Blog・連句の部屋

みんなで楽しく歌仙を巻きましょう♪

せっかち歌仙・その23満尾

2013年03月30日 | お知らせ
本日、せっかち歌仙巻き終わりました。
みなみなさま、ごくろうさまでした。

明日からちょっと広島に、孫のめんどうを見に行くので、ちょっと急がせて、すみません。
キズがあったり、なおったり、でも楽しかったです。

今回、この連句のブログを見ている人が、一日最多で84人というときがあって、ちょっと驚きました。
その後また減って、だいたい20人から30人くらいの方が見てくれているようです。

帰ってきてから、打ち上げをどうするか決めましょう。
次回は夏の巻なので、6月頃、スタートしようと思っています。

せっかち歌仙その23・麺麭二斤の巻 

2013年03月18日 | せっかち歌仙
       
参加者=茶目猫・逐電・晩菊・良流娯・紅蓮・長者巻

発句.....春一番 提げて重たき 麺麭二斤    茶目猫     
脇句.....  日永の卓に子を叱る声   逐電      
3...........卒園の 悦び胸に 迫り来て   晩菊    
4...........成長ありや と己に問う    良流娯    
5(月)...月明かし 行く方向を 見定めぬ   紅蓮   
6............金木犀の 花匂いけり   長者巻    
(初折裏)
7............住職が馬の足となる村芝居 逐  
8............小町娘の 忠治に沸いて   茶     
9............楽しみは 追っかけ人の 置き土産   良     
10...........心こもりし 紅の薔薇 晩     
11...........花園に腰巻お仙再来す   長        
12...........時は過ぎても 血が騒ぎたつ   紅    
13(月)..踊り明かす 月出て月の 沈むまで   茶  
14...........踏む大足に鳴かぬこおろぎ 逐    
15..........明け方の 静けさ増して そぞろ寒 晩   
16..........多摩川沿いに 人々の群れ   紅   
17(花)..目を病みて 車窓より見ん 花の昼 良 
18..........初音ミクらも囀り競う 長   
(名残折表)
19..........子の嘘に笑む春愁の令夫人 逐   
20..........だまし騙され いづれが上手(うわて) 茶    
21.........下手(へた)すると アベノミクスも ちと怖い 晩   
22..........大忙しの デイトレーダー 良   
23..........泡はぜて 凍てる路地裏 星ひとつ 長    
24..........ちょっと寄ってと 呼び止められて   紅    
25..........くゆらして 紫煙奈落の 匂ひせり 茶   
26..........我が火の国は掘れば湯の出る 逐   
27..........温めた 想いは何時か 彼のひとに 晩   
28..........もう手遅れと そっと呟く 良   
29(月)..月をほめのち無沙汰わび長電話 逐  
30..........赤き送り火 ふる里の宵 長    
(名残折裏)
31..........旧き友 秋刀魚肴に 酌み交わす   紅   
32..........三陸の海 一面の凪 茶   
33..........金色の 飛行機雲に 足をとめ 良    
34..........春夕焼けを 暫し楽しむ 晩    
35(花)..正門の 枝垂れ桜に 迎えられ 長   
36..........風かがやきて 子ら駆け回る  紅

<2013 年3月18日~3月30
日>

せっかちその23・発句

2013年03月16日 | 発句
せっかち歌仙参加者は、以下の句の中から、1~2句よいと思う句を選んで、3月18日までに紅蓮までお知らせください。
今回、少しの間入院する人がいたり、孫の子守でしばらく広島に行く人いたりですが、それなりに進めて行きます。


春一番 提げて重たき 麺麭二斤  ○○    

北窓を 開けて人形 飾りけり  ○     

紙風船 みんなどこかへ 行つたきり ○  

春寒や 息吹きかける 両の手に  ○

巻き上がる 砂塵万丈 春嵐  ○○

雪解けの 水とうとうと 流れゆく ○

春の雲 抜けて向かいぬ 北国へ

胴太の 楽器つるされ 朧なる

連句の打ち上げ

2013年03月01日 | 会合
昨日の打ち上げは、一次会を「うのさと」、二次会は鹿児島のお店「さつま」に行きました。




今回の一番大きな反省は、私が順番を考えるときに、茶目猫さんに、月を2回、さらに花もあててしまったこと。

ここで、あらためて、歌仙の順番について書きます。これからは、まちがっている時には指摘してください。

参加者(今回は6人)が、まず一巡した後は、最初に長句を詠んだ人は、次には短句。また次は長句、短句。となるように順番を決めます。

1,2,3,4,5,6,のあとは、6人の場合、2,1,4,3,6,5。
その後は、また最初の順番にもどります。

さらに、2回の花と、3回の月が1人の人に重ならないように、重なっている人は、ちょっと順番を前後に変えます。
としたつもりが、まちがってしまいました。すみません。

あと、もう一つだけ句の反省がでました。

良流娯さんの
19  美し空に  という表現は、あまりないのではないか。という意見がでました。
うつくしいと読むなら、「美しき空」として、「に」をとる?

また、今日調べたら、美しは「うまし」と読んで、「すばらしいと賛美する気持ちを表す。よい。すばらしい。」というような意味があるようです。
けれど、1字足りないので、「美しい」などするのかしら?
良流娯さん、どうしましょうか?

次回の歌仙は春で巻きます。