的な運動の浸透にまで至らず、その顛末が先の総選挙結果だった。
脱原発や卒原発に至るまでさまざまな解決すべき問題はあると思うから皆で時間を掛けて乗り切っていかなくてはならないのだろう、でも、原発があっても仕方が無いということにはどうしても「そだね」とは言えない。
3.11からは2年の月日が経過したが、地震と津波からの復興は進んでいる、しかし福島第一原発の事故からはまさに「2年が経過しても時間は止まったまま」だ。
岩手県宮古市出身のジャパニーズ・レゲエシンガーのLIKKLE MAI(リクル・マイ)や、 びっくりするくらいの政治的メッセージを込めた歌を唱っていた制服向上委員会のライブをこの集会で見た。
このブログではスタート当初から(自分にとっては大昔から)、「No War、No Nukes、Love Peace」を訴えているが、彼女達と比べると、このブログを含めて自分からの発信力なんてたいしたことないもんなとは思うのだけど・・・。
でも、出来れば自分たちより若い人たちに僅かなりでも、拡がってくれ!
自分のとこの労働組合も運動に参加している「フォーラム平和・人権・環境」(通称平和フォーラム)は靖国神社のことを『靖国神社は、遊就館の展示などに示されるとおり、日本の侵略戦争に参加し犠牲となった兵士を「英霊」「神」としてまつる戦争美化の宗教施設です。朝鮮、台湾などの旧植民地出身者の人々をも、本人や遺族の意思を無視して勝手に合祀する一方、戦争犯罪者であり加害の責任者として裁かれたA級戦犯者14名も1978年に合祀・顕彰しています。』としていて、このA級戦犯合祀の問題とともに政教分離に関わる憲法問題、日本の戦争責任に関わる問題、アジアの近隣諸国との関係などにより、首相や閣僚の靖国参拝に抗議してきている。
昨日、午前中は公正取引委員会で審判の傍聴、それが終わって一緒に参加した仲間と虎ノ門で昼食を取り、その後自分は市ヶ谷にある事業者団体に立ち寄ったあと、次の芝公園での会議までに少し時間があった。
さ~てとその間どうやって時間をつぶそうかなあと思っていると、靖国神社がすぐそばにあることに気が付いた。
自分の立場は立場として、また自分の思想は思想として、いろんな思いはあるのだけど、一度、靖国神社という場所がどのようなところなのか知るために、実際に身を置いてみるのも悪くないだろうと思い行ってみた。
日本の過去、未来、そしてまさに今・・・いろんなことを考えながら、過ちを起こした人たちはさておき、その過ちに巻き込まれた人たちの御霊に哀悼の誠を捧げてきた。
自分は南門から入って、正面から抜けるというコースで境内を歩いたので、最後に気付いたが、国の紋章であり旧日本帝国軍の紋章であった十六菊の大きな紋が神門のところにあり、また、靖国通りにはたくさんの日の丸が掲出されており、これらも先の戦争にいろいろな思いがある人たちの心を騒がすのだろう。
暴力で平和は訪れない、暴力は暴力の連鎖を生み出すだけだ、報復の応酬が生み出すのは、絶望の泥沼でしかない、と思っている。
自分は戦争に行きたくない、自分はなんの恨みもないはずの他人を殺したくない、若い頃はただそんなことを考えての「反戦・平和」であったけど、今はその主語が「自分は」から「自分たちの子供たちが」に変わっていった。
拝殿のところの中鳥井門のところに、先の戦争で21歳でお亡くなりになった陸軍少佐の、御父母に宛てた遺書の文章が掲示されていた。
21歳は自分の娘たちより若い、その21歳の青年が遺書に「信じるは皇國の必勝、祈るは皇運の無窮」と書いて戦地で散っていったのだ。
父上様
母上様
オ先ニ失礼シマス。
二十有余年ノ間、此ノ上ナク可愛ガッテ頂キマシタ。
山ヨリモ高ク海ヨリモ深キ養育ノ御恩ニ何等報ユル所ナク、
御心配ヲカケ通シテ承リマシタガ、今ヤ御恩ノ万一ニ報ユル時ガ参リマシタ。
光栄アルハ紘隊長ニ選バレ、南海ニ水清ク屍トナルハ男子ノ
本懐、只々感謝感激外アリマセン。
信ジルハ皇國ノ必勝
祈ルハ皇運ノ無窮
靖国神社デ、オ待チ致シテ居リマス。
御両親様、幸福ニ御暮ラシ下サイマス様、心ヨリ祈リ上ゲマス。
No War.
No Nukes.
Love Peace.
Save The Our Sea .
自分の願いと全く逆の方向の選挙結果となった・・・。
日本国憲法 第9章 改正
第96条 この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
2 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。
日本国憲法 第2章 戦争の放棄
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本国憲法 前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
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