Blog・連句の部屋

みんなで楽しく歌仙を巻きましょう♪

エマノン歌仙・その16の発句

2009年03月13日 | 発句

エマノン歌仙・その16の発句として以下の句が集まり,

白もくれん 水迸る 匂ひせり    茶目猫

が発句に決まりました。3月14日よりスタートします。


<発句>

車窓より 笑ひこぼれる 春の旅 ○

白もくれん 水迸る 匂ひせり     ○○○

子の買ひし 鈴は七色 蝶生る

浅き春 路面電車の あたたかさ

水ぬるむ 浅瀬伝いて 鷺一羽    ○

早う咲け 彼岸も近し 庭のボケ ○


せっかち歌仙・その20「雪代の巻」

2009年03月08日 | せっかち歌仙
       
参加者=少艶・晩菊・逐電・長者巻・紅蓮・茶目猫・良流娯

発句.....雪代に 和する水車の 子守歌    少艶      
脇句......風は光りて 嬉しき香り  晩菊   
3...........卒園の 子は証書ごと 抱き取られ 逐電
4........結ばれた手を 振り子の様に 長者巻
5(月)..北方の 湖面を照らす 寒の月 紅蓮
6............声深々と 蒼き狼   茶目猫
(初折裏)
7............待ち望む 眠れる獅子を この国に 良流娯
8............上がりがたきは凧と支持率  逐  
9............叶わねど 尚燃え残る 思慕の念  晩  
10...........焼け棒杭に 火がつくことも  少   
11...........出会ひけり 大きな栗の 木の下で  茶    
12...........運動会は ビデオ片手に 紅    
13(月)..佇みて 月影に見る 過ぎし時  長  
14...........拉致問題に 微かな希望  良    
15..........目に見えぬ 檻から放たる 朱鷺いかに  少   
16..........行きつ戻りつ 霞隠れて  晩   
17(花)..花の雨 午後風妻は 父兄会  逐 
18..........海猫渡る 荒海を越え   長  
(名残折表)
19..........それぞれに 出発の時 迎えたり  紅   
20..........スーツの衿に 朝日を留めて  茶    
21..........仕送りを 終えこれからは 我が為に  良   
22..........手当が増えて はずむ妾宅   逐   
23..........帰りしな 又も遣らずの 雨が降る  晩    
24..........傘はなくとも 遊びに行かん  少    
25..........名刹の 局の間にて 投扇興 茶   
26..........フラを踊りて 生き生きシニア  紅   
27..........指の腹 くびれをなぞり 深層へ  長   
28..........良き音もとめ 笛と格闘  良   
29(月)..どどんどん 月が出た出た 山峡に  少   
30..........紅葉はらはら 手振りよろしく  晩    
(名残折裏)
31..........令嬢の 出自論じて 新走り  逐    
32..........たおやかな舞 かそけき香り  長   
33..........氷上に ライバルがいて 燃え上がる 紅    
34..........野火を走らせ 告げたき思ひ  茶    
35(花)..またきっと 逢はんと誓ふ 花のもと  良   
36..........静かに軋る午後のふらここ 逐

<2009年2月18日~4月8日>

エマノン歌仙・反省会

2009年03月07日 | 会合

エマノン歌仙・その15「茸狩の巻」の反省会がありました。

渋谷「もへい」に少艶、晩菊、多摩のO脚、長者巻、良流娯、紅蓮の6名が集まりました。

エマノン歌仙・その15「茸狩の巻」

反省会でなおした方がいいと指摘されたところは、以下のようになおしました。
異議のある場合は、コメント欄かメールを送ってください。


脇句  手柄照らすな → 手柄照らせよ

5   夏浅し → 梅雨晴れや

6   地蔵の供に  蝦蟇が鎮座す



<反省会の写真>

 

  

<二次会>