Blog・連句の部屋

みんなで楽しく歌仙を巻きましょう♪

せっかち歌仙・その24「風の午後の巻」

2013年06月13日 | せっかち歌仙
       
参加者=茶目猫・逐電・長者巻・良流娯・晩菊・紅蓮


発句.....手のひらに 青蛙ゐし 風の午後  茶目猫       
脇句.....日がさしこむは 梅雨の裏庭  逐電      
3...........渓流の 岩肌荒く かがやきて  長者巻    
4...........電車に揺られ 夢のかなたへ  良流娯      
5(月)...旅疲れ 癒してくれし 夕月夜   晩菊  
6............鮭の茶漬けの なつかしき味  紅蓮    
(初折裏)
7............でこぼこに 家族ならびて 門火焚く  逐  
8............人影を踏み 交差点過ぐ  茶     
9............二時間も ひたすら想い 待ったひと  良     
10...........恥の相違に 離れるこころ  長     
11...........ipad アプリを入れて 古典読む  紅        
12...........考えられぬ 一昔前  晩    
13(月)..縁側に 盃ふたつ 月今宵  茶  
14...........秋思に沈む友呼びに行こ  逐    
15..........庵にて 語らいつきぬ 長き夜  長   
16..........一番鶏の 声届くまで  晩   
17(花)..季節過ぎ 花の絵手紙 南より  良 
18..........陸奥の国から 蕗味噌とどく  紅  
(名残折表)  
19..........春深し  古書店で買う  鳥図鑑   逐   
20..........変色の地図 宝島指す   茶    
21..........母の手で また生かされし 長襦袢 良   
22..........たれの変わりか ほほえみし孫  長   
23..........遠距離を ものともせずに 駆けつける  紅        
24.........寸暇惜しんで 楽しむ逢瀬  晩    
25..........星空へ 漕ぎ出していく 蛍舟 茶   
26..........余暇の歌い手歌う鼻歌 逐   
27..........豊作の 今年の梅も 採り終えて  晩   
28..........じぇじぇと目をむく 頭の冴えに  良   
29(月). .残月に 向かって羽ばたく はぐれ鶴  長   
30..........新酒をあけて ジビエ楽しむ  紅    
(名残折裏)
31..........絵日記の母に髭あり神の留守  逐    
32..........百観音に 人の絶えざる  茶   
33..........富士山も 世界遺産に 仲間入り  良    
34.........水面に映る 四季の移ろい  長    
35(花)..千年も 花の宴を たのしめり  紅   
36..........春愁忘れ 心行くまで  晩

  <2013 年6 月13日~7月2日>

せっかちその23の反省会ほか

2013年06月13日 | 会合
昨日は、久しぶりにせっかち歌仙参加者が、6人全員集合。
みなさま、おつかれさまでした。逐電さんも久しぶりにお会いできてよかったです。

反省としては、
◆ 切れ字は、発句以外は使わないことを確認しました。
  6句は長者巻氏がその場で変更。

◆ 全体にもっと転じる。場面を変えられるといい。

他にも何か思い出せる人がいたら、コメント欄にお願いします。

それから、風かがやく、は私の歳時記によると、風眩し、風光ると同じく春の季語にはいっていました。

つぎに、せっかちその24の発句を決め、順番をあみだで決めました。
脇句は、逐電さんが手をあげ、詠むことになりました。
一応今日をスタートの日としますが、逐電さんが鹿児島に帰ってからに詠み始めます。

大きい写真がほしい方は、メールでお送りしますので、お知らせください。







二次会は「ちょっとよってって」
晩菊さんは今日から旅行のため、珍しく早めの帰宅。
他の5人で、反省会の続き。







鹿児島の同級生3人組。