昨日は、渋谷の燦廚( サングリア)で反省会があった。
出席者は、長者巻、山八訪、茶目猫 紅蓮 の4人
ブログを調べたところ、最近では、歌仙は年に3-4回巻いているが、反省会は年2回ペースである。
連句の反省ももちろんするし、みんなの近況を聞くのもこのときだけなので、大事な時間だと思っている。
昨日は、最近巻き終わったことでもあるし、主に、「赤とんぼの巻」の反省をした。
★ 風、鳥がけっこうひんぱんに出てくる。でも、それは、もともと歌とは、花鳥風月の世界を詠むことが多いので、多少はそういう傾向になるものだけど、個々の判断で。
★ 切れ字は発句以外は、なるべく使わないことを確認。
★ 月の前に秋を出すと、秋の月しか詠めなくなる。たまにはそれもいいけど、他の時期の月も詠めるようにした方がいいかな。
★ 36句の挙句は、35句が花のため、一応季節は春を詠むのが望ましい。けど、最後はすばやく、軽く仕上げるのも大事なので、必ずしも春じゃなくてもいいことに。
以上の反省点を元に、歌仙を多少変えました。
11 はつ秋の風さんおうちはどこですか 山 (切れ字のやを「の」に変えた)
22 鳥の鳴き声田に遊ぶ風 茶 → 畦に早くも白い軽トラ(鳥がひんぱんに出てくるため)
それ以外の話では、連衆によって、好きな言葉がある。
昨日話題に出たのは、多摩のO脚は「車窓」ということばが好きだという話で盛り上がった。
それぞれに好きな言葉はあるものである。
それと、俳句の季節は、今の時期に40日足したものになるそうである。今は10月20日頃だとすると、40日足せば、12月1日頃になって、冬になる。
つまり40日の時差が、季語にはあるので、どうも季節がしっくりこないことがある。けど、それが俳句の世界ですね。
ホームページは、三宅島にいってから作りかえます。
そして、次の歌仙は11月半ばから後半にかけて、スタートしましょう。