Blog・連句の部屋

みんなで楽しく歌仙を巻きましょう♪

せっかち歌仙・その31「卒業の巻」

2016年03月28日 | せっかち歌仙

       

参加者=茶目猫・逐電・長者巻・紅蓮・晩菊・良流娯



発句.....好きな言葉かべに残して卒業す  茶目猫     
脇句.....せざる告白増す春愁い  逐電      
3...........雪の果て北斗をめざし走るらん  長者巻    
4...........役目を終えて退くものも  紅蓮     
5(月)...様々に思い巡らす月見酒  晩菊    
6............初めてのこと始める初秋  良流娯    
(初折裏)
7............天高く立志伝皆山を越ゆ  逐  
8............懐深く秘めたる想ひ  茶     
9............長旅の果ての逢瀬に胸はやる  紅     
10...........来し方辿り行く末憂う  長     
11...........進化速人工知能人追えず  良        
12...........ゆるり楽しむ寄り道の味  晩    
13(月)..夜通しの胡弓の音色盆の月   茶 
14...........苦瓜の這う学び舎の壁  逐    
15.......... 居酒屋で今夜の肴(あて)はチャンプルー     長   
16..........何はともあれ先ず生ビール  晩   
17(花)..北国へ花の盛りに会ひに行く  紅 
18..........土産の菜飯弁当箱へ  良   
(名残折表)
19..........路地ごとに子の指す方へ春散歩  逐   
20..........瓦礫の向う空近くなり  茶    
21..........天災の脅威の前に立ちすくみ  紅   
22..........羊とはがね音楽の森  長   
23..........毛糸編む手を休めてはストレッチ  良    
24..........何時の間にやら時雨るる気配  晩    
25..........足音を耳欹てて待つ夜なり  茶   
26..........四角の皿を円く拭きつつ  逐   
27..........然り気無き仕草気になる思い人 晩   
28..........歌舞伎役者の所作美しく  紅   
29(月)..ゆらゆらと波間を渡る宵月夜  長   
30..........もう限界と冬仕度の日 良    
(名残折裏)
31..........夜学子の昇給に沸く自習室  逐     
32..........チャイムの音に我にかへりて  茶   
33..........半世紀ぶりに時空を飛び越える  紅    
34..........夢の中へと何をさがしに 長    
35(花)..翁の目声も活き活き花の昼  良   
36..........揚羽蝶舞う微風の庭 晩

<2016 年3月28 日~4月28日>


せっかち歌仙・その31 発句募集中

2016年03月14日 | 発句

発句の〆切りは、3月25日です。よろしく。


早春賦奏でれば部屋ひかり充つ  ○

空澄みて木立がぶるっと冴え返る   ○

遠方の友と女子会弥生来ぬ

囀りを聞いて目覚めし孫の笑み

叫び合う名が欲し春昼を駆けおれば

春愁い豚舎に満ちる豚の鼻  ○

川に沿ふ畔のふくらみ犬ふぐり

好きな言葉かべに残して卒業す ○○
 
靴ぬいで雲踏む心地花筵  ○○○
 
島を出る十五の春の海碧く  ○○
 
うぐいすの啼き声ひびく島の朝
 
 

 

 


連句の集まり(追記あり)

2016年03月11日 | 会合
昨日の連句の反省会は、私がなかなか東京にいることができずに、私の都合で集まったため、長者巻、晩菊、紅蓮、3人の出席。
 
 
 
議題(話題)は、前回の歌仙の反省と、連句集のこと。
 
連句集について
 
● 表紙と裏表紙、目次ができて、楽書き帖・11 還暦歌仙特別号の完成が近づいてきた。
 
● 連句集は、長者巻氏のパソコンに、ホームーページをそのまま印刷できるソフトをいれて、歌仙はそれでプリントする。
 
● 歌仙は還暦歌仙のあとも、すすんだので、それも加える。(せっかち歌仙・その30まで)
 
● 当初一冊1000円で、100部印刷しようといっていたが、なかなかうまくいかず、10~20部くらいにする。
  1000円ではほぼコスト的に無理なので、一冊の値段がわかった段階で、買いたい人をつのって、希望者分だけ制作する。
  今年の3月か4月を目処に、作成。
 
 長者巻氏へ 裏表紙に、定価1000円と入っているけど、これはカットしないでいいかしら?
 
他に付け加えることがあったら、お知らせください。

表紙



もくじ

 
 
裏表紙


 
<歌仙の反省>
 
脇句の季について、問題になった。
 
発句が春、秋だと、当然、それらは3句続けるので、脇も同じ季になる。
それでは、発句が夏、冬だと、季節はどうなのか? はやわかりでも、同季と書いてあるし、私は今まで季節は、発句と同じだと思っていた。
ところが、今回茶目猫さんから、無季でもいいのじゃないかと指摘され、ちょっと調べてみた。
ほかの歌仙を見ると、季節を合わせているのもあるし、合わせていないのもある。
 
これについては、またみなさんの意見をお聞きしたいです。
とりあえず、よりそうように詠むということなので、季節はあわせた方が無難でしょうか。
 
次回の歌仙の発句の〆切りは、3月25日。
 
 

せっかち歌仙・その31発句募集と会合の件

2016年03月04日 | 会合

みなさまへ

なかなか人数がそろわないのですが、3月10日(木)に会合を開きます。

こられる人だけで集まりましょう。

場所 :  燦廚 サングリア    6:00~

  03-3496-3697
        〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町17-10 吉野ビル2F

 

その日までに、あまり日数がないので、発句の〆切りは、3月25日(金)にします。

私は多分その頃は三宅島にいますが、そこで歌仙を巻いていきます。

発句たくさん送ってください。よろしくお願いします。

  

 

 


せっかち歌仙・その31発句募集と反省会の件

2016年03月02日 | お知らせ

みなさまへ

大変ごぶさたしています。
もう3月、春が近づいてきましたね。

もしそろそろ歌仙を始められそうなら、始めましょう。無理なようでしたら、少し延ばします。

できれば、少なくとも6人はそろってから始めたいですね。

もし無理という方がいらっしゃいましたら、コメントでもメールでも送ってください。

発句の〆切りを、反省会に合わせようかと思います。
もし反省会が開けなかったら、発句は発句で募集して、歌仙をスタートします。

以下の日にちで、だいじょうぶな日をお知らせください。

3月10日(木)   ○○

   11日(金)  ○○

   14日(月)  

   15日(火)  ○

   16日(水)  ○