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労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

「原発ゼロでも日本は発展できるか」 都民の皆さん、よろしくお願いします

2014-01-14 | 反核平和 Save The Our Earth🌐
 次の国政選挙は、衆議院の解散が無い限り、2年半後の、2016年7月の参院選になる。(おそらく衆議院の解散は今の安倍政権ではないであろう)
このままでは、安倍政権の原子力発電所推進政策をSTOPすることが出来ないだろうし、2年半後の国政選挙までその判断を先送りしてしまったら、もう日本の原発政策は取り返しが付かないかも知れない。


 1月23日告示、2月9日投開票の東京都知事選の争点が「脱原発」か「原発推進」かになりそうだ。
そもそも一昨年の12月の衆議院選挙でも、昨年7月の参議院選挙でも、残念ながら争点の中心になり得なかった脱原発。
なのに、なぜそんな脱原発が、原発の無い東京都の知事選で争点になるのか、東京都知事選が「脱原発」を訴える場に適するのか。

 原発をどうするか、それは国のエネルギー政策の根幹にかかわる問題であり、安倍首相も「エネルギー政策は東京都だけではなく国民みんなの課題だ。そういうこと(脱原発)も当然議論されると思うが、都知事としての課題もバランス良く議論されるべきだ」と語っており、現に安倍政権は中長期的なエネルギー政策の指針となるエネルギー基本計画については、都知事選での争点化を避ける狙いがあって月内の決定を先送りする方針、争点が「脱原発」に集中することに警戒感を示している。
安倍首相が語っているとおり「エネルギー政策は国民みんなの課題」なのだが、ホンネのところ、安倍首相にとっては、原発政策は政権運営のアキレス腱でしかない程度で、彼はエネルギー政策とは経済問題だとしか思っていないようだ…としか思えない。
安全性の確認された原発の再稼働を進めるというが、そもそも安全な原発があるのか。


 東京都知事選の争点が「脱原発」になり得る理由とは。

 電力の日本最大の消費地である東京都の代表を選ぶ選挙だ。
福島の原発事故を起こした東京電力の4番目の大株主である東京都の代表を決める選挙だ(2013年(平成25年)9月30日現在、1原子力損害賠償支援機構、2東京電力従業員持株会、3クレディ・スイス・セキュリティーズに注ぐ4番目の株主、残る上位10の株主は三井住友銀行、日本マスタートラスト信託銀行株式会社、日本生命保険相互会社、株式会社みずほ銀行、日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社、日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社)。
もっといえば原発は国の存亡に関わる問題であり、その日本国の首都機能を抱える東京都の知事選挙だ。

 まだまだその理由を列挙すれば枚挙に暇がない。

 「原発ゼロでも日本は発展できるか」。
昨年7月の参議院選挙の有権者数は約1億0124万人、うち東京都の有権者数は987万人、東京都には日本の1割に近い有権者がいる。
そんな日本国民の1割に日本の未来を託す価値はあってもいいと思う。
東京都民にはそれだけの責任があると思うのだが。
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「明日への遺言」という映画をテレビで見た

2013-12-27 | 反核平和 Save The Our Earth🌐
明日への遺言
角川エンタテインメント


 「安倍首相、靖国神社を参拝 現職では小泉氏以来7年ぶり(朝日新聞) - goo ニュース」という、「なんで、いま!?」というニュースで大騒ぎだが、先日、テレビで放映されていた「明日への遺言」という2007年の邦画を見た。

 第十三方面軍司令官兼東海軍管区司令官で陸軍中将だった岡田資は、名古屋大空襲の際に撃墜され、脱出し捕らわれたB29の搭乗員を、ハーグ条約違反の戦争犯罪人として略式命令により斬首処刑する。戦後この行為に対し、「捕虜虐待」の罪(B級戦犯)として横浜法廷(軍事裁判)で裁かれる、岡田は戦勝国による結論ありきの理不尽な裁判と戦うため、裁判闘争を『法戦』と称し、アメリカ軍による無差別爆撃の非人道的行為の違法性を主張し、アメリカ軍側の無差別爆撃の正当化を批判する一方で、捕虜処刑に関わった部下を庇い「私ひとりが一切の責任を負う」と述べて裁判に臨む。岡田の高潔な人柄と態度は、敵側であったアメリカ軍裁判長と検事の心も次第に揺り動かしていき、裁判の様相は次第に岡田に対し同情的な様相を展開していく・・・。

 戦争犯罪とは、狭義には戦争に関する法(国際法など)に違反する行為(交戦法規違反)と戦時反逆罪(作戦地・占領地内における非交戦者による利敵行為)を意味し、広義には交戦法規違反に加え平和に対する罪・人道に対する罪を含めた概念を意味する、という。
第二次世界大戦後の極東国際軍事裁判(東京裁判)では、以下のように戦争犯罪が定義されたという。(以下のイ項の罪で裁かれたのがA級戦犯、ロ項がB級戦犯、ハ項がC級戦犯と呼ばれたそうであって、このABCは戦争犯罪の類型(分類)であり、罪の重さではない。)

極東国際軍事裁判所条例第5条
人並ニ犯罪ニ関スル管轄 本裁判所ハ、平和ニ対スル罪ヲ包含セル犯罪ニ付個人トシテ又ハ団体員トシテ訴追セラレタル極東戦争犯罪人ヲ審理シ処罰スルノ権限ヲ有ス。
(イ)平和ニ対スル罪
即チ、宣戦ヲ布告セル又ハ布告セザル侵略戦争、若ハ国際法、条約、協定又ハ誓約ニ違反セル戦争ノ計画、準備、開始、又ハ遂行、若ハ右諸行為ノ何レカヲ達成スル為メノ共通ノ計画又ハ共同謀議ヘノ参加。
(ロ)通例ノ戦争犯罪
即チ、戦争ノ法規又ハ慣例ノ違反。
(ハ)人道ニ対スル罪
即チ、戦前又ハ戦時中為サレタル殺人、殲滅、奴隷的虐使、追放、其ノ他ノ非人道的行為、若ハ犯行地ノ国内法違反タルト否トヲ問ハズ、本裁判所ノ管轄ニ属スル犯罪ノ遂行トシテ又ハ之ニ関連シテ為サレタル政治的又ハ人種的理由ニ基ク迫害行為。


 これに照らしたときに、アメリカの第二次世界大戦中のドレスデン爆撃・東京大空襲などのような無差別絨毯都市爆撃や日本への原子爆弾投下(広島・長崎)は、「戦争犯罪にあたらないのか」ということには大いに疑問があるが、もちろん戦勝国であるアメリカが裁かれることはなく、責任者も処罰されていない。

 この映画は、誰が正しくて、誰が間違っている、何が正しくて、何が間違っている、ということを描いた作品ではなく、また自虐史観を描いた作品でも無い。
そして日本軍や日本軍人、戦争を美化したりしている作品でも無い。
岡田資陸軍中将のおこなったこと、すなわち、米軍による空襲について「一般市民を無慈悲に殺傷しようとした無差別爆撃である」「搭乗員はハーグ条約違反の戦犯であり、捕虜ではない」と徹底的に主張した一方、「私ひとりが一切の責任を負う」として、捕虜処刑に関わった部下を庇い、自ら責任を負う発言を繰り返すという、法定での彼の闘う姿のみを描いた。

 この様な岡田の姿勢は、米軍検察側や裁判官の心をも動かし、最終的には米軍側が「名古屋空襲は無差別爆撃であり国際法違法である」との見解を導き出すに至った。
決然として、しかも潔い身の処し方についてを描いた作品であり、リーダーとはこうあるべき姿を描いていた作品なんだと、自分はあえて理解しようとしたのだが、しかし、「誇り高き一人の日本民族の姿を描き切ったことに溜飲を下げる」という感想の方がこの映画には多いようだ。
それはともかく、もうひとつ、無差別絨毯都市爆撃というものの罪の重さについて改めて考えることが出来たこともよかった。


 辻元清美衆議院議員の議員会館事務所にはピカソのゲルニカが飾ってある。
この絵は、死んだ子を抱き泣き叫ぶ母親、天に救いを求める人、狂ったようにいななく馬などが戦争の悲惨さを訴えている。


 今朝は大阪の家のそばの、雨上がりの淀川河川敷公園を軽くランニング。
おっし、本日仕事納めの自分の出身労組本部に挨拶行って、下手コいたら大掃除手伝わされて、そして最後になるだろう仕事仲間関係の忘年会で、今年の仕事は「だん!」の予定。
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敵が攻めてくると言えばいい。

2013-12-24 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

 河野洋平氏がサンデーモーニングで「国民を戦争に向かわせるのは簡単だ。 敵が攻めてくると言えばよい。 まだ、動かないないなら、愛国心がたりないと言えばよい」というようなこと言っていた。
今の安倍政権ってのはまさにそんな感じだ。
そして月曜日にはこんなニュースまで入ってきてた。

"提供は武器三原則の例外…政府 韓国軍に初の銃弾提供=南スーダンPKOで―政府(時事通信) - goo ニュース

 国連平和維持活動(PKO)協力法に基づきとはいえ、自衛隊の銃弾が海外で他国の部隊に提供される、すなわち自衛隊の提供した弾薬が他国によって人を殺傷するために使われる、ということだ。
PKO法25条「PKO、人道的な国際救援活動または国際的な選挙監視活動に協力するため適当と認めるときは、物資協力を行うことができる」との規定があるのだが、この物資協力について過去の政府国会答弁では「PKOに従事する自衛隊が他国部隊に武器や銃弾を提供することは想定していない」との見解を示していた。
これに関して、今回は「物資協力の中で明示的に武器・弾薬を除くとの規定は設けていない」という、これまでの国会答弁をうやむやにする説明をごり押し。
さらに武器輸出三原則との関係については、「緊急時に人道的見地に立てば例外はある」と説明。
例外ということは「ちょっと拙いなあ」という意識はあるようなんだが…。

 これまでのいろいろなことを全てひっくり返す程の重大な行為を、首相公邸で緊急の国家安全保障会議(日本版NSC)4大臣会合を開いたのち、政府はなんと最終的な決定は「持ち回り閣議」でしたのだ。(持ち回り閣議=閣議を招集せず、首相から閣議書を各大臣に回し署名を得て閣議決定とすること。すなわち全閣僚による議論はないのだ。)

 もう何でもかんでもやってしまえば勝ちという状況。
日本をいつでもどこででも、戦争が出来るような国にすることに向かって、安倍政権には、まるでブレーキが付いていないかのようだ。

 そんな中、80歳、傘寿の誕生日を12月23日に迎えられた天皇陛下の、誕生日前日の記者会見での言葉が印象的だった。

 「80年の道のりを振り返って、特に印象に残っている出来事という質問ですが、やはり最も印象に残っているのは先の戦争のことです。私が学齢に達したときには中国との戦争が始まっており、その翌年の12月8日から、中国のほかに新たに米国、英国、オランダとの戦争が始まりました。終戦を迎えたのは小学校の最後の年でした。この戦争による日本人の犠牲者は約310万人と言われています。前途にさまざまな夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったことを思うと、本当に痛ましいかぎりです。戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、さまざまな改革を行って、今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時のわが国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。また、当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います。戦後60年を超す歳月を経、今日、日本には東日本大震災のような大きな災害に対しても、人と人との絆を大切にし、冷静に事に対処し、復興に向かって尽力する人々が育っていることを、本当に心強く思っています。」
「日本国憲法には『天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。』と規定されています。この条項を遵守することを念頭において、私は天皇としての活動を律しています。しかし、質問にあった五輪招致活動のように、…【中略】…今後とも憲法を遵守する立場に立って、事に当たっていくつもりです。」


 憲法を尊重する天皇陛下、一方、これを無きものにしようと企む安倍晋三…ε-(;ーωーA ムムム…
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軍靴の響き はたして今は戦後か、戦前か

2013-10-16 | 反核平和 Save The Our Earth🌐
 やなせたかしさんがお亡くなりになったそうだ、アンパンマンにはうちの娘たちがたいへんお世話になりました。
おそらくもうちょっとしたら孫もたいへんお世話になると思います。
ほんとうにありがとうございました、ご冥福をお祈りします。
自分は子どもを通じてアンパンマンに触れるたびに、そしてアンパンマンの歌を耳にするたびに、平和憲法の下の日本ってのは、まさにこんな精神でやってけばいいんだなと思ってきた。
で、昨日から「積極的平和主義」というものを掲げる安倍政権の、第185臨時国会がようやく開会した。



 その朝、人妻美子との情事のベッドで目覚めた広告マン室井はニュースに驚愕した。わが国のタンカー撃沈さる。インドネシア海域でゲリラが奇襲―。船長は美子の夫だった。専守防衛を名目に自衛隊は出動を強行、ついに戦後初の海外出兵の道は拓かれた。それが引き金だった。国防省設置、徴兵制復活…、日本は〈いつか来た道〉を一直線に驀進しはじめた。

 1974年の作品ということなので、40年前のお話しなのだが、今で言う近未来小説とかシミュレーション・ノベルとか言われる種類のお話しで、まんま今日現在の物語に置き換えても、その近未来やシミュレーションというとこが、ちっとも違和感がない、ということが怖い。
当時「週刊小説」に連載された7つのお話しで構成されていて、一つ一つが独立したお話しのようになっているのだけど、しかしその7つが繋がると、ほんま恐ろしいお話になる。
自衛隊の海外派遣や海外派兵、尖閣・竹島・北方領土などの領土の問題、専守防衛と集団的自衛権、靖国神社、ナショナリズム、沖縄などの米軍基地や米軍訓練など安保の問題、秘密保全法制、憲法と核と自衛隊、国が労働者の賃上げに介入するという富国(強兵?)政策、そして徴兵制の復活?自衛隊から国防軍へ?治安維持法?外出禁止令?

 「自衛隊の最初の海外派兵の時、父さんたちは反対もしなかった。防衛庁の国防省昇格の時、デモもかけなかった。反戦グループの活動を過激ときめつけ、彼らがまき起こす騒動の市民生活に対する迷惑だけを数えあげて、結局彼らを潰してしまった。何が起こっても知らん顔だ。戦争の悲惨さと戦後の貧乏を知っている世代のくせに、長いものにまかれ、流されるにまかせて何ひとつ、してくれなかった。なるほど父さんたちは日本を経済大国に仕立てあげたよ。働き者さ。でもそれは何だったい。アメリカが辿った道と同じ道を歩いただけじゃないか。専守防衛と言ったって、国が富めばいずれは外に出ていくんだ。そのときの歯止めを作ろうとしたかい。富めば守るものも増えるんだ。そこで自衛力増強以外の知恵を働かせてくれたかい。僕らが一人前になったとたんにクーデターだ、高度国防国家だ……徴兵制復活だ。いまさら親の気持ちを察しろだの、戦争のこわさを知ってるかだの、そんなこと言ったって手おくれさ。幸いまだ戦争は起こってない。だが昌夫たちの世代は判らんぜ。僕の子供たちの世代は……ずるいよ。明治以来いちばん長く続いた平和と、歴史はじまって以来のゆたかな社会にどっぷりつかって、あとは野となれ山となれだ。あとの世代に何も残しちゃくれないんだ。公害と銃……渡してくれたのはそれだけじゃないか」

 近い将来、もしかしたら自分もこんな述懐をしていたくは無いと思うけど、そやけどほんま今が戦後なのか戦前なのか、うっかりしたらわからなくなる安倍政権下の日本。
首相の所信表明演説では、「強い日本」という言葉は、外交・安全保障政策のところで使われたわけではないが、しかし目指すところの本音はどこなのだ?
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1940年に「幻の東京五輪」

2013-09-25 | 反核平和 Save The Our Earth🌐
 7年後に東京オリンピック・パラリンピック開催されることが決まってしばらく経つけど、まだまだ盛り上がっているね~。
開会日が近づくにつれ、7年間もかけてどんどんあげあげ、もっともっと盛り上がっていくと思うと、「日本中、みんなアホになってまうんとちゃう?」という心配をしてしまいそうだ。(2002年のサッカー・ワールドカップの時はこんなでもなかったでしょ?)
とりあえず経済効果に期待しているのだけど、それは東京だけ出なくうまく日本全国に波及して欲しいなあ。

 ところで、今回の五輪招致について、欧米以外の有色人種国家であって、アジアにおいて行われる史上初めてオリンピック大会、そして紀元二千六百年記念行事として準備が進められていたが、けっきょく開催権を返上、実現には至らなかった、1940年の、幻の東京オリンピックの時と背景が似ているとつぶやく友人がいるのだ。

 中国や韓国など周辺国との関係が悪化しているような今の状況のなかで、そんな状況だからなのか、戦争放棄の9条や、その9条などを改正するための憲法96条の改正など憲法を改正しようとする動き、憲法を改正するまでもなくとりあえず解釈改憲によって集団的自衛権の行使が可能なようにしようなどなど、いつでも戦争が出来るという準備が進められているよう。
そして、景気を良くするためか国威発揚の必要があるのかオリンピックの誘致となったのか、って飛躍して考えているようです、その友人は。

 1940年の幻の東京オリンピックは、1937年の盧溝橋事件から拡大長期化した日中戦争、その戦争のために鉄鋼を中心とした戦略資材の調達、中国大陸における利権をめぐって日本と対立していた国々の開催反対圧力などがあって開催返上となったそうだ(代替の開催地はヘルシンキとなったのだけどこちらも第二次世界大戦勃発により開催が出来なかった)。

 今って「戦後」だよね、「戦前」でないよね。
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Under Control?Realy?

2013-09-08 | 反核平和 Save The Our Earth🌐
2020年、日本にオリンピックが来る!(*^O^*)
自分は55歳、孫は7歳、自分はどんな風になっているのかまだまだずいぶん先過ぎてわからないけど、でれでれなりながら孫と観戦したいな~、楽しみだ。

 ただとても気になったのは「福島第一原発での汚染水漏れに対して、状況はコントロールされている。」との安倍首相の発言。
汚染水漏れってコントロールされている(出来ている)んやったっけ?
そんなん知らんかったんやけど・・・。
ってか、嘘や!

 さらに東京の安全を強調しすぎて、ややもすれば東京さえ安全ならばいいのだ的に聞こえてしまうってのは、自分の考えすぎかな。
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2013戦争犠牲者追悼、平和を誓う8.15集会

2013-08-16 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

 大阪に居ると、8月15日は「あぁ、今年も終戦記念日なんだ」と、内心で哀悼の意を捧げる日だ。
しかし東京ではずいぶんと雰囲気が違うので驚いた、厳粛な日であるはずなのに、なんでこんなにも賑やかな日になるのだ。


 うちの労組組織では、有志は千鳥ヶ淵戦没者墓苑でおこなわれる「2013戦争犠牲者追悼、平和を誓う8.15集会」に行くようにとのことなので、自分は率先して参加し、謹んで献花をさせてもらった。


 68年前の1945年8月15日、天皇がポツダム宣言を受諾することを公表したことにより大日本帝国は崩壊した。
だからこの日が「終戦」記念日ということだけど、「敗戦」記念日のほうが意味合いとして合っているだろうと思うし、また、「終戦」記念日ということだとすると、終わりにするために誰かの意志が強く働いたということになるのだが、そこもどうも自分は納得がいかない。
自分はあの戦争がなぜ起こったのかということにも様々な疑問を持っているが、それ以上になぜもっと早く終わらすことが(降伏することが)出来なかったのか、ということに強い強い疑念がある。
せめてポツダム宣言が発せられた7月26日以降、限りなく早いタイミングで降伏していれば(敗戦を受け容れていたら)、広島・長崎の原爆投下だけでなく、日本本土空襲による各都市における絨毯爆撃の被害者もなかったのかも知れない。
昭和天皇を筆頭とする大日本帝国の当時のリーダーたちは、この降伏の遅れにより、戦争による加害責任だけでなく、被害責任までより大きく負うことになったのだ。
そんな愚かな罪を犯した大日本帝国の当時のリーダーたちまでを「英霊」として敬い、追悼のまことを捧げるという気にはどうしてもなれない。


 日本はこの戦争による敗戦によって、国民主権、基本的人権、戦争を放棄し、戦力不保持で、交戦権を放棄するという徹底した平和主義を原則とする憲法を手に入れることが出来た。
しかし自民党を中心とした保守勢力は、平和の尊さを忘れ、東アジアで軍事的緊張を作りだし、偏狭なナショナリズムを煽り、戦争する国を目指している。
そのために、日本の平和への最後の砦を壊し、集団的自衛権行使の合憲化、憲法の改悪を行おうという動きを強めている。

 「二度と過ちを犯さない」、献花の際、強く心に誓った。
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戦争が出来る日本なら、取り戻さないで!

2013-07-17 | 反核平和 Save The Our Earth🌐


 昔、行政書士の資格受験を目指したときに憲法をあらためてじっくり学んだ。
そのときに「憲法は基本的人権を守るために国家権力を制限する基礎法である。すなわち、たとえ民主的に選ばれた国家権力であっても権力が濫用されるおそれがあるので、国家権力に縛りをかけるのが憲法の重大な役割である。」という「立憲主義」ということを理解した。
さらに、「憲法が個人の尊厳、国民の自由の保障を具体化する最高法規であるからこそ、権力による安易な変更から守るため通常の法律の改正の場合よりも厳しい要件を定めている」という「硬性憲法」であるということを理解した。
時の権力者に、たとえ選挙で選ばれた権力者であっても、その権力者の思い通りに憲法を変えることが出来ないようにしてあるのだ。

安倍首相、ついに“封印”解く 9条改正を明言(産経新聞) - goo ニュース
安倍晋三首相(自民党総裁)が15日、ついに“封印”を解いた。「われわれは9条を改正し、その(自衛隊)存在と役割を明記していく。これがむしろ正しい姿だろう」首相は参院選の遊説先で長崎国際テレビ番組のインタビュー(12日収録、15日放送)に応じ、憲法9条改正の必要性を明言した。これまでの選挙戦でも憲法改正の発議要件を緩和する96条改正に意欲を示してきたが、いよいよ“改憲の本丸”に攻め込んだ格好だ。21日投開票の参院選は、自民党の歴史的大勝が現実味を帯びている。産経新聞社とFNNの合同世論調査でも「与党圧勝」の流れは鮮明だ。首相の9条改正発言は当然、こうした選挙情勢を踏まえたものだ。しかし、それは圧倒的優位からの余裕ではなく、むしろ危機感からの発言だといえる。

 安倍自民党は「日本を、取り戻す。」と言うが、どの日本を取り戻すというのか。

 とにかく皆さん、選挙に行ってください!
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脱原発・卒原発は我が家の隣から~( ̄∇ ̄)

2013-06-10 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

 こないだ大阪の家に帰ったら、うちのマンションのお隣の、市の空き地にメガソーラー発電所が建設されていた。
「東日本大震災による原発事故をきっかけに再生可能エネルギーへの期待が高まる中、市は太陽光発電の普及拡大を図る施策を進めている。」という事業の一環で、今年7月発電開始予定、出力600kWで、年間発電量は一般家庭約170世帯の年間消費電力量に当たる約61万kWh程度、売電収入は年間約2,580万円で、リース費用を差し引き年間約475万円の収益を見込んでいるそうだ。


 うちのマンションの3分の2世帯分くらいの電力を賄えるくらいなんだから、電力会社に売らずにうちのマンションにそのまんま売ってくれたらいいのに!
そうするとうちのマンションは、原子力発電所に依存しすぎる関西電力から、少しでも決別できるのに(笑)

  自民党は夏の参院選公約では「原子力発電所再稼働について、原子力規制委員会が安全と判断した原発は国が責任を持って再稼働を行うと書く予定だそうだ。(ただし福島などの地元にはそうでは無い主張をするという噂もあるが)
一方、民主党は参院選の公約に「2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策 資源を投入する」と明記するそうだ。

 自分は「原子力規制委員会が安全と判断」するのかどうかというよりも、「それでも何かあったときにどうしようも出来ないやん!」ってな意味で原子力は安全で無いと思っている。
そのことはいまだどうしようも出来ない「福島第一原発のその後」を見ても明らか。
「何かあったとき」ってのは、安全を制御できる技術的なものだけではなく、想定外な自然災害があったとき(想定なんてナンセンス、そもそも基準の線引きが妥当かどうかだ)や、侵入しての爆弾テロとかミサイルとかによる攻撃だとか(海からは容易に侵入できるのが日本の原発)、そして人為的な不正やミスによるもの(たくさんの事例がある)などなど。
福島第一原発の事故を収束し、汚染された地域の放射能を除去し、そして事故以前のようにみんなが安心して生活出来るようになってから、はじめて原子力発電所は安全なのかどうかの議論をして欲しいと思うのだ。
しかしそんな議論の時は永久に来ないような気もするが。

No Nukes
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5・15平和とくらしを守る県民大会 沖縄はほんとうに泣いていた

2013-05-20 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

 土砂降りの中の県民大会、宜野湾海浜公園の屋外劇場に3500人が結集し、「沖縄と全国の米軍基地の強化、拡大に反対する」などとする県民大会宣言を採択した。

 この県民大会のあいだじゅう、日本維新の会の橋下徹大阪市長の発言のせいで、同じ大阪の人間である自分は穴があったら入りたいくらいに恥ずかしさを感じていた、できるだけ気配を消していた(心の中で)。
沖縄にたくさんの米軍基地を押しつけ、危険を押しつけ、さらに橋下徹は米軍人に沖縄の女性まで捧げろとまで言う。
「沖縄の女は泣いている、沖縄の男は憤っている」、どこまで沖縄を蹂躙するのか。
橋下だって家族を持っているのだろう、自分の娘を軍人の性欲の処理のために捧げろと言われたらどう思うのか、ほんとうに考えてみろって。

 カッパを着ていてもパンツの中までぐちょぐちょになるような横殴りの雨、雷まで鳴っていた。
沖縄は激しく泣いていた、沖縄は激しく怒っていた、この天候は自分にはそうとしか思えなかったんだ。


 帰ります。
たくさんの人に会いたくさん議論したくさん確認しあった。
いろんなことも考えた。
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命どぅ宝 5・15平和行進

2013-05-19 | 反核平和 Save The Our Earth🌐


5・15平和行進がスタート 米軍基地撤去訴える 沖縄(朝日新聞) - goo ニュース
  沖縄の本土復帰の意味を問い、米軍基地の撤去を訴える恒例の「5・15平和行進」が17日、沖縄本島で始まった。県内外から集まった約5千人が3コースにわかれて、米軍普天間飛行場のある宜野湾市まで3日間かけて歩く。普天間飛行場の移設先として、政府が海の埋め立てを申請した名護市辺野古では、午前9時に出発式があり、「辺野古の新基地建設を許すな」と声をあげた。あいさつで、北部実行委員長の玉城義和県議は「基地負担軽減には国民的な運動がどうしても必要だ。沖縄の現実を目に焼き付けて、運動の輪を広げてほしい」と、関西や九州などからの参加者に呼びかけた。
 

 うちらの労働組合としての運動では、反戦・反核・平和・護憲は非常に重要、まさに「命どぅ宝」だ。
仕事として4回、原水禁世界大会広島大会には4度行かせて貰った、また日頃より平和フォーラムや平和人権センターの運動にも積極的に参加する。
だから一度、沖縄の運動に参加してみたいと思っていたが、なかなかそんな機会が無かったのだけど、今回ひょんなことから休暇を取って「自主参加」することが出来た。


 運動として労働組合から派遣されるのももちろんいいのだけど、大好きな沖縄へは自己負担で自主参加というのが、自分としてもちょっと意義があって、ここはかなり自己満足。
自分たちが参加したのは、平和行進3日目の西コース。
北谷町役場からスタートして、58号線に出て、キャンプフォスターの前を歩き、真志喜交差点を曲がって、宜野湾海浜交差点まで。


 スタートの時は露の曇り空ながら雨の気配は無かったが、58号線を歩いている時には土砂降り、100円ショップで買ったカッパを着たけどデジカメやらなんやらかんやら水没が心配な状態に。
でも時期が時期だけに毎年こんなもんらしく、みんな元気に歩き、元気にシュプレヒコール。



 沿道の方から手を振って励まして貰いつつ、またスタッフの皆さんの交通整理で守ってもらいながら、右翼の妨害もさほどなく(と聞いた)、予定より30分程遅れたが、元気いっぱいでゴールである宜野湾海浜公園に到着。



 大阪や東京で参加する平和運動よりも、沖縄では若い人がほんとに多いということが印象的。
そして明かな「動員されて参加しました」という雰囲気をまとってない参加者が多いということ、そしてデモで迷惑が掛かっているであろう車や歩行者などから、好奇な目や冷ややかな目や怒った目がデモ隊に、それほど注がれていないということがさらに印象的だった。
応援されているとまで感じてしまったのは自分の勝手な思い込みかも知れないが、明らかに内地(本土)でのデモ行進とは違うのだ。
そして、本土の気持ちと沖縄の気持ちがとてもとても離れているということも噛み締めた。
いろいろな思いで3時間を歩いた、いい経験をさせて貰った、来て良かった。

 命どぅ宝。
No War, No Base, No Nukes, Love Peace。
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宇宙戦艦ヤマト2199

2013-05-13 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

 こないだ桑ちゃんに誘われて、気鋭の社労士さん桑ちゃん含め自分は除いて総勢3人と自分とで北千住で飲んだ。
最初はけっこう社労士やコンサルなんかの話で盛り上がっていたのやけど、いつの頃からかアニメのお話しで暴走しだして、そしていつの間にかお絵かきの時間になっちゃった。
ちなみにささっと描いた宇宙戦艦ヤマト、左が桑ちゃん、右が自分、それぞれ性格出てるな~。

 「宇宙戦艦ヤマト2199」、かなりのめり込んで観ているねん!
もともとのアニメ作品をなかなか巧みに今風にアレンジしつつ、もともとを「わや」にしないように押さえるところはちゃんと押さえてあって、かなりいい。

 戦艦大和の残骸を改造したというそうとう無理ある設定は偽装ということでリアルにし、所属とか出身とかまったく関係なくバラバラだった制服の錨印の色はきちっと整理され(戦術科は白地に赤のライン・航海科は白地に緑のライン・技術科は白地に青のラインなどなど)、紅一点だった森雪という男女雇用機会均等法に抵触しそうな乗員配置についてもそれなりに女性をたくさん配置し、さらに適度に交替勤務が可能なように人員も充足され過労対策が施され、大マゼラン星雲の呼称を今呼ばれている大マゼラン銀河へ改称し地球からの距離も14万8千光年から16万8千光年へ変更、などなど様々なマイナーチェンジが施されている。


沖田「波動砲発射用意」
古代「波動砲発射用意」
沖田「エネルギー弁閉鎖。波動砲への回路開け エネルギー充填開始。」
徳川「エネルギー弁閉鎖、エネルギー充填開始します。」
徳川「波動砲、エネルギー充填80パーセント。」
沖田「セイフティーロック、解除。」
古代「セイフティーロック解除。」
沖田「島、操縦桿を古代に渡せ」
島「古代、渡したぞ・・おまえがやれ」
古代「まかしとけっ!ターゲットスコープ、オープン。電影クロスゲージ明度20。」
徳川「エネルギー充填100パーセント。」
沖田「敵目標へ軸線合わせ。」
徳川「エネルギー充填120%」
相原「目標速度、40宇宙ノット!」
徳川「タキオン粒子圧力上昇!!薬室内圧力限界へ」
古代「波動砲発射10秒前、総員対ショック、 対閃光防御。」
古代「最終セイフティー、解除。」
古代「5,4,3,2,1・・・波動砲発射!!」

 一方、波動法の発射やワープを初めてやるときの時間の割き方が「え~、もっとしっかりと描いてよ!」ってな不満あり~の、ワープの時の森雪の姿がちょっと色気足りんとか、古代守の最後の戦いの描き方が有り得無さすぎだとか、女性乗組員の制服がむちゃくエロいんですけど~とか、旧日本海軍への懐古しすぎがむちゃくちゃ気になるねんけど、と不満やツッコミどころはあるねんけどね。


 とは言え、ヤマトの根幹の部分でもっとも肝心なのは「専守防衛」という思想(←これが正しいということではない、念のため)、けっしてガミラスを壊滅させるために、または復讐するために、出撃したわけではない。

「禁断のメヒドの火を手にしてしまったのだろうか、いや、いまは思うまい、これが試しであるのなら我々はこの行動で良き道を示していくだけなのだ」

「ヤマトの武器はあくまでも身を守るためのものだ」

 ここが宇宙戦艦ヤマトの肝、一生懸命、徹底的に、戦争ってものの不条理さを伝えようとしていた(上手くはいってなかったような気がするが)、そのことは今回の放送でも引き継がれているようだ。


 エンディングテーマ、「まっ赤なスカーフ」でやって欲しかったが、まさかの中島美嘉の「愛詞(あいことば)」、これがまたいいねん、だからちょっと悔しいねん。
コメント (2)
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2年が経過しても時間は止まったまま

2013-03-11 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

「さようなら原発」大江氏ら大規模集会 東京・明治公園(朝日新聞) - goo ニュース
 福島の事故を忘れない――。東京・明治公園で9日、脱原発を訴える市民集会が開かれた。主催した「さようなら原発1千万人署名 市民の会」によると、参加者は約1万5千人。呼びかけ人の一人の作家・大江健三郎さんは壇上で「もう1台の原子炉も再稼働させない。そのために働く」と述べた。同じく呼びかけ人の一人のルポライター・鎌田慧さんが「思いは福島の人と共にある」と語った後、福島市から京都市に自主避難した斎藤夕香さん(40)も「事故は収束どころか悪化している。不安でいっぱいだ」と心境を明かした。集会後、参加者は「つながろうフクシマ! さようなら原発大行動」と書かれた横断幕を掲げてデモ行進した。実行委員会によると、9日現在で約820万人分の署名が集まったという。10日は午後1時から千代田区の日比谷野外音楽堂で「原発ゼロ☆大行動」が催されるなど、全国約150カ所で集会が開かれる予定。


 一昨日のこの集会には自分も参加し、デモ行進も代々木のゴールまで歩いた。
鎌田慧さん「原発事故より経済が大事だという政治の動きがあるが、私たちはそれを許さない」、大江健三郎さん「福島原発事故をなかったことにしようとする勢力と闘い、原発の再稼働はさせない」、落合恵子さん「原発を推進してきた自民党が政権を取ったが、くじけずに行こう」、澤地久枝さん「福島で被爆した人達は全て国の責任で補償させよう」、広瀬隆さん「原発を稼働させる方が多大な金がかかるということをマスコミはきちんと報道してほしい」、福島から京都に避難している斎藤夕香さん「事態の深刻さを知らずに避難をしていない人も多い。多くの人に伝えていきたい、私たちのことを忘れないで、繋がってほしい」。

 千駄ヶ谷の駅から明治公園まで歩いて行ったが、千駄ヶ谷から歩き出した時には老若男女、もの凄い人出だと思った。
が、みんなの目的地はいろいろなようで、この「つながろうフクシマ! さようなら原発大行動」に集結した人にはほとんど若い人がおらず、若い人がいたとしても労働組合の動員という感じで、そして前述した、この運動の呼びかけ人のみなさんはとにかく高齢だし。

 これからの日本を、これからの世界を、どうなって欲しいのか。
いったい誰が心配して、誰が考えて、誰が行動して、そして誰が変えていくのか(いや、変えるという言うのは違うか、「どうしていくのか」だな)、その「誰が」が誰であるべき何だろうかってなことをしみじみ考えてしまった。

 毎金曜日におこなわれた首相官邸前の反原発運動は、たいへんな盛り上がりを見たのにいまではずいぶんちっちゃくなったと聞く(俺も行ってみなきゃと今さら思っているってのもずいぶんダメやねんけど)。
どうも大衆運動がブーム的であって深みと重みある思想や本質的な運動の浸透にまで至らず、その顛末が先の総選挙結果だった。

 脱原発や卒原発に至るまでさまざまな解決すべき問題はあると思うから皆で時間を掛けて乗り切っていかなくてはならないのだろう、でも、原発があっても仕方が無いということにはどうしても「そだね」とは言えない。
3.11からは2年の月日が経過したが、地震と津波からの復興は進んでいる、しかし福島第一原発の事故からはまさに「2年が経過しても時間は止まったまま」だ。

 岩手県宮古市出身のジャパニーズ・レゲエシンガーのLIKKLE MAI(リクル・マイ)や、びっくりするくらいの政治的メッセージを込めた歌を唱っていた制服向上委員会のライブをこの集会で見た。
このブログではスタート当初から(自分にとっては大昔から)、「No War、No Nukes、Love Peace」を訴えているが、彼女達と比べると、このブログを含めて自分からの発信力なんてたいしたことないもんなとは思うのだけど・・・。
でも、出来れば自分たちより若い人たちに僅かなりでも、拡がってくれ!
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靖国神社に初めて行ってきた

2012-12-19 | 反核平和 Save The Our Earth🌐
 自分のとこの労働組合も運動に参加している「フォーラム平和・人権・環境」(通称平和フォーラム)は靖国神社のことを『靖国神社は、遊就館の展示などに示されるとおり、日本の侵略戦争に参加し犠牲となった兵士を「英霊」「神」としてまつる戦争美化の宗教施設です。朝鮮、台湾などの旧植民地出身者の人々をも、本人や遺族の意思を無視して勝手に合祀する一方、戦争犯罪者であり加害の責任者として裁かれたA級戦犯者14名も1978年に合祀・顕彰しています。』としていて、このA級戦犯合祀の問題とともに政教分離に関わる憲法問題、日本の戦争責任に関わる問題、アジアの近隣諸国との関係などにより、首相や閣僚の靖国参拝に抗議してきている。


 昨日、午前中は公正取引委員会で審判の傍聴、それが終わって一緒に参加した仲間と虎ノ門で昼食を取り、その後自分は市ヶ谷にある事業者団体に立ち寄ったあと、次の芝公園での会議までに少し時間があった。
さ~てとその間どうやって時間をつぶそうかなあと思っていると、靖国神社がすぐそばにあることに気が付いた。
自分の立場は立場として、また自分の思想は思想として、いろんな思いはあるのだけど、一度、靖国神社という場所がどのようなところなのか知るために、実際に身を置いてみるのも悪くないだろうと思い行ってみた。
日本の過去、未来、そしてまさに今・・・いろんなことを考えながら、過ちを起こした人たちはさておき、その過ちに巻き込まれた人たちの御霊に哀悼の誠を捧げてきた。


 自分は南門から入って、正面から抜けるというコースで境内を歩いたので、最後に気付いたが、国の紋章であり旧日本帝国軍の紋章であった十六菊の大きな紋が神門のところにあり、また、靖国通りにはたくさんの日の丸が掲出されており、これらも先の戦争にいろいろな思いがある人たちの心を騒がすのだろう。


 暴力で平和は訪れない、暴力は暴力の連鎖を生み出すだけだ、報復の応酬が生み出すのは、絶望の泥沼でしかない、と思っている。
自分は戦争に行きたくない、自分はなんの恨みもないはずの他人を殺したくない、若い頃はただそんなことを考えての「反戦・平和」であったけど、今はその主語が「自分は」から「自分たちの子供たちが」に変わっていった。

 拝殿のところの中鳥井門のところに、先の戦争で21歳でお亡くなりになった陸軍少佐の、御父母に宛てた遺書の文章が掲示されていた。
21歳は自分の娘たちより若い、その21歳の青年が遺書に「信じるは皇國の必勝、祈るは皇運の無窮」と書いて戦地で散っていったのだ。

父上様
母上様

オ先ニ失礼シマス。
二十有余年ノ間、此ノ上ナク可愛ガッテ頂キマシタ。
山ヨリモ高ク海ヨリモ深キ養育ノ御恩ニ何等報ユル所ナク、
御心配ヲカケ通シテ承リマシタガ、今ヤ御恩ノ万一ニ報ユル時ガ参リマシタ。
光栄アルハ紘隊長ニ選バレ、南海ニ水清ク屍トナルハ男子ノ
本懐、只々感謝感激外アリマセン。
信ジルハ皇國ノ必勝
祈ルハ皇運ノ無窮
靖国神社デ、オ待チ致シテ居リマス。
御両親様、幸福ニ御暮ラシ下サイマス様、心ヨリ祈リ上ゲマス。
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国民は原発推進に賛成したわけでないよね

2012-12-17 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

No War.
No Nukes.
Love Peace.
Save The Our Sea .

自分の願いと全く逆の方向の選挙結果となった・・・。

日本国憲法 第9章 改正
第96条 この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
2 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。

日本国憲法 第2章 戦争の放棄
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

日本国憲法 前文

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
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