この夏に聴く、なんとなく癒し系のアルバム買いたいなって思って、アマゾンをちらちら

あれ?ケアリイ・レイシェルって、よくハワイアンのオムニバス・アルバムに入っている人だ。
友達が編集してくれたCDにも、たしか入っていたぞ、昨年リリースされたベスト・アルバムなんだ、お得そうだ、買ってみよう。
てな具合で注文、届いた

2枚組で、ディスク1にはMele(歌)、ディスク2にはChant(チャント)が収録されている。
チャントってのはお経みたいな(?)詩吟みたいな(?)浪曲みたいな(?)、ハワイに旅行したときなんかたまーに耳にするやつやね、これは家でリラックスしているときに、BGMで聴こうっと。
車の中や、通勤中に聴くのは、歌(メレ)のほうにしよう。
ケースの装丁がスゴく良い、これを眺めているだけで、いつの間にか、すごく時間が経っていた

オリジナルの歌詞カードには、全ての曲、左側にハワイ後の歌詞、右側に英語の対訳が、ハワイ語の勉強に良いかも

それに別添の日本語解説には、日本語の対訳だけでなく、オリジナル解説の対訳まであって、超親切

ベスト盤だけあって、ハワイアン初心者の僕でも聴いたことある曲や、1回聴いただけで「お気に

」になる曲ばっかです


auのコマーシャルで使われていた、「涙そうそう」の曲をカバーして、オリジナルのハワイ語の歌詞をつけた「Ka Nohona Pili Kai」も入っていました。
日本語解説に書いてあったケアリイ・レイシェルのデビューまでのいきさつが、むちゃくちゃ面白いっす

フラの先生だけど超恥ずかしがり屋のケアリイ・レイシェルは、人前で歌を唄うなんてとんでも無い人だったのに、自分ちでシャワー浴びながら「気持ちよか~ルンルン

」って感じでついつい歌っていたら、たまたま家に来ていた友人にその唄を聴かれてしまった。
その友人が、嫌がるケアリイ・レイシェルを放っといて、レコーディングに必要な3万ドルを集めてしまって、嫌々ながら


レコーディング。
この3万ドルを回収するためには、CD2000枚・カセット2000本を売る必要があったそうですが、そのアルバムは50万枚売れたそうです

ハワイアンのアルバムって1万枚売れたらBig Hit

といわれているのに。
そんなケアリイ・レイシェルを、今さらフラの先生に戻るなんてことは、周囲が許さず今に至っているそうです(笑)
このアルバム、しばらくハマりそうです。