Blog・連句の部屋

みんなで楽しく歌仙を巻きましょう♪

せっかち歌仙・その42 彼岸寺の巻

2019年03月27日 | せっかち歌仙

参加者=ターボ・晩菊・茶目猫・山八訪・逐電・紅蓮・長者巻・良流娯・多摩のO脚


発句.......すゑひろに箒古びて彼岸寺  ターボ      

脇句........草摘み終えて早めの湯浴み  晩菊        
3.......... 残雪の越後三山輝きて  茶目猫    
4...........老舗の閉じる駅頭に佇む  山八訪       
5(月)...苦吟屋の弊衣破帽に望の月  逐電   
6............牡蠣やきのこで酒を酌みつつ  紅蓮    
(初折裏)
7............軒先に簾のような秋の雨  長者巻  
8............ドキドキと待つ迎えの車  良流娯       
9............高鳴りをうつつに戻す拡大鏡  多摩のO脚       
10...........天道虫がぱつと飛び立つ  茶     
11...........何となく心浮かれて誇らしげ  晩        
12...........下駄ひびかせて相傘かざす  タ    
13(月).. 友よ今どこで見てるかこの月を  紅  
14...........子らの秋刀魚のわた喰って寝る  逐    
15.......... 鏡みて吾亦紅をさす娘らの笑み  山   
16.......... 心ならずも足踏み外す  O   
17(花)..千年も眠らぬ花に出会う旅  良 
18..........令和に響くうぐいすの声 長   
(名残折表)
19..........なにごとも練習ありき春うらら  紅   
20..........飛び交う蝶のたおやかな舞い  晩    
21..........深く吸ひゆつくり吐ひてストレッチ  茶   
22..........禁煙はじめまだ弐拾年  山   
23..........あな目出たやまで産んでもうみの親  逐    
24..........どこにいても太陽見たいよう  紅    
25..........果てしなく自転公転銀河系  長   
26..........この片恋の行方占う  良   
27..........アラ還のときめく鼓動鳴りやまず  O   
28..........稲妻走るサバンナの空  茶   
29(月)..雲去りて待ち焦がれたる夕月夜  晩   
30..........虫に誘われ食後の散歩  良   
(名残折裏)
31..........灯をともしグラス片手に本を開く  紅    
32..........明日は我が田に水引いて来よ  逐   
33..........畦道にトランプ一枚残り居り  山    
34..........してやったりとはしゃぐ安倍族  長    
35(花)..風に舞いいずこへいかん散桜  O   
36..........超えるパラグライダー  良


<2019 年3月27日~5月30日>


せっかち歌仙・その42の発句

2019年03月27日 | 発句

発句が決まりました。

  発句 すゑひろに箒古びて彼岸寺  ターボ

今回から9人で巻くので、1人4句ずつ詠みます。

長句2句  短句2句になるように、

さらに、花と月の句を詠む人がだぶらないように、順番を考えますが、もし違ってたら、お知らせください。

このブログのコメント欄で連句を続けていくので、1日に1回くらいはブログにアクセスしてください。

では、みなさん、楽しく巻きましょう!




せっかち歌仙・その42発句

2019年03月25日 | 発句
発句がでそろいました。
以下の中から、3月27日までに、よいと思う発句を、1~3句くらい選んで、メールかコメント欄でお知らせください。
今週29日に東京に出るので、28日にはスタートさせたいと思います。
今回、調布にいったり、孫が検査入院するので、広島にいったり、その後北海道にいったり、パソコンに触れられない日があるので、その間は、良流娯さんに句をアップしてもらうようお願いしました。
 

春疾風つま先立ちて鳥になる   ○○
菜の花や初めてのこと始むる日 ○
手料理で持て成す昼げ春彼岸 ○○
頬杖でテニス観戦山笑う
猫の後ついて遅日の橋を越ゆ  ○○
おとがいに髭剃り残し春愁  ○
大空に帰る白鳥隊を組む  ○
うららかな日ざしを浴びてペダル踏む ○
ピアノひく手と手行き交ふ復活祭  ○
石垣の隙間をふさぎ菫咲く
鉢植えが道へあふれて春の花舗 ○
野の子猫かまはれたいのか裏返る 
すゑひろに箒古びて彼岸寺  ○○○
菜の花や窓全開の一輌車  ○○
凡人の顔で踏絵の島を生き 
藤棚の下ひらがなで語らひぬ ○

せっかち歌仙・その42発句

2019年03月23日 | 発句

集まった順に発句をのせていきます。


春疾風つま先立ちて鳥になる 
菜の花や初めてのこと始むる日
手料理で持て成す昼げ春彼岸
頬杖でテニス観戦山笑う
猫の後ついて遅日の橋を越ゆ
おとがいに髭剃り残し春愁
大空に帰る白鳥隊を組む
うららかな日ざしを浴びてペダル踏む
ピアノひく手と手行き交ふ復活祭 
石垣の隙間をふさぎ菫咲く
鉢植えが道へあふれて春の花舗
野の子猫かまはれたいのか裏返る 
すゑひろに箒古びて彼岸寺
菜の花や窓全開の一輌車 
凡人の顔で踏絵の島を生き 
藤棚の下ひらがなで語らひぬ