Blog・連句の部屋

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せっかち歌仙・その57「流星群の巻」が満尾しました

2024年12月26日 | せっかち歌仙

昨日、せっかち歌仙・その57「流星群の巻」が満尾しました。
ちょうど3ヶ月で巻き終わりましたが、私たちの連句は、このくらいのペースがいいと思いました。

HPの「連句の部屋」の歌仙のところには、おいおい今回の歌仙をアップします。

また見直して、自分の句で直したいところは、コメントなり、メールなりで送ってください。

今回、反省会をしたいと思っていますが、調布にいるので可能かと考えましたが、ギブスはしていても、あまり出歩くと骨がずれると、おどされました。

1月の半ば過ぎには、今後のことが決まるので、またご連絡いたします。

 

反省会まで間があくので、今回の歌仙について、忘れないように書いておきたいと思います。

なんの問題もなくすーっといかなかったけど、それはそれで面白いと思いました。(あくまで私的にです)

最初、第3句、永井さんがいつもの決まり事ではなく「て止め」「らんどめ」をしなかったときに、永井さんに句を返すのではなく、このままいってみようと思いました。

句はちゃんと転じていたけど、それを無理矢理「て止め」にすると、ちょっと変わってしまうと考えたためです。

そうしたら、多摩のO脚さんが4句「いずこへ」、つぎの逐電さんが5句「盗まれて」と体言止めでなく詠んでくれたために、その後うまく流れていきました。

 

もう一つは、最後の名残折表の山八訪さんの句です。

29(月)..年の瀬に下弦の月と千鳥足  

このときに、パソコンを持って行ってなかったので、スマホの小さい画面でみて、つけたので、全体像が見渡せなかったかなあと反省しました。

つけたのは、私の句で、

30........秋天見上げ足を滑らす   

骨折したときのことを、連句に残そうと考え、そして、前句が月の句なので、秋で詠みました。

でも、ちょっと迷ったのは、年の瀬と月で、季節が二つ入っていたこと。けれど、月はなんにも増して強い季語なので、秋以外考えませんでした。

今思うと、この月を冬の月の季語にした方が、自然だったかもしれませんね。そう思ったときには、もう何句も進んでしまっていたので、変えるのはできなくなっていました。

ちなみに、右ブックマーク、一番下に「月に関する季語」をリンクさせてあります。

冬の季語だと、以下のものがあります。

冬の月(ふゆのつき)
(類) 寒月(かんげつ),寒三日月(かんみかづき),月氷る(つきこおる),月冴ゆる(つきさゆる)

月は、何もついてなければ、すべて秋の季語で、他の季節の月をあらわす言葉は、案外少ないですね。

 

 

 

 


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